もしもし検定過去問:第二十六問「電話での伝え方」

更新日:2022.04.27スタッフブログ

携帯電話の画面をメガネをずらして確認する男性

「もしもし検定の過去問を電話代行サービス(株)のオペレーターが解説」のコラム、第二十六回目となります。
先日、弊社のスタッフが通称もしもし検定、電話応対技能検定2級への受験を行いました。結果に関しましてはめでたく合格をしたようで、なんとも喜ばしいことです。過去問を紹介する前に、この上位級について紹介したいと思います。

これまで紹介した3級の問題区分は

  1. 「日本語」
  2. 「コミュニケーションツール」
  3. 「電話応対」
  4. 「マナー」
  5. 「法的知識」

となります。これは以前紹介させて頂いたかと思います。
では、上位級である2級からはどうなるかと言いますと、

  1. 「日本語」
  2. 「コミュニケーションツール」
  3. 「カウンセリング」
  4. 「メディエーション」
  5. 「マナー」
  6. 「電話応対」
  7. 「アサーション」
  8. 「法的知識」

です。追加されるのは「カウンセリング」「メディエーション」「アサーション」です。聴いたことのない言葉も含まれますが、どんな問題がでるのでしょうか。今後、2級の問題の中で紹介できたらと考えています。
(紹介しましたので、リンクを追加しています)

では、今回の第二十六問の問題はこちら

▼もしもし検定の過去問題26

設問

お客様へ下記のアドレスを電話で伝える時の伝え方です。間違っている言い方を、次の中から1つ選びなさい。

jtua-telecom@mbs.sphere.ne.jp

( j :1)tua( - :2)telecom( @ :3)mbs( . :4)sphere.ne.jp

  1. 1は小文字のジャパンのJと言う。
  2. 2はアンダーバーと言う。
  3. 3はアットマークと言う。
  4. 4はドットと言う。

公益財団法人電信電話ユーザー協会(編)(2013年)
『電話応対技能検定(もしもし検定)3・4級公式問題集』(日本経済新聞出版社)

問題へのアプローチを解説

電話応対の中で難しいとして挙げられるのが、こういった言葉の綴りを紹介する時です。日本人の場合には漢字があり、どのような漢字を使っているのか、それを電話だけで伝えるのも困難です。なぜなら、漢字の知識によって伝えることが可能かどうか決まるからです。伝えようとしている漢字自体を知らないことがあるからです。しかし、今回はメールアドレスで、英字と記号の組み合わせしかありません。それぞれにどのような名称がついているのか、しっかり覚えれば問題となることもないでしょう。

もしもし検定の解答

正解:2

電話代行のオペレーターによる徹底解説

アプローチでも書きましたが、英字や記号に様々な呼び名がついているわけではありません。しっかりと呼び名を覚えるだけで対応できるかと思いますので、是非とも覚えて下さい。今回間違っているのは選択肢2になります。

アンダーバーというのは「 _ 」こちらのような記号のことを呼び、その名前の通り下線とも言われます。選択肢2の正解はハイフンとなります。他にも紹介をさせて頂きますと「:」はコロン「;」がセミコロン「’」はクォーテーション「”」がダブルクォーテーションです。

基本的な部分は学校などで習いますので、今更だとは思いますが、どの時代の学校を卒業したかによって、習わなかったり習ったりしているはずです。メールを利用する世代の若い世代は「@」アットマークをもちろん習うかと思いますが、メールもなかった上の世代ともなると、まるっきり習っていない可能性があります。記号などは一度自分の知識を試す意味でもよいので、改めて目を通してみることも必要です。

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