PHSの「070」番号を侵食する携帯電話番号
2013.04.10 更新日:2022.04.22スタッフブログ「090」「080」番号は、なくなっていくかも?
「070」番号というのは、携帯電話とは異なり、大きな分類としてPHSへの割り当て番号となっていました。ところが、今年の11月から「070」番号を携帯電話でも利用できるようにすると、総務省が通達を出したのです。その背景には言うまでもありませんが、携帯電話契約者数の増加があるかと思います。
総務省の調べによりますと、平成23年度末において携帯電話の契約者数が1億2,821万件(前年度比7.3%増)に上るそうです。つまり、このままの伸び率ではいずれ現在利用している「090」「080」番号では足りなくなるという懸念があるからです。
複数台持ちが当たり前?
しかし、上記で延べた数字において、興味深い結果が出ていることに皆さんはお気付きでしょうか。
- 平成23年度末において1億2,821万件
- 日本の総人口は平成23年の調査で1億2779万9千人
つまり、総人口以上の携帯電話が契約されているということです。当然、総人口の中には赤ちゃんから、子ども、老人などなど居るわけです。電話番号が足りなくなっている理由の多くは、複数携帯を持ち、使い分けをしている人がいるからに他ならない訳です。実際、外回りなどを行う社員は、企業から携帯電話を支給されることもあります。
複数持ちを否定するつもりもありません。用途などによって持ち分けることは当然便利を優先するひとつの手法でもあります。しかし、遠い未来。電話番号の不足が深刻化してくる時代には、そんなことが贅沢のひとつになってるかもしれません。何とも最後の締めの話が、SFチック過ぎてしまいましたが、この辺で。
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