コインパーキングの料金表示はどうやって見る?
更新日:2023.08.28スタッフブログ本日も主要お取引先様からお聞きしたお話をしたいと思います。皆様は、コインパーキングの料金表示が、予想より高くて驚かれたことはないでしょうか。その金額になった計算方法が分からないケースも、多少はあるかと思います。そこで今回は、コインパーキング料金表示に関する疑問に答えるために、最大料金の仕組みや計算方法についてご説明します。
コインパーキングの料金の仕組み
最大料金とは?
コインパーキングの最大料金とは、駐車した時に請求される利用料金の限度額です。そのため、利用金額が最大料金に達したら、その後は駐車料金を加算されないと思っても仕方ないかもしれません。
しかし、多くの駐車場では最大料金が適用される時間には、ある一定の条件がつけられています。たとえば、「入庫から24時間以内」という具合です。この場合、24時間を超えた時点からは時間ごとの料金が加算されていきます。
ですから、最大料金の表示があったら条件の確認は欠かせません。また、適用条件が24時間以内の時は、2日目も最大料金が適用されるとは考えない方が無難でしょう。
料金の計算方法
次の通りに料金設定されている場合、2日間(48時間)駐車した時の利用金額は最大料金が適用される範囲によって変化します。
- 利用料金「1時間100円」
- 最大料金「1000円」
- 条件「入庫から24時間以内」
たとえば、最大料金の条件が1日目しか適用されない駐車場では、以下の通りに計算されます。最初の24時間は1000円、残りの24時間は100円×24=2400円になります。つまり利用料金の合計は、1000円+2400円=3400円という計算になるわけです。
昼と夜とで違う料金
コインパーキングによっては、昼と夜とで料金設定が異なる場合があります。その結果、昼と夜の時間帯をまたいで利用すると単純計算はできません。利用料金が次の通りに設定されている駐車場を考えてみます。
- 利用料金「1時間100円」
- 昼間の最大料金「9時から21時まで1000円」
- 夜間の最大料金「21時から翌朝9時まで500円」
(最大料金は、最初の12時間のみ適用)
ここに朝7時から翌朝7時まで駐車すると、まず朝7時から9時までが100円×2=200円になります。次に、9時から21時までは最大料金が適用されるため1000円です。ただし、21時から翌朝7時までは最大料金が適用されず100円×10=1000円と計算されます。つまり合計は、200円+1000円+1000円=2200円になるわけです。
コインパーキングは、いろいろな料金設定があります。また条件によって計算方法が変わりますから、しっかり確認することをおすすめします。
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