営業電話を上手に断るコツと例文|会社対応マニュアル
更新日:2026.04.17 / 公開日:2018.02.02スタッフブログ , 秘書代行 , 電話代行
営業電話で毎回、大切な時間を奪われていませんか?仕事の手を止めて出た電話が営業だった——。そんな経験による小さなストレスの積み重ねは、業務効率に大きく影響します。対応の仕方ひとつで、以下の3点は劇的に変わります。
- 時間効率(無駄な時間をカット)
- ストレス(不快なやり取りを最小限に)
- 再架電の有無(二度とかかってこない確実な拒絶)
本記事では、営業電話を上手に・短く・確実に断るコツと、そのまま使える例文を分かりやすく解説します。
営業電話を断れない理由と判断基準

まずは、営業電話が長引いてしまう理由と、迷わず判断するための基準を整理しておきましょう。
営業電話を断れない理由
営業電話が長引いてしまう背景には、いくつかの共通した理由があります。
- 失礼になりたくないという心理
- 判断基準があいまい
- 相手のペースに巻き込まれる
特に「とりあえず話を聞く」という対応は、主導権を相手に渡してしまう原因になります。その結果、会話が長引いたり、後日また同じ営業の電話に対応することになるケースも少なくありません。
営業電話を断る判断基準
営業電話では、「必要かどうか」ではなく「今必要かどうか」で判断することが重要です。
- 必要性がない → 即断る
- 判断できない → 保留にする
- 有益な可能性 → 別対応
また、「会社として営業はお断りしています」と伝えることで、個人の判断ではなくルールとして対応でき、迷いがなくなります。
営業電話を上手に断るコツ【実践テクニック】
ここからは、営業電話を短時間で終わらせるための具体的な対応方法を紹介します。
コツ①:結論ファーストで話す
営業電話では「結論→理由」の順で話すことが重要です。「必要ありません」と先に伝えることで、会話を長引かせずに済みます。
コツ②:可能性を一切残さない
営業は少しの可能性にも反応します。「検討します」「またタイミングがあれば」といった表現は、再架電の原因になります。
コツ③:態度は柔らかく、内容は強く
丁寧な言い方を保ちつつも、結論ははっきり伝えることで、無駄なやり取りを防げます。
コツ④:最初に主導権を握る
「恐れ入りますが、どういったご用件でしょうか?」と先に聞くことで、無駄な前置きを減らせます。
NGなお断りワード
- 検討します
- またタイミングがあれば
- 今は大丈夫です
これらは相手に期待を持たせてしまい、再架電の原因になります。
営業電話の断り方例文【ケース別】

■基本パターン
「申し訳ありませんが、そのようなサービスの利用予定はございません。」
「現在必要ありませんので、お断りいたします。」
■感じよく断る
「恐れ入りますが、今回は見送らせていただきます。」
「申し訳ありませんが、現在は必要としておりません。」
■しつこい営業への対応
「以前もお断りしておりますので、今後のご連絡は不要です。」
「恐れ入りますが、今後の営業のお電話はご遠慮ください。」
■担当者不在・社長宛
「担当者は不在ですが、営業の取次ぎは行っておりません。」
「社内ルールにより営業のご案内は一律お断りしています。」
■強引な営業への対応
「必要な場合はこちらからご連絡いたします。」
「申し訳ありませんが、ご案内は不要ですので失礼いたします。」
FAQ(よくある疑問)

営業電話の対応では、「これでいいのかな?」と迷う場面も多いと思います。ここでは、よくある疑問について実務目線で分かりやすく解説します。
Q1:営業電話で「営業ですか?」と聞くべき?
A:確認したくなる場面もありますが、あえて聞く必要はありません。この一言が会話のきっかけになってしまい、営業トークに入られることも少なくありません。「恐れ入りますが、どういったご用件でしょうか?」と先に主導権を取る方が、結果的にスムーズに対応できます。
Q2:やんわり断る方が印象は良い?
A:一般的には丁寧に対応した方が良いと考えられがちです。しかし、曖昧な断り方は相手に「まだ可能性がある」と受け取られやすく、結果として再度電話がかかってくるケースが増えてしまいます。丁寧さは大切にしつつも、結論ははっきり伝える方が、お互いにとって負担の少ない対応になります。
Q3:担当者不在で断るのはアリ?
A:よく使われる対応ですが、それだけだと少し弱いです。「不在です」だけだと、「ではまた改めて」となり、再架電される可能性が高くなります。
「営業の取次ぎはしておりません」とあわせて伝えることで、不要なやり取りを減らすことができます。
Q4:個人事業主でも同じ対応でいい?
A:個人の場合でも考え方は同じです。むしろ一人で対応する分、営業電話に時間を取られてしまうと負担が大きくなりやすい傾向があります。必要のない営業は早めに切り分けることで、業務効率も大きく変わってきます。
Q5:新人でも失礼にならない?
A:最初は少し不安に感じますよね。ただ、「会社として営業はお断りしています」といった伝え方であれば、失礼になることはありません。
むしろ、対応が統一されている方が、相手にも安心感を与えられます。
Q6:営業を断るのは失礼ではない?
A:気を遣ってしまう方も多いですが、問題ありません。大切なのは断り方で、曖昧に引き延ばすよりも、丁寧に結論を伝える方が、結果的に相手の時間も無駄にしません。誠実に、でもはっきり伝えることがポイントです。
Q7:マニュアル化するべき?
A:現場ではマニュアル化しているケースも多いです。対応を統一することで、判断に迷う場面が減り、対応のバラつきも防げます。
- 判断が不要になる
- 対応がブレない
- ストレスが減る
結果的に、業務全体の効率も上がりやすくなります。
まとめ:営業電話は「上手に断る=守る力」
営業電話は、対応を間違えると何度も繰り返し時間を奪われます。だからこそ重要なのは、
- 迷わない判断
- 明確な断り
- 会社としての対応
この3つを徹底することです。とはいえ、営業電話の対応自体が負担になっている場合は、対応方法だけで解決しきれないこともあります。
そのような場合は、電話代行サービスを活用して一次対応を任せるという方法もあります。営業電話を受ける段階で切り分けることで、不要な対応そのものを減らすことができます。
「上手に断る」だけでなく、「そもそも受けない仕組みをつくる」という視点もあわせて検討してみてください。
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