新社会人のマナー教育に必須!安全なSNS利用法

2019.12.12ビジネス豆知識

インターネットが発達する中で、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)が私たちの生活に深く根付きました。しかし、そのSNSが問題で会社に損害を与える事例が後を絶ちません。無用な損害を招かないためにも、SNS運用のマナーについては、新社会人の段階でしっかりと理解しておくことが必要です。今回は、新社会人などの若者を中心に、社会人が守るべきSNSのマナーをご紹介します。

SNS

SNSでの炎上事例は後を絶たない

個人・会社を問わず、SNSでの「炎上」事例は後を絶ちません。飲食チェーン店でアルバイトスタッフが店内の備品を使って遊んでいる様子がTwitterやInstagramで拡散された事例や、会社の公式アカウントでの差別的・侮辱的発言によってトップが謝罪した事例など、例を挙げるとキリがありません。

SNSは便利なビジネスツールとして世界中に普及しました。最近では、インターネット関連の会社でなくともSNSから得られる情報を活用して事業を行っています。しかし、SNSの普及にともない、SNSによる炎上被害もまた拡大しているのです。

なぜSNSによる炎上は減らないのか

ここで疑問に感じるのが、「なぜSNSによる炎上は減らないのか」という点です。これだけ失敗事例が蓄積されているにもかかわらず、毎年新しい炎上事例が現れるのはなぜなのでしょうか。

最大の原因は、「SNSの運用マナーを知らない方が多い」ことにあります。これは若者も年配者も関係ありません。むしろ炎上事例は若者のほうが多いくらいです。生まれた時からインターネットが身近にあり、SNSも当たり前に利用している世代だからこそ「マナー」や「使い方」を考えることなく成長してしまったのかもしれません。

社会人になると、炎上は個人の責任だけに収まりません。会社や組織など、自分の属しているコミュニティに矛先が向きます。それを防ぐためにも、今すぐにSNSの使い方を学ばなければなりません。

個人アカウントでSNSを運用する際のマナー

今の時代、多くの方が個人アカウントでSNSを運用しています。会社の公式アカウントと比べると自由に運用できるのが魅力ですが、安全にSNSを使うためにも覚えておきたいマナーがいくつか存在します。

個人情報は安易に載せない

SNS運用でもっとも危険なのが個人情報の管理です。TwitterやFacebook・Instagramを見ていると、安易に個人情報を載せてしまっている方が多く見られます。

SNSで自分の友達とのみつながっていると忘れがちですが、SNSは全世界に情報を発信するのを前提としてつくられています。個人情報を見て何とも思わない方がいる一方で、悪用しようとする方がいることも忘れてはいけません。

名前や住所・電話番号などの直接的な個人情報を載せるのも危険ですが、写真を載せる際も注意しましょう。写真にはいろいろな情報が含まれています。例えば、電柱に住所が記載されているケースや、お店の位置関係から写真が撮られた場所を割り出せるケースも少なくありません。

怖いのは、これが誰にでもできてしまう点です。個人情報の拡散による被害を防ぐためにも、SNS上に安易に個人情報を載せないのが大切です。

見た人が不快に思う投稿をしない

SNSでのつぶやきや投稿は、必ず誰かが見ています。不特定多数の方か知り合いかの違いはあるものの、基本的にご自分の投稿は人目にさらされているという意識を持ちましょう。

SNS上に何かを投稿する際は、それを見た方が不快に思わない投稿を心がけましょう。特に、差別的・侮辱的・恣意的な発言などは控えるのが大切です。これらの発言を含む投稿は、思いがけない争いを招くことがあります。炎上の火種をつくらないためにも、投稿前にご自分の発言を確認しましょう。

著作権や肖像権に注意

私たちが普段読んでいる本や聴いている曲に著作権があるのと同じく、SNS上に投稿された写真やソフトなどにも著作権や肖像権といった権利が存在します。他人の著作物を利用したい場合やどこかに転載したい場合は、必ず投稿者の許可を取りましょう。

著作権や肖像権に反した使用は、民事で損害賠償を請求される可能性もあります。お金や信用などを失いかねないため、著作物の取り扱いには注意を払いましょう。

拡散する際は内容をしっかりと確認する

SNSにおける「拡散」行為は、SNSを使ううえでのメイン機能といっても過言ではありません。Twitterなら「いいね」や「リツイート」、Facebookなら「いいね」や「シェア」、Instagramなら「いいね」が当てはまります。

しかし、SNSで拡散をする際は、必ずその内容を精査しなければなりません。先日、飲食チェーン店での「バイトテロ」行為が問題となった時、Twitter上で「安易に拡散した人も処罰すべきではないか」という声があがりました。会社側がそれに同調することはありませんでしたが、拡散内容によっては特定の相手をおとしめる可能性があります。

実際に「Twitterのリツイートが名誉棄損にあたる」とした判例もあります。ある投稿を拡散する場合は、その内容の真偽がはっきりしているか、特定の相手の評判を傷つけるものでないかなどを確認する必要があります。

安易に添付URLにアクセスしない

SNS上には、さまざまな外部サイトへ誘導するURLが貼られています。しかし、それらのURLに安易にアクセスしてはいけません。中には、悪質な勧誘サイトへ誘導するものや、ウイルスに感染させるものもあるためです。

「友達から送られてきたURLだから大丈夫」と妄信することなく、URLに少しでも違和感を覚えたら開かないのが大切です。

会社の公式SNSを運用する際のマナー

現在、会社によってはSNS運用専門の部署があるケースや、いわゆる「中の人」が存在するケースも少なくありません。

個人アカウントでSNSを利用するのとは違い、会社の公式アカウントを運用する場合は、それに即したマナーや使い方が求められます。

SNS運用の目的を考える

会社の公式アカウントを運用する場合、もっとも大切なのが「運用目的を決めること」です。SNSを通じた新規顧客の獲得や既存顧客との関係強化、SNSによる新たな窓口の追加など、何が目的なのかによっても運用方法は変わります。

運用前に、まずはどういった目的でアカウントをつくるのか話し合っておきましょう。

運用ルールの制定

会社が運用しているSNSでは、社員の不注意によって炎上することがあります。個人のアカウントと会社のアカウントを混同して投稿してしまったケースや、明らかに不適切な投稿をして炎上したケースなどが有名です。

上記の事例は、公式アカウントの管理は会社内の端末でのみ行う、投稿をする際は担当者の事前確認を受ける、などの運用ルールが定められていれば防げたはずです。

公式アカウントを運用する場合は、投稿に関するルールや一般ユーザーに対する返答の有無、アカウントの管理方法など、運用ルールをしっかりと制定しておく必要があります。

ミスには素早く誠実に対応

会社のアカウントとはいえ、個人が担当している以上何かしらのミスは起きます。大切なのは、ミスが起きた後にどう対応するかです。

会社の炎上が長引いたケースでは、必ずといって良いほどミス直後の初動対応に失敗しています。ミスの内容をしっかりと把握し、顧客に対する説明と適切な謝罪ができれば、必要以上に炎上することはないでしょう。

見て見ぬふりをして忘れてもらおうとせず、誠意を持った対応をすることが大切です。

直接的な売り込みをしすぎない

企業が公式アカウントを運用する最大のメリットは、ユーザーと直接コミュニケーションが取れるという点にあります。しかし、商品の宣伝やアンケートばかりでは、コミュニケーションどころではなくなってしまいます。

宣伝をしっかりと読んでもらうためにも、日ごろの投稿ではユーザーとの関係性を築くことに重点を置くのが大切です。ユーザーに愛されるアカウントになれるよう、工夫しながら運用していきましょう。

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