スマートウォッチはマナー違反?

2019.10.08ビジネス豆知識
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腕時計型の「スマートウォッチ」というデバイスをご存知でしょうか?多くの機能がまとめられており、腕時計代わりに身に付けているビジネスパーソンも少なくありません。一方で、ビジネスにおけるスマートウォッチの着用をマナー違反とする声もあります。こちらでは、ビジネスにおけるスマートウォッチのメリットや、考えるべきマナーについてお話しします。

スマートウォッチ

腕時計の代わりになりつつあるスマートウォッチ

スマートウォッチとは、腕時計の様に腕に巻き付けて使用する小さなデバイスの総称です。大半のスマートウォッチは、スマートフォンと連携して利用します。腕時計としての機能はもちろんのこと、さまざまな機能を利用できることから普及が進んでいるデバイスのひとつです。

腕時計の様に時間を確認する機能は、当然ながらスマートウォッチでも利用できます。メールの受信確認、電話の発着信など、スマートフォンアプリとの連携機能も豊富です。歩数計測や心拍数管理など、ユーザーのヘルスケアに関する機能も利用できます。

単純に機能面を比較すると、スマートウォッチは腕時計よりはるかに多機能です。外観に関しては、ディスプレイが搭載されていることから一般的な腕時計とは一線を画しています。腕時計以上にスマートウォッチのデザインを好んでいる方も少なくありません。

スタイリッシュな外観と機能性から、スマートウォッチは腕時計の代わりとして浸透しつつあります。また、一般的なスマートウォッチは、高級ブランドの腕時計と比較するとはるかに安価です。近年は、一部の高級腕時計ブランドがスマートウォッチを開発する動きも見られています。

スマートウォッチをビジネスで使うメリット

上述したとおり、スマートウォッチは多くの機能がコンパクトにまとまったデバイスです。仕事中にスマートウォッチを身に付けている方も少なくありません。スマートウォッチをビジネスで使うメリットをいくつかご紹介します。

メール・SNSを確認できる

スマートウォッチの代表的な機能がメールを確認できる機能です。メールの内容はスマートウォッチのディスプレイ上に表示されるため、メールが来るたびにスマートフォンを取り出す必要はありません。スマートフォンを見るのがはばかられるシーンでもメールを確認できるのは大きなメリットです。

さらに、一部のスマートウォッチは単体での返信機能にも対応しています。設定済みの定型文を利用すれば、スピーディーに返信可能です。モデルによっては、音声で任意の文章を作成する機能にも対応しています。

SNSからの通知もメールと同様にスマートウォッチで確認可能です。近年は、マーケティングの目的でSNSをビジネス利用するケースも少なくありません。SNSをビジネスで頻繁に利用する方にとっては、スマートウォッチで通知を確認できるメリットは大きいでしょう。

電話の着信を確認できる

スマートフォンと同期されている場合、スマートフォンへの着信がスマートウォッチ上に表示されます。肌に密着しているデバイスがバイブレーションで通知するため、着信の見逃しがありません。緊急を要する着信にも確実に気づくことができます。

スマートウォッチのモデルによっては、単体での通話も可能です。相手の声はスマートウォッチの内臓スピーカーから流れ、こちらの声は内蔵マイクによって集音されます。歩きながら電話を受けた時などに便利な機能です。

健康管理にも役立つ

忙しいビジネスパーソンや業務上座っている時間が長いビジネスパーソンにとっては、ヘルスケア機能が役立つかもしれません。

歩数や心拍数などから、その時点での消費カロリーの概算が表示されます。スマートフォンにインストールした各ヘルスケアアプリとの連動も可能です。ランニングやウォーキングなど、日常的な運動を心がけている方にとっては、強い味方になります。

ユーザーの状態を管理しながら、運動や休憩を促す機能も見逃せません。例えば、心拍数が高い状態が続いていると「深呼吸をしましょう」といった表示が出ます。長時間、運動している様子が見られない場合は、「立ち上がって少し体を動かしましょう」といった表示が出ます。デスクワークが中心で運動習慣がない方にとっては、便利な機能といえるでしょう。

スマートウォッチはマナー違反?

非常に便利なスマートウォッチですが、一方でビジネスにおけるスマートウォッチの着用をマナー違反とするとらえ方もあるようです。上述した様なビジネスでの有用性が認められているのにも関わらず、マナー違反ととらえられてしまうのはなぜでしょうか?

ひとつの理由として、定着度の問題が挙げられます。普及が進んでいるとはいえ、ビジネスではスマートウォッチよりも腕時計を身に付ける文化が根強く残っているのは事実。特に、電子デバイスへの親しみがない世代にとっては、違和感があるかもしれません。

もうひとつは、「光る」「音がなる」「バイブレーション」するといった電子デバイスならではの性質でしょう。仮に会議中などに光ったり、音がなったりすると、目立ってしまいそうです。もちろん、設定でこうした機能をあらかじめオフにしておくこともできます。

もうひとつの理由として考えられるのは、スマートウォッチの外観ではないでしょうか。スタイリッシュな見た目とはいえ、ビジネススタイルにマッチするとは必ずしもいえません。身だしなみにシビアな現場であれば、スマートウォッチよりも腕時計のほうが好ましいケースがあります。

外観の印象に関しては、バンドを交換することで変えることも可能です。多くのスマートウォッチは純正でラバー製のバンドが付属していますが、別売りのバンドにも対応しています。シックな革製のバンドに好感すれば、ビジネスでも問題なく通用するほど大きく印象が変わるかもしれません。

上述したとおり、ビジネスにおけるスマートウォッチの印象については世代間で差があります。マナー違反とする意見がある以上、そちらに配慮しなければならないことは事実ですが、「まったく気にならない」「むしろ、高級腕時計より印象が良い」という声も少なくありません。これから利用者が増えていけば、ビジネスにおけるスマートウォッチの立ち位置も少しずつ変わっていくでしょう。

スマートウォッチがマナー違反と見なされがちな場面

見た目の印象に気を付けるべき場面では、スマートウォッチの着用を控えるべきかもしれません。スマートウォッチがマナー違反と見なされがちな場面を具体的にご紹介します。

面接

面接では、身だしなみも評価されます。面接を受ける立場として腕時計の着用は必須ではありませんが、スマートウォッチの着用については賛否両論あるようです。面接では採用がかかっていますので、印象を悪くしかねない要素は排除しておくのが無難といえるでしょう。

営業

営業においても、訪問先によってはスマートウォッチの着用がマナー違反と見なされやすいと考えられています。一方で、上述した機能を考えるとスマートウォッチは営業の方にこそおすすめのアイテムです。与える印象についてシビアに考えるのであれば、訪問先によって腕時計とスマートウォッチを付け替えるのもひとつの方法です。新しいものが好きな訪問先であれば、スマートウォッチをきっかけに話がはずむことも考えられます。

ビジネスでは古くからアナログの機械式時計がふさわしいとされていました。普及して間もないスマートウォッチに関して賛否両論があるのは自然なことかもしれません。強いこだわりがない限り、シチュエーションに応じてケースバイケースで身に着けることをおすすめします。

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