部署内のリモート格差を解消しよう!

2021.06.29 更新日:2021.09.24スタッフブログ

働き方改革の一環として、また新型コロナ感染拡大の防止策としてリモートワークを取り入れている企業が増えています。しかし、同じ企業内でも、リモートワークできる部署とできない部署などがあり、「リモート格差」という言葉が生まれるなど深刻な事態になっています。社内の不平不満をなくすためには、どのような対処法があるのでしょうか。今回は、なぜ部署内でリモート格差が起きてしまうのかを考えながら、リモート格差を解消する方法などについてご紹介します。

リモートミーティングをしている男性

リモートワークとは?

リモートワークとは、オフィス以外の場所で遠隔で業務を行う働き方です。情報通信技術の発達により、自宅やコワーキングスペース、カフェなど、さまざまな場所で作業を行えるようになったことで広まりました。

「テレワーク」も同様にオフィス外で働く労働形態のことを指しますが、リモートワークは主にIT業界やフリーランスの間で使われることが多いようです。厚生労働省はテレワークを「情報通信技術(ICT)を使った時間や場所を有効活用できる柔軟な働き方」と定義していますが、リモートワークにはそこまで明確な定義はありません。オフィス以外で行う仕事全般という認識が一般的なようです。

リモートワークを取り入れやすい職種

リモートワークを取り入れやすい職種の条件は、現場に行く必要がないことが第一条件です。接客や店舗販売など、その場にいないと業務をこなせない職種はリモートワークには向きません。また、リモートワークの問題点として、仕事ぶりを目視確認できないところが挙げられます。そのため、成果が明確で評価しやすい職種がリモートワークに向いているといえるでしょう。こちらでは、リモートワークに向いている業種をいくつかご紹介します。

エンジニア・プログラマー

システム開発やプログラムの作成など、パソコンとインターネット環境さえあればどこでも作業が可能なITエンジニア・プログラマーなどはリモートワークに向いています。打ち合わせなど、ほかの社員とコミュニケーションを取らなくてはいけない場面では、ビデオチャットなどのコミュニケーション手段を確保する必要があります。ただし、サーバーメンテナンスなど、現場での仕事が必要とされる職種の場合は向きません。

デザイナー

基本的に1人で制作し、成果物が明確なデザイナーはリモートワーク向きの職種といえるでしょう。打ち合わせなどでコミュニケーションを取る必要がありますが、ビデオチャットやメールで済むこともあります。ただし自身のデザインセンスや経験が必要な仕事なので、デザイナーの仕事を始めたばかりの人には難しいかもしれません。

カスタマーサポート

顧客からの問い合わせ対応など、顧客と直接対面する必要のない職種もリモートワークに向いています。特にインターネットショップなどのECサイトのカスタマーサポートは、基本的にメールでやりとりするため、リモートワークで募集する企業もあるようです。

リモート格差とは?

リモートワークできる職種もあれば、エッセンシャルワーカーなど、どうしても現場でしか仕事ができない職種もあります。また、リモートワークができる職種だとしても、社員全員がリモートワークをしているという企業は少ないのが現状です。同じ部署内でも、リモートワークできる人とできない人に分かれてしまうことで生まれる不公平感を「リモート格差」といいます。では、リモートワークできる人できない人、それぞれどんなことに不公平を感じているのでしょうか。

リモートワーク中に感じる不公平感

光熱費や通信費

自宅でリモートワークする場合、インターネット環境などが必要になります。インターネット環境が整っていなかった場合、導入にはかなりの負担がかかってしまうでしょう。また、ずっと家にいることになるので、電気代などの光熱費も増えてしまいます。会社から手当が出るとしても、金額が割に合わなかった場合は不公平さを感じてしまうでしょう。

コミュニケーション不足

リモートワーク中はどうしてもコミュニケーションが取りづらくなってしまうため、情報共有の面で不安や不満が出ることがあります。部署内でリモートワークをしている人が少ない場合は、自分だけ取り残されてしまっているような疎外感を受けてしまうこともあるでしょう。

評価が不安

リモートワーク中は上司や同僚の目が届かない分、仕事をさぼっていると思われていないかと不安になることもあるでしょう。オフィス勤務している人の方がいい評価を得ているのではないか、と不公平に感じてしまうかもしれません。

オフィス勤務中に感じる不公平感

リモートワーク中の人のサポート

オフィス勤務の場合、リモートワーク中の人にかかってきた電話の取り次ぎや伝達などが手間になり、不満を感じてしまうことが多いようです。同じオフィスで働いていればすぐに伝えられることでも、リモートワーク中だった場合かなり手間になってしまいます。リモートワーク導入後、オフィスの仕事が増えてしまったと感じる人もいるでしょう。

出勤・通勤時間

リモートワークのメリットのひとつは、出勤する手間や通勤時間が省けることです。しかし、オフィス勤務する人にとってはうらやましいことであり、不公平に感じてしまうことのひとつです。職場が遠いなど、通勤に時間がかかる人はなおさら不満を抱いていることでしょう。

上司や同僚の目が届かないこと

オフィス勤務の場合、常に上司や同僚に見られているという意識が働き、仕事に専念できます。しかし、周りの目があるため気が抜けず、多少の息苦しさを感じてしまうこともあるでしょう。リモートワークの人はそれがないため、「自分はこんなに頑張っているのに、リモートワークの人はさぼっているのではないか」と不信感を抱いてしまうこともあるかもしれません。

リモート格差を解消する方法

部署内にリモートワークする人とオフィス勤務を余儀なくされる人がいる場合、それぞれの不満や不信感が募り、職場の人間関係が悪くなってしまう可能性があります。そうならないためにも、早急なリモート格差の解消が求められます

部署内の情報共有の徹底

リモートワーク導入後は、これまで以上に徹底した情報共有が必要になります。部署内、またはチーム内での情報共有の仕方を見つめなおし、改めてみましょう。また、仕事に必要な資料などはクラウド上に保存するなどして、オンラインでだれでも見られるようにしておく必要があります。

明確なルール設定

社員それぞれのスケジュールや仕事の進歩状況の把握など、オープンにしておくことが必要です。また、オフィスで勤務する人だけが評価されるようなことがないよう、評価方法や基準についても定めておく必要があります。

社員全員の意識改革

職場にリモートワークに対する偏見や妬みがある場合は、まずはそれを変えていく必要があります。リモートワークを導入した経緯や、リモートワークが必要な事情がある人がいることなどをしっかり説明し、理解を得るようにしましょう。企業もまた、介護や育児、体調不良で出勤が困難な人など、それぞれの事情に理解を示し、みんなが働きやすい環境を作る必要があるといえます。

リモートワーク導入後に陥りがちな「リモート格差」の解消法などをご紹介しました。リモートワーク制度を導入したとはいえ、同じ部署内でも仕事内容によってリモートワークできる人とできない人が出てくることは仕方のないことです。リモートワーク導入を検討している場合、双方の不満を解消し、社員全員が気持ちよく働ける環境を作ることが求められます。まずは、社員みんながお互いの事情を尊重し合い、助け合えるように意識改革からはじめてみましょう。

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