入社式におけるマナーなどを紹介
更新日:2022.05.06スタッフブログ新卒のみなさんにとって、社会人としての門出となる入社式。「何を準備すればいいのか分からない」「どんな流れで行われるの?」と不安を感じている方も多いかもしれません。今回は、入社式で準備するもの、当日の流れ、また懇親会で気をつけたいことをご紹介します。社会人としてのマナーはこの時すでに問われることを自覚して、式に臨んで下さい。
入社式は社会人の大事な一歩
入社式で用意するもの
直前で「あれがない、これがない」と慌てないためにも、必要な持ちものがあるかどうか確認しておきましょう。
・身元証明書と卒業証明書
身元証明書と卒業証明書が必要なケースもあります。身元証明書は基本的に、ふたりの保証人のサインが必要です。卒業証明書は大学に発行してもらう必要があるため、早めに準備して下さい。
・国民年金手帳
学生でも、20歳になれば年金手帳が発行されます。万が一、年金手帳を紛失した場合は、年金事務所に再発行手続きを申請して下さい。
・筆記用具とメモ帳
入社式では、何かしらの連絡事項があるかもしれません。後になって、「誰かに聞こう」という姿勢はあまりよくありません。しっかりとメモを取ることもまた、ビジネスマナーの基本でもありますので、気を引き締めて出席して下さい。
・ファイル
下記で説明しますが、入社式当日には複数の書類を配られますので、折り目がつかないようにファイルを持参し、そこに入れるようにしましょう。A4用紙が余裕をもって入るサイズが理想です。
入社式当日に受け取るもの
入社式では、以下の様な書類が配られるのが一般的です。配られる書類について簡単にまとめましたので、参考にして下さい。
・就業規則
会社の就業規則には、労働時間や残業、給料などに関するルールが記載されています。実際に働く前からきちんと目を通しておくことが大切です。
・シャチハタの印鑑
シャチハタといっても、会社から提供された印鑑は仕事で使う大切な道具です。決してなくさない様に大事に保管しておいて下さい。
・入社辞令書
入社辞令書は本来、配属先になる部署のみの記載です。しかし、配属先が研修終了後に決まるという会社もあるでしょう。その場合、社員として雇用する旨だけが記されています。
・研修用紙一式
入社後の研修で使われる教材一式が配られます。あらかじめ目を通しておくことで、研修内容もスムーズに覚えられるでしょう。
入社式の流れ
入社式で予定されている項目は、どの会社でもそう大きく変わるところはありません。基本的には、以下の様な流れで進行します。
- 社長のあいさつ
- 辞令交付
- 新入社員の答辞
- 記念写真撮影
まず、社長や役員のあいさつからはじまるのが基本です。会社理念や方針、社員としての心構えなどを説いてくれます。言葉のひとつひとつが激励であり、教訓だと思って、しっかりと耳を傾けましょう。
「辞令交付」では、新入社員ひとり一人の名前が呼ばれ、辞令書をわたされます。人数が多い場合は、代表者を決めてその人が受け取ることもあります。名前を呼ばれる場合は、しっかりと大きな声で返事をするのが基本。若者らしい、フレッシュで活気ある姿を印象付けて下さい。
新入社員のあいさつも、入社式では欠かせないイベントのひとつ。どんなことを話すのか事前にまとめておく様にしましょう。ただし、人数が多ければ代表者があいさつ役を務めることになります。
最後に、社長や役員らを交えての記念撮影で、入社式は終了です。写真を撮る時は、肩の力を抜いてリラックスしましょう。ただし、決してふざけた態度は見せず、社会人としての真面目な態度を貫いて下さい。
以上が基本的な流れになりますが、細かな内容は企業によって異なります。入社式の案内書には当日行われる内容が記載されているはずです。事前に目を通しておく様にしましょう。
入社式後の懇親会で気をつけること
会社によっては、入社式の後に懇親会が開かれる場合もあります。お酒が入る席だけに、同期との交流の場でついはめを外してしまうかもしれません。懇親会は入社式の一環として行われているので、しっかりマナーを守って参加しましょう。
・学生気分は厳禁
もう学生ではありません。決して学生のノリでなく、社会人としての振る舞いを心がけて下さい。懇親会で踏み外した言動を取れば、その印象が後々まで付きまとい、社内でよからぬ評価をされるかもしれません。楽しみたい気持ちより、新入社員としてどうあるべきかを大切にして、同期や先輩社員、上司との懇談を楽しみましょう。
・積極的に交流をしよう
一般的に、懇親会は立食形式で行われます。その際は、積極的に動いて自分から他者との交流を図りましょう。一緒に入社した同期は、今後助けたり、助けられたりする仲間。ここで生まれた関係性が、仕事で困った時の支えとなるでしょう。「コミュニケーションが苦手」という方こそ、この場を利用して動くべきかもしれません。ぜひ勇気を出して踏み出して下さい。
今回は、入社式で必要な持ちものや配られるもの、基本的な流れと懇親会で気をつけることなどについてご紹介しました。入社式から、新社会人としての人生がはじまります。学生だった頃の気分から抜け出して、1日でもはやく仕事や職場の雰囲気に慣れる様に頑張って下さい。
最新記事 by 電話代行サービス株式会社広報部 (全て見る)
- 法学検定とは|資格取得のメリットと試験概要 - 2024年10月14日
- 取引先との忘年会!気をつけておきたいお金とマナー - 2024年10月11日
- 勤労感謝の日に考える社員のメンタルヘルスケアの方法 - 2024年10月9日