もしもし検定過去問:一服千考「聞き間違いを起こしやすい言い方」
更新日:2022.04.27スタッフブログこんにちは。毎週2回の更新を続けております。「もしもし検定の過去問を電話代行サービス(株)のオペレーターが解説」のコラムです。今回は過去問題から離れて一服千考にて『電話応対技能検定(もしもし検定)3・4級公式問題集』の中で設けられている「ワンポイントアドバイス」を紹介させて頂きたいと思います。
一服千考(イップクセンコウ)というのは、ひとつのことを突き詰めて考えるよりも、一服して頭を切り替えた方が良い案が浮かぶものという意味合いがある四字熟語になります。四字熟語を使ってはいますが、特別に好きと言うわけではありません。たまたま、一服千考という言葉を見つけましたので、これはちょうど良いということで使わせて頂いた次第です。
それでは、本題に入りたいと思います。
▼聞き間違いを起こしやすい言い方
話ごしでは、どちらにもとれるような言い方をしないのが鉄則です。
紛らわしい言い方 適切な言い方もしくは確認方法 4(し)と7(しち) 4(よん)、7(なな) 2日(ふつか)と20日(はつか) 20日(にじゅうにち)、曜日とあわせて確認「2日の月曜日ですね」 「千(せん)と」「二千(にせん)」 二千(ふたせん) 「3ダース」と「半ダース」 具体的な数字で確認「半ダース、6個でよろしいですか」 アルファベット 単語で確認「textのt、paperのpですね」 公益財団法人電信電話ユーザー協会(編)(2013年)
『電話応対技能検定(もしもし検定)3・4級公式問題集』(日本経済新聞出版社)
電話代行のオペレーターによる解説
弊社「電話代行サービス(株)」でも、聞き間違いを起こしやすい言葉には注意をしております。とは言え、上記はもしもし検定のワンポイントアドバイスとして用いられている内容で、弊社の対応表ではありませんので、ご注意頂ければと思います。
この中で特に注意が必要なのがアルファベットです。特に最近では、商品や製品名、様々な所にアルファベットを使うことが多くなりました。また、専門用語なども略語や略字などでアルファベットを多用する傾向があります。特に最近では、連絡のやりとりに利用するのが電話からメールアドレスへと移ってきており、電話口でメールアドレスを伝えたりすることも多々存在します。そういう時には、上記で示したように間違いがないようにしっかりと伝えるように心がけましょう。
この時の注意点としては、どうしても確認しながらの対応となるので終わるまで時間がかかってしまいます。そのため、一文字ずつ確認を取るのではなく、一度全てを聞き終えてから確認をするようにするのも受け手側の手立てです。
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