育休・産休を取得した同僚への挨拶のマナー

2019.10.14スタッフブログ
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働く女性の社会進出に欠かせない制度のひとつである育休や産休。昔から、「日本は育休や産休が取りづらい」といわれてきましたが、働く女性が増える中で少しずつ育休や産休の取得率も上がっている様です。

職場の同僚が育休や産休に入る際、無言で見送るのは気が引けます。メールやメッセージカードなどで、お祝いの気持ちを伝える方も多いでしょう。今回は、育休や産休を取得した同僚への挨拶のマナーをご紹介します。

赤子の手

 

メッセージを送る際の注意点

出産や子育てには何があるか分かりません。子どもが無事に生まれてすくすく成長するのが理想ですが、各家庭で異なる悩みを抱えていることも少なくありません。そのため、育休や産休を取得した女性の心や体は、とてもデリケートになっています。

メッセージを送る際は、相手の体を気使った差し障りのない言葉をかけるのが無難です。そこで、育休や産休を取得した女性にメッセージを送る際の注意点についてご紹介します。

 

メッセージを送るタイミングはケースバイケース

同僚が育休や産休を取得したことが分かった時、どのタイミングでメッセージを送るか悩むかもしれません。特に、相手とあまり接点がない場合、タイミングを間違えると伝えられないまま時間が経ってしまいます。

まず、今後相手と会う機会がない場合は、育休や産休に入る前に伝えるのが無難です。相手の女性は、子育てに対する不安だけでなく、仕事に穴をあけることも心配しているかもしれません。「仕事は大丈夫だから体に気をつけてね」と声をかけるだけで、女性の気持ちは軽くなるでしょう。

同僚や友達など、今後も会う機会がある場合は、育休や産休に入ってから声をかけるのも良いでしょう。相手の体調次第では、お土産を持って自宅に伺い、相手の話を聞くだけでも心休まる時間になるはずです。

 

生まれてくる子に過度な期待を寄せない

出産を控えた女性は、期待と不安の中で闘っています。そんな時にかけられる子どもへの過度な期待は、大きなプレッシャーになります。精神的に追い詰められてしまうかもしれません。

出産を控えた女性にメッセージを送る場合は、生まれてくる子への過度な期待は口にせず、女性の体をいたわる様な言葉をかけましょう。特に、「〇〇な子を産んで下さいね」というフレーズはおすすめしません。

 

子どもの性別にも触れないほうが無難

赤ちゃんの性別についても、人によっては触れられたくないかもしれません。「元気な男の子」「かわいい女の子」などの表現は、ついつい使ってしまいがちですが、お祝いの時は赤ちゃんの性別に触れないほうが良いでしょう。

 

縁起の悪い言葉は避ける

日本には、お祝いの時には避けるべき「忌み言葉」という縁起の悪い言葉があります。懐妊や出産時は、「流れる」「落ちる」「消える」「切る」「絶える」「なくなる」などが縁起の悪い言葉とされています。メッセージを送る際は、上記の様な忌み言葉を使わない様に注意しましょう。

 

育休や産休後に復帰しやすくなるひとことを添える

育休や産休を取得する場合、一定期間後の復職を想定していることも少なくありません。その場合は、仕事に復帰しやすくなる様なひとことを添えましょう。

「仕事が気掛かりかもしれませんが、皆でフォローできる様がんばります」「復帰後にお会いできるのを楽しみにしています」などがおすすめです。

 

メッセージが長くなりすぎない様にする

育休や産休に入る方に向けて、職場の同僚と寄せ書きを送ることもあるでしょう。メッセージが長すぎると、相手がプレッシャーに感じる可能性もあるため、なるべく短い文章で気持ちを伝えましょう。

また、色紙やメッセージカードの色に対する印象も人それぞれです。誤解を招かない様、シンプルな色遣いにするのがおすすめです。

 

上司が育休や産休に入る場合のメッセージ例

普段お世話になっている会社の上司や先輩が育休や産休に入る場合、失礼のない様に言葉を選びたいところです。

 

メッセージ例文

「〇〇さん、おめでとうございます。いつも大変お世話になっております。〇〇さんにご指導いただいたことを活かし、産休後には成長した姿をお見せできる様がんばっていきます。産休中は、どうぞお体にお気をつけてお過ごし下さい。お仕事に復帰された際は、ぜひまたご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。」

上司や先輩に向けたメッセージは、「今までありがとうございました」という気持ちと、「産休中は体に気をつけて下さい」「復帰後はまたよろしくお願いします」という3点を伝えると、分かりやすい文章になります。

また、相手が役職のある上司なら「部長」や「課長」など、役職名で呼ぶのが一般的です。「ご自愛下さい」「ご指導ご鞭撻」など、より相手を敬う表現に言い換えると良いでしょう。

 

同僚が育休や産休に入る場合のメッセージ例

会社の同僚が育休や産休に入る場合、上司とは異なりもう少しくだけた表現を使ってもいいかもしれません。

 

メッセージ例文

「〇〇さん、おめでとうございます。産休直前までの引き継ぎ、お疲れさまでした!私が引き継いだ分の仕事は責任持って進めていくので、安心して体を休めて下さい。復帰後は、また一緒にランチでも行きましょう!その時に赤ちゃんのことも色々聞かせて下さいね。」

育休や産休に入る方は、仕事に穴をあけないために直前まで引き継ぎ作業をしているケースも少なくありません。あなた自身が同僚から仕事の引き継ぎを受けていることもあるでしょう。引き継いだ仕事についてしっかりと進めていく意思を見せることで、相手も安心するはずです。また、上司や先輩より近い関係なら、復帰後の関係にも触れておくと喜ばれます。

 

後輩や部下が育休や産休に入る場合のメッセージ例

後輩や部下は、先輩に仕事を任せて育休や産休に入ることに引け目を感じているかもしれません。後輩や部下に送るメッセージは、その不安を取り除くことを最優先に考えましょう。

 

メッセージ例文

「〇〇さん、おめでとう!産休直前までお仕事がんばっている姿は、私も励みになりました。産休中はお仕事のことを忘れて、赤ちゃんと自分のことを最優先に考えてね。戻ってきたら、また私がフォローするから一緒にがんばろうね。何か辛いことがあったらいつでも連絡下さい。」

先輩に仕事を任せて産休に入ることを不安に感じている後輩には、「大丈夫だから自分のことを考えて」と伝えることが大切です。また、「いつでも連絡していいからね」と伝えることで、妊娠・出産・子育てに関する相手の不安を和らげられます。

 

取引先の方が育休や産休に入る場合のメッセージ例

同僚ではありませんが、取引先の方が育休や産休に入る場合、担当者であるあなたのところにも連絡が来るはずです。「産休中の業務は弊社の▲▲が引き継ぎますので、よろしくお願いいたします」と連絡が来た場合、どう返信するのが失礼にならないのでしょうか。

 

メッセージ例文

「〇〇様、いつも大変お世話になっております。ご懐妊、本当におめでとうございます。お忙しい中ご連絡いただきまして、誠にありがとうございます。引き継ぎの件につきましても、▲▲様とやり取りさせていただきます。大変な時期が続くとは思いますが、どうぞお体ご自愛下さい。またお仕事をご一緒できる日を楽しみにお待ちしております。」

仕事上の取り引き相手ということで、失礼のない言葉を選びましょう。つつがなく引き継ぎを行うことで、相手を安心させることが大切です。「復帰後にまた一緒にお仕事をしたい」という気持ちも伝えておくと、より印象は良くなります。出産や育児には何があるか分かりません。だからこそ、メッセージを送る際は優しい言葉を贈りましょう。

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