クッション言葉って何?代表的なフレーズを活用シーン別に紹介

2017.03.15 更新日:2022.08.19スタッフブログ

クッション言葉の代表的なフレーズ紹介

皆さんは、クッション言葉をご存じでしょうか。例えば相手と話す際、コミュニケーションを円滑にするために「恐縮ですが」や「せっかくですが」など、前置きの言葉を使うこともあるでしょう。これらの前置きの言葉をクッション言葉といいます。この記事ではシーン別に代表的なクッション言葉を紹介するとともに、注意点も解説するので、役立ててください

クッション言葉とは?

クッション言葉とは?

クッション言葉とは、コミュニケーションをスムーズに行うために前置きして使う言葉です。ビジネス枕詞(まくらことば)とも呼ばれます。話の本題に入る際、そのまま相手に伝えるときつい印象を与えたり不快感を与えてしまう場合がありますが、その際にクッション言葉を添えるとやわらかく伝えることができます。

相手に何かを依頼する場合や逆に断らなければならない場合、言いにくいことを伝える場合などにクッション言葉を使うと、相手への思いやりや配慮の気持ちが伝わり、話しにくいことも話しやすくなります。

ビジネスでは対面はもちろんのこと、電話やメール、チャットなどでコミュニケーションが行われますが、いずれの場合でもクッション言葉はよく使われています。特に営業や電話応対など、対人コミュニケーションの多い職種や部署に就いている、あるいはこれから就くという人は、どのような場合にどのようなクッション言葉を使うといいのかを知っておくといいでしょう。

【活用シーン別】クッション言葉の代表的なフレーズ6選

クッション言葉の代表的なフレーズを、何かを依頼するときや断るとき、人にものを尋ねるときや意義・異論を唱えるとき、改善・修正をしてほしいとき、援助を申し出るときなど、シーン別に紹介します

依頼するとき

取引先や顧客、あるいは上司や同僚に何かを依頼する際に、相手が多忙な場合は「お忙しいところ申し訳ありませんが」や「お忙しい中恐れ入りますが」、「ご多忙中とは存じますが」などのクッション言葉を使います。また相手に手間がかかることを依頼する場合は、「お手数をおかけしますが」や「ご面倒をおかけしますが」、「ご迷惑とは存じますが」なども使いやすいです。

この他「恐縮ですが」や「勝手を申しますが」、「ご足労をおかけしますが」、「ご都合がよろしければ」、「もしよろしければ」、「ご多用中とは存じますが」などのたくさんのクッション言葉があります。場面に応じてクッション言葉を使い分けことで、より自分の気持ちが伝えやすく、相手の印象も良くなるでしょう。

例えば、「ご多忙中とは存じますが、弊社へご足労いただけないでしょうか」、「お手数をおかけしますが、用紙にご記入いただいてご返送いただけないでしょうか」などと使われます。

断るとき

相手からの依頼や誘いなどを断る場合は、相手の気分を害さないか、相手とのこれからの関係が気まずくならないかなど心配になる場面もあるかと思います。こうした場合に、相手の気持ちをうれしく思っていることや、断るのを心苦しく申し訳ないと思っていることを伝えられるクッション言葉として「せっかくのご厚意ですが」や「お気持ちはありがたいのですが」、「誠に申し訳ございませんが」、「身に余るお話ではありますが」などがあります。

また「心苦しいのですが」や「あいにくですが」、「せっかくですが」、「残念ではありますが」、「誠に勝手ながら」、「ご期待に沿えず申し訳ありませんが」などのクッション言葉も使われます。

例えば「せっかくのご厚意ですが、今回は辞退させていただきます」、「誠に申し訳ありませんが、予定が入っていて出られません」、「あいにくですが、部長は出張中です」、「誠に勝手ながら、明日は休業とさせていただきます」などのように使用されることが多いです。

人にものを尋ねるとき

人にものを尋ねるときのクッション言葉としては、「差し支えなければ」や「もしよろしければ」、「失礼ですが」などがよく使われる言葉です。また「ご迷惑でなければ」や「お伺いしたいことがあるのですが」、「お尋ねしてもよろしいでしょうか」、「恐れ入りますが」などの言い方もあります。

例えば「差し支えなければ、昨日の会議の内容を教えていただけないでしょうか」や、「失礼ですが、ご出身はどちらでしょうか」、「ご迷惑でなければ、明日お伺いしたいのですが、ご都合はいかがでしょうか」などのような言い方をします。

異議・異論を唱えるとき

相手の意見に異議や異論を唱えたいときは、相手の心証を損なわないようにするために、「申し上げにくいのですが」や「失礼を承知で申し上げますが」、「申し上げにくいのですが」などのクッション言葉が使われます。

他に「僭越ながら」や「出過ぎたことを申し上げますが」、「おっしゃることは重々承知しておりますが」、「差し出がましいようですが」、「お言葉を返すようですが」なども一般的です。

例えば「申し上げにくいのですが、その件は先方に連絡済みです」や、「差し出がましいようですが、前者より後者のほうが好印象を与えると思います」、「失礼を承知で申し上げますが、その考え方は適切とは思えません」といった言い方をします。

改善・修正をしてほしいとき

相手に改善・修正をしてほしい場合、「説明が十分でなかったかもしれませんが」や「言葉が足りなかったかもしれませんが」、「私どもの説明不足だったかもしれませんが」などと、こちらにも非がある可能性を伝える表現が使われます。他にも「説明が足りず失礼いたしました」、「言葉足らずで失礼いたしました」などと言います。

例えば「説明が十分でなかったかもしれませんが、Aの場合はBの場合よりも納品に時間がかかります」といった表現が適切です。

援助を申し出るとき

相手への援助を申し出る場合には「私にできることがあれば」や「もしよろしければ」、「お力になれることがあれば」など、押しつけがましくならないように控えめな表現が用いられます。他にも「差し支えなければ」や「ご迷惑でなければ」などの言い方があります。

例えば「私にできることがあれば、遠慮なくおっしゃってください」や、「もしよろしければ、お手伝いさせてください」といった使いほうがいいでしょう。

クッション言葉を使うときの注意点

クッション言葉の注意点

コミュニケーションを円滑にするクッション言葉ですが、使う場合に注意すべき点があります。

一点目は、多用し過ぎると気持ちが込められていないような白々しい印象を与えてしまうことです。例えば「申し訳ございません」という言葉をどのような場面でも使ってしまうと、本来の謝罪の言葉としての重みがなくなってしまいます。

二点目はクッション言葉を効果的に使うには、感情を込めて使うことです。機械的にクッション言葉を使っても感情が込められていなければ、形式的に言っているだけと受け取られる可能性があります。言葉だけでなく、表情や口調も重要になります。

三点目は、シーンに合った適切なクッション言葉を使うことです。同じようなシーンでも、相手が比較的身近な上司の場合なら「すみませんが」が適切でも、取引先の担当者には「誠に申し訳ございませんが」という言い方が適しています。相手に応じて適切なクッション言葉を使うことが大事です。

適切なクッション言葉でコミュニケーションを円滑に

適切なクッション言葉

クッション言葉は相手への気遣いを伝えることによって、コミュニケーションを円滑にするものです。社会人としてビジネスだけでなく、地域などさまざまな場面で周囲との友好関係を構築するうえで重要な言葉です。クッション言葉を場面に応じて適切に使い分けることによって、周囲の人との良好な関係を築いていきましょう。

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