世界各国のユニークな仕事9選

2020.03.05ビジネス豆知識
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独立開業する場合、どんなビジネスを始めるか決まりはありません。いち早く会社を軌道に乗せようと考えるなら、すでに多数の同業他社がある業種でなく、これまで見られなかったジャンルで起業するのも選択肢のひとつです。競争相手が少ないなか需要が高まれば、ビジネスを成功に導けるかもしれません。そこで今回は、アイデアを生み出すヒントとして国内外に存在する面白いビジネスをご紹介します。

地球儀

教育関係のユニークな海外ビジネス

海外でも日本と同じく教育分野には高い関心が向けられ、ユニークなビジネスがいくつも展開しています。

教科書のレンタルサービス

多くの家庭において、教育費の問題は避けて通れません。海外でも、「お金がない」のは学生にとって大きな悩みの種です。

学生が勉強に励むことは大切ですが、学生時代には学業以外にもいろいろ関心が向かい費用がかかります。教科書を始めとする教材費や授業料は決して安くはなく、他の活動にもお金を使いたい学生には大きな負担になっています。

教材関係の出費をできるだけ抑えたい学生に応えたビジネスが、アメリカのカリフォルニア州で生まれた教科書のレンタルサービスです。教科書を定価の半値以下でレンタルし、学生の心をつかんだとの話です。

日本でもいろいろな分野に興味をもつ学生は多いため、同様のビジネスが通用しても不思議ではないといわれています。

教育状況の評価・分析

子どもの将来を考えた時、たいていの親を悩ませるテーマが進路の問題です。この課題の解決には、民間企業による教育状況の評価・分析サービスが役立っています。

サービスの対象は、小・中・高・大学生を問いません。依頼があれば、いずれの教育機関についても調査を実施します。親の要望に応じて企業はさまざまなアンケートを作成し、集計・分析の結果をフィードバックしています。

調査の目的は進路関係にとどまらず、いじめや不登校関係の調査、保護者向けに示される学校案内の評価、職場環境の分析まで多彩です。通学する生徒たちが学校や教員をどう評価しているかなども分かり、進路決定への貢献度は大きいといわれています。

このサービスでは第三者機関が学校組織を評価するため、日本で導入すれば学校教育の底上げにつながるのではないかとも期待されています。

学生向けの荷物保管サービス

アメリカで、学生の生活スタイルをふまえ登場したビジネススタイルが荷物の保管サービスです。

アメリカの学生は、学校が長期休みに入ると引っ越すケースがよく見られます。荷物を運び出す手順は、人それぞれ同じではありません。学生によっては、少しでも早く荷物を移動したいと考える場合もあるでしょう。

家具や生活雑貨を住まいとは別の場所に仮置きしたい場合に利用されるのが、荷物保管サービスです。荷物を預かる期間は1カ月、値段はサイズにより月ごとに9~28ドルほどかかります。

日本では学生に限らず年に数回の引っ越しシーズンがあるので、同様のサービスは十分に需要を見込めるといわれています。

一見すると風変わりなスモールビジネス

一見しただけでは風変わりと思えるビジネスも、シチュエーションによっては大いに人助けになっています。

飲み過ぎたら「二日酔いヘルパー」

二日酔いヘルパーが力を発揮するシチュエーションは、誰かが飲み過ぎて二日酔いに苦しんでいる時です。

もともと、このサービスはアメリカのコロラド州ボールダーで始められました。アメリカは自宅でホームパーティーを開くことが多く、翌日まで二日酔いで動けなくなるケースも少なからず起きています。

その際、日常生活への復帰をサポートしてくれるサービスが二日酔いヘルパーです。電話で援助を求めるとヘルパーが朝食と飲み物をもって自宅を訪問し、依頼者の部屋の掃除まで手伝ってくれます。

日本はアメリカと異なりホームパーティーの習慣はありませんが、会社の飲み会の後、二日酔いが辛い時にはヘルパーのサービスがあると非常に助かるかもしれません。

ストレス発散には「八つ当たりどころ」

たくさんストレスがたまった時でも、自宅や仕事場で思う存分にストレス発散するのは難しいと考えられます。そんな欲求不満に着目したサービスが「八つ当たりどころ」です。

多くの方は、どれほど自制していてもストレスのあまり何かを壁に投げつけたくなった経験があるでしょう。人によっては、怒りを抑えきれずお気に入りの食器を投げてしまい後悔したことがあるかもしれません。

八つ当たりどころは、そんな思いをヒントに発想されました。会社は東京にあり、訪問客はコンクリートの壁に食器を思い切り投げつけストレス発散できます。食器は自分で持ち込まなくても現地で購入可能であり、お気に入りを投げる心配はありません。

多くのストレスを抱える地域は日本だけでなく、このビジネスは海外でも成功する可能性があると評価されています。

不衛生な寝室は「ベッド・バグ・バリアー」で防虫

「ベッド・バグ・バリアー」は、寝室にダニや南京虫が発生する不衛生なシチュエーションで安眠をもたらしてくれる器具です。

仕事関係や家族旅行で海外に行った時、いつでも衛生管理の行き届いたホテルに宿泊できるとは限りません。寝室に発生したダニや南京虫がベッドに登ってくると、寝ている間に血を吸われる恐れがあります。

そんな危険を防いでくれるアイテムが、ベッド・バグ・バリアーです。ベッドの脚部に装着すると、障壁になって虫をはね返します。出発点は1人の起業家のアイデアですが、結果的に多くの需要を生み出しました。

このケースは、ひとつの発想をきちんと製品に仕上げ成功をつかんだ事例として参考になるでしょう。

他にもアイデアはいろいろ

他には、「駐車スペースのオンライン取引」、「貸しニワトリ屋」、「ワンちゃんどこでもトイレ」などのサービスが見られます。

駐車スペースのオンライン取引

このビジネスは、駐車スペースの所有者と利用希望者をマッチングするサービスです。

自宅に広い土地を持て余している場合、何か有効利用できないか検討しているケースはよく見られます。一方、新しい自宅や仕事場に移った時には、近くに駐車場が見つからず苦労することがあります。

両者のニーズに応えたのが、駐車スペースのオンライン取引です。土地の所有者は駐車場を提供でき、利用者は駐車場探しの手間から解放され、お互いに喜んでいます。日本でも駐車場問題は無縁でなく、多くの需要を見込めると考えられています。

貸しニワトリ屋

「貸しニワトリ屋」は、安全な自家製ニワトリを食べたいと思っている方のために考え出されたビジネスです。

サービスを提供しているのは、アメリカのミシガン州にある小さな会社。自家製ニワトリを食べたいが育てられるか不安という方に向け、ニワトリと飼育に必要なものを貸し出しています。レンタル料は安く、お試し期間に飼育体験できるシステムです。

近年、日本でも食の安全に対する意識は高まっています。ニワトリにどれほど需要を見込めるかは定かではありませんが、安全性の高い食品を提供するサービスは多くの支持を得られる可能性があります。

ワンちゃんどこでもトイレ

「ワンちゃんどこでもトイレ」は、イヌを飼っている方の負担を軽減するため立ち上げられたサービスです。

イヌを飼うとなると、きちんとお世話する必要があり大変です。とくにスペースの限られたマンション暮らしの場合、よくトイレで苦労する事態に見舞われます。仕事が長引いた際には、心配で家路を急ぐことも珍しくありません。

ワンちゃんどこでもトイレでは小型のイヌ用トイレを提供し、飼い主の負担を和らげました。表面は人工芝で覆われ、愛犬が落ち着いて過ごせるデザインです。活動拠点はオーストラリアですが国内にも愛犬家は多いので、同様のビジネスは将来有望かもしれません。

他にも、誰かの支援が必要な時にすぐ援助者を見つけてくれるサービスやパワーポイントを複数人で簡単に共同編集できるサービスが知られています。起業の際には、これらを参考に柔軟な発想で面白いビジネスを考えてみてはいかがでしょうか。

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