職場の飲み会に適した服装のマナーとは?

更新日:2023.08.28ビジネス豆知識

飲み会でお酒を受け取る女性

普段スーツで仕事をしている職場の飲み会。私服で参加する際、どういった服装が適しているのでしょうか。職場の飲み会となると、上司や先輩社員も参加するケースが多いはずです。友達と飲む場合と比べて、TPOをわきまえた服装をしなければなりません。今回は、男女別に職場の飲み会に適した服装マナーをご紹介します

カジュアルすぎる服装は避けるのが無難

「私服OKの飲み会なら、どんな服装でもいいでしょ」と、安易にカジュアルすぎる服装で参加するのは避けましょう。例えば、ジーパンや半ズボン・体のラインが強調される服装などがこれに当てはまります。私服OKの飲み会とはいえ、上司や先輩社員もいることが多いはずです。周りの方の目を考えて服装を選ばなければなりません。あくまで職場の飲み会であるということを忘れないようにしましょう。

スーツでの参加はケースバイケース

わざわざ飲み会のために服装を考えるのが面倒だ」という方は、スーツで参加しようと考えるかもしれません。しかし、スーツでの参加もケースバイケースで検討する必要があります。

例えば、仕事終わりにそのまま飲み会に向かう場合、スーツで参加するのが普通です。しかし、休日の飲み会がある場合は、わざわざスーツを着て参加するのはかえって不自然です。服装を考えるのが面倒だという気持ちは分かりますが、堅苦しくない服装で参加するのが無難です

職場の飲み会の服装選びで心がけるべき点×4

職場の飲み会のために新しい服を買うわけにはいきません。自分の持っている服装でなんとかしたいと思っている方も多いでしょう。そこで、職場の飲み会の服装選びで心がけるべき点を4つご紹介します。家のタンスと見比べながら考えてみてください。

1番大切なのは清潔感

職場の飲み会の服装選びでもっとも重要なのは「清潔感」です。例えば、穴の空いたボロボロのシャツや靴、明らかに洗っていないズボンを穿いた同僚を見たら、あなたはどう思うでしょうか?もちろん、飲み会の服装が社内の評価に直結することはありません。しかし、「この人に今まで通り仕事を振っても大丈夫かな?」と心配になる方も多いでしょう。

また、清潔感を欠いた服装は、周りにいる方を不快な気持ちにします。ボロボロのシャツ1枚で、楽しいはずの飲み会がつまらないものになるかもしれません。男女ともに、服装の清潔感には気を配りましょう。もし、どうしてもその服を着たいなら、飲み会の前にクリーニングに出す、洗濯するなどで、ある程度きれいにしておきましょう。

おしゃれすぎる服装は避けよう

職場の飲み会の場合、おしゃれすぎる服装も避けた方が無難です。最先端のファッションは、同年代の方でも理解できないことが多いはずです。年代の異なる上司や先輩社員には分かってもらえことのほうが多いでしょう。「その服装はなんだ!」といわれてしまうかもしれません。また、「おしゃれは我慢」という言葉がありますが、寒空の下で肩を出す服装のように、周りから心配される服装も避けましょう。

その服装がおしゃれかどうかよりも、清潔感がある服装か、周りから浮いていないかのほうが大切です。

歩きやすい・脱ぎやすい靴を選ぶ

おしゃれは足元から」という言葉がありますが、服装を選ぶ際、靴選びはとても重要です。普段の生活で靴を選ぶ場合は、身長を高く見せる、服と色を合わせるなど、さまざまな視点で靴を選ぶはずです。しかし、職場の飲み会に履いていく靴は、色やデザインよりも「歩きやすくて脱ぎやすい」ことを重視して選びましょう。

典型的なNG例は、ヒールの高い靴や脱ぎにくいブーツなどです。大勢の飲み会では、お座敷に上がることも少なくありません。ブーツの中には脱ぐのに手間取るものも多いため、こういった場面には適していません。また、場合によっては2次会や3次会に移動することもあるでしょう。ヒールの高い靴は歩きづらく、移動にも不便なので選ばないほうが無難です。

おすすめは、ローファーやパンプス・サンダルです。歩きやすく、脱ぐ時も簡単なので手間取ることがありません。また、スニーカーを履いてもいいのか、という点は多くの方が気になるポイントではないでしょうか。歩きやすくて脱ぎやすい靴の代表格ですが、その分履きつぶしている方も少なくありません。きれいな状態なら履いてもかまいませんが、ボロボロなら控えたほうが良いでしょう。

親しみを感じやすい色遣い

職場の飲み会は、仕事仲間と親睦を深めるというのが大きな目的です。そのため、服装も多くの方が親しみを感じられるもの選ぶ必要があります。そこで気を付けたいのが色遣いです。特に白や黒・灰色といったモノトーンで服装をまとめている方が多く見られます。シンプルな点は良いものの、少し地味な印象を与えてしまいます。まずは明るい色をワンポイントだけでも入れることから始め、周りから見て親しみやすい色遣いをするよう心がけましょう。

職場の飲み会に適した服装

最後に、職場の飲み会に適した服装についてご紹介します。

顔の近くに明るい色を入れる

無難な服装を追求した結果、配色をモノトーンでまとめてしまう方は多いのではないでしょうか。その結果、周りに暗い印象を与えてしまうこともあります。特に顔周りに黒や灰色を持ってくると、表情まで暗く見えてしまいます。顔の近くには、できるだけ明るい色を入れましょう。冬はマフラーやストールを明るい色に、夏はシャツを明るめの色に変えるのもおすすめです。

襟付きのシャツもしくはジャケットを着用

職場の飲み会は、あくまでビジネスの延長線上にあるため、ある程度フォーマルな服装が求められます。迷った時は、ビジネスカジュアルで行くのもおすすめです。襟付きのシャツやジャケットを羽織るとかっちりしたイメージになります。ただし、ジャケットを羽織る時はインナーに注意しましょう。胸元がV字に大きく開いたインナーは、カジュアルすぎるためあまりおすすめできません。

小さいバッグを持っていた方がスマート

女性はバッグを持って来ることが多いものの、男性は手ぶらの方もいます。小さいものでもかまわないので、バッグを持っているとスマートに見えます。男性は比較的持ち物が少ないですが、財布や携帯・鍵など必要最低限の持ち物はあるはずです。それらをすべてズボンのポケットに入れて歩く姿は、決してスマートとはいえません。荷物をなくさないためにも、ハンドバッグや小さなメッセンジャーバッグなどに入れて持ち運びましょう。

悪目立ちしない

公の場である職場では「悪い意味で目立たない」ことが大切です。例えば、派手すぎる服装や異性を意識しすぎた服装は、ほかの社員から目を付けられる原因になるかもしれません。飲み会といえどビジネスシーンであることは忘れず、清潔感のある服装を心がけましょう。

体のラインが強調されすぎないものを選ぶ

体にぴったりと密着したニットや、胸元が大きく開いたシャツなどは、カジュアルすぎる印象を与えます。職場の飲み会にはふさわしくありません。体のラインが強調される服は控え、代わりにアクセサリーやメガネなどの小物でおしゃれを演出するのも良いでしょう。

寒さ対策を忘れない

温度の感じ方は人によって異なります。誰かががちょうどいいと思っている室温でも、ほかの方は寒いと感じていることもあります。特に夏場は、外が暑いため店内がクーラーで冷やされていることも少なくありません。周りに暑がりの方が多いと、寒いと言い出しづらいこともあります。寒さ対策としてカーディガンやストールなどを持っていくのがおすすめです。

電話代行サービスの秘書代行

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