コロナ禍で取り入れたい勤務時のファッション

更新日:2023.02.17スタッフブログ

リモートワーク中の女性

なかなか解決の糸口が見えないコロナ禍の影響は、生活スタイルやファッション観にまで及んでいます。全国的に不要な外出が控えられ在宅勤務を取り入れる職場が多くなるなか、勤務時の服装が変わったとの声も増えました。そこで今回は、最近の調査で示された仕事スタイルや服装の変化、テレワークで取り入れたい勤務時のファッションや着用時に注意する必要のあるポイントなどをご紹介します

コロナ禍による仕事スタイルや服装の変化

最近の調査を見ると、コロナ禍の影響で仕事のスタイルや勤務時の服装は変化したとの結果が示されました。

仕事のスタイルの変化

マーケティング事業関係の会社が2021年に発表したアンケート調査によると、コロナ禍の影響で仕事のスタイルが変化したとの回答は半数近くに達しています。アンケートでは、コロナ禍における生活スタイル&ファッション観の変化について調査されました。仕事の変化について聞いた質問では、「変化はなし52%に対し「変化があった」は48%を占めています。

「変化があった」との回答では、「ときどき在宅勤務になった」が9%でトップです。その後は、「休業や自宅待機になった」8%、「残業が減った」7%、「ほぼ在宅勤務になった」6%と続きます。また「時差出勤になった」との声(5%)も聞かれ、多くの職場では仕事のスタイルが何かしら変化したと分かります。

在宅勤務時の服装

コロナ禍で「在宅勤務になった」との回答は、トータルで15%に及びました。さらに「在宅勤務時の服装で当てはまるものは?」との質問については、リラックスした服装がトップになっています。

詳しい内訳は、トップを獲得した「通勤時よりリラックスした服装」が69%でした。これに続き「上下とも動きやすい服装」は27%、「オンライン会議がある時だけきちんとする」は22%です。「通勤時と変わらない」は12%にとどまり、総じて勤務時の服装に関する意識は大きく変化したと理解できます。

新たなファッションも登場

勤務時のファッション観が変化したのに伴い、在宅勤務での使い勝手を考えた新しいファッションも登場しました。例えば、「かっぽう着」をイメージしたデザインの服が実際に登場しています。後ろ開きのワンピースに近い形状であり、上から羽織って背面のスナップボタンを留めるだけで着られます。

全体にゆったりしたサイズ感で、普段着の上から重ね着しても支障ありません。黒色メインの落ち着きのある配色であり、派手な装飾は見られず、仕事着や外出着として問題なく使えます。在宅勤務時に普段着で作業していると、気持ちを仕事モードに切り替えにくいという場合、こうした新しいファッションを試してみてもよいかもしれません

テレワークで取り入れたい勤務ファッション

テレワークでよく取り入れたいといわれる勤務ファッションは、白のシャツやブラウスです。テレビ会議では、明るい色のジャケットやスカーフも重宝します。

オンラインで映える白色

在宅でテレワークする際、とくに服装が問題視されるタイミングはオンラインで会議や商談に参加する時です。ビジネスマナーやカメラ映りを考えた場合、白のシャツやブラウスがおすすめできます。一般的に、家のなかでテレワークする場所には自分の部屋が選ばれています。十分なカメラ設備があるとは限りません。

高性能のカメラや十分なライティング環境を望めないのであれば、カメラ映りをよくするのに白のシャツやブラウスが有効です。白い生地がレフ板の役割を果たし、画面を明るくするのに効果を発揮します。白色は清潔感があるので、ビジネスマナーの点でも印象を悪くする心配はないと考えられます。

明るい色のジャケットも好印象

白シャツと合わせ、明るい色のジャケットをはおるのも、印象を良くする効果が期待できます。室内の光量が少ない状況でオンライン会議などに参加すると、画面上の姿は本来より暗めになる可能性があります。これまでの感覚で黒や紺のスーツを着ると、明るい印象を与えるのは難しいかもしれません。

そんな時、明るい色のジャケットは見た目の印象を変えるのに効果的です。日差しや部屋の電灯の光が不十分でも、ジャケットの色が明るくなると、画面全体の印象もよくなる場合が多いといわれています。ビジネスマナーを考慮するなら、派手なものは避け、適度な明るさの色を選ぶとよいでしょう。

首元のアクセントにスカーフ

オシャレを意識するなら、スカーフは首元のアクセントとして使えるアイテムです。在宅でのテレワークは、職場で仕事する時に比べると見た目を気にせずに済むと考えられます。人によっては、知らないうちにオシャレへの意識が低下していることもあります。

それでもオンライン画面にはオシャレな姿で映りたいと考える場合、スカーフを使う方法がおすすめです。薄い布1枚を首元に着用するだけであり、大きな手間はかかりません。スカーフの巻き方を工夫すれば、テレワーク中のオシャレ度を高められるでしょう。

着用時に注意したいポイント

テレワーク時、衣類の着用時に注意したい主なポイントは「不快感を与えない」「信頼感を得られる」「自分の身を守れる」の3点です。

不快感を与えない

在宅で働く場合も、大切なお客様や取引先に不快感を与える服装は好ましくありません。通常、自宅はプライベート空間であり、在宅時にくつろげる環境が整っています。衣類も同様であり、普段着は仕事着ほど堅苦しくないタイプが大半を占めます。

テレワーク時に、仕事の効率を高めるため、少しでもリラックスできる格好で作業しようと考えるのは問題ないでしょう。ただ、職場と違い、周囲の目がないとしても過度にラフなスタイルはマナー違反とされることがあります。だらしなく清潔感のない服装は、オンライン上で他の参加者を不快にする恐れがあるため、着用を避けたほうが良いでしょう。

信頼感を得られる

在宅によるテレワークで普段着を着用するとしても、信頼感を意識する姿勢は大切です。在宅勤務中、仕事の関係者とオンラインで面会する予定があると、朝から何を着ればよいか迷うかもしれません。その際の判断基準として、信頼感を得られるかどうかについて考えてみましょう。

仕事上の信頼感を考慮する場合、職場でのイメージを崩さない服装が適切です。ビジネスマナーを意識するあまり違和感のある格好をしていると、かえって不審に思われる可能性があります。テレワーク時に普段着の選び方で悩んだ時は、自分に見合った服を着ることがよいといえます。

自分の身を守れる

自宅でも常に快適な室内環境で働けるとは限らないため、健康面で自分の身を守れる服装を選ぶことも重要です。仕事中にエアコンを使用する際、家族と一緒に暮らしていれば周りへ配慮した温度設定が欠かせません。生活費を節約するうえでも、できるだけ使用を控える傾向が見られます。

作業スペースが適温でない場合、終日にわたって暑さや寒さに耐えながら仕事することも。我慢しすぎると、健康を害する恐れがあります。少しでも体への負担を減らすには、衣類で調整する必要があるでしょう。

よく体に馴染んだ普段着で勤務するとリラックスしやすく、作業効率の向上を期待できます。とはいえ、衣類の選び方を間違えると信頼感の低下や体調不良を招くリスクも伴います。在宅でテレワークするメリットを活かすなら、どんな服を着用するとよいか、適切に選択する心がけが不可欠です。

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