秋にふさわしいオフィスカジュアルとは?

更新日:2023.03.31スタッフブログ

秋のオフィスカジュアル

2005年に導入された「クールビズ」を皮切りに、ラフな服装で働く「オフィスカジュアル」が注目されています。とりわけIT関連企業をはじめ、クリエイティブな職種・職場でのオフィスカジュアルは、当たり前となりました。一方で、オフィスカジュアルの定義やコーディネートの特徴、着こなしのポイントが分からない方も多いようです。今回は、オフィスカジュアルの基礎知識に加え、秋に相応しいおすすめコーディネートをご紹介します

オフィスカジュアルとは?

ビジネスシーンに相応しい衣装として、スーツスタイル・ビジネスカジュアル・オフィスカジュアルの3種類が挙げられます。定番のスーツスタイルを筆頭に、襟付きシャツやジャケットを着用するビジネスカジュアル、よりラフなアイテムを取り入れるオフィスカジュアルに分類されます。

このうち、本記事でフォーカスするのはオフィスカジュアルです。近年は“働き方改革”の影響から、大手企業を中心にオフィスカジュアルを取り入れています。一方、オフィスカジュアルはコーディネート次第で、ビジネスシーンに不適切な服装にもなります。アイテム選びから色遣いまで、ファッションコーディネートの正しい知識が必要です。

オフィスカジュアルの基礎知識

オフィスカジュアルの基礎知識をご紹介します。季節感を意識しつつ、ビジネスシーンに相応しいコーディネートを目指しましょう。

季節感を取り入れる

オフィスカジュアルにおいて重要なのは、季節感を取り入れることです。レディースの場合、春はタイトスカートやワンピースでフォーマルにまとめます。春らしくホワイト、ピンクのアイテムを選ぶと、爽やかな印象を与えられるでしょう。また、この季節は、肌寒く感じられる日が少なくありません。別途ジャケットやカーディガンを用意しておくと、体温調節が簡単です。

夏はホワイトやブルーのブラウスに、知的な印象を与えるテーパードパンツを組み合わせます。肌が透けるもの、露出が高くなるものはビジネスシーンに不適切なため避けましょう。デスクワークが多い場合、冷房対策に羽織るものを用意しておきます。

秋は春のコーディネートと同様です。ただし、色遣いには注意が必要です。黒やブラウンなど、落ち着いた雰囲気の色を選びましょう。重ね着が中心となる冬は、“野暮ったさ”をいかに抑えるかがポイントです。モノトーンの組み合わせをはじめ、厚手の素材を軽く見せる工夫が求められます。

オールシーズン着回せるジャケットを用意

ジャケットは、オフィスカジュアルと相性の良いアイテムです。たとえTシャツやカットソーを着用しても、ジャケットを羽織るだけでフォーマルな印象を与えます。春夏用と秋冬用で1着ずつ用意するのが理想ですが、夏場のみサマージャケットを着るのも手です。

清潔感を意識したインナー選び

インナーは、アウターよりも明るい色を選びましょう。特にホワイト・ベージュ・ペールカラーがおすすめです。柄は無地が理想ですが、ストライプでも問題ありません。オフィスカジュアルは清潔感を重視するため、奇抜すぎる色・柄の組み合わせは控えましょう。なお、オフィスカジュアルでは、襟なしのインナーを着用しても構いません。

パンプスやスニーカーがおすすめ

靴は「歩きやすさ」と「履き心地」を重視して選びます。パンプスに関しては、ヒールの高さが5cmまでのものを選びましょう。色は白や黒、ベージュなどの落ち着いたものがおすすめです。スニーカーも同様に、派手なカラーリングのものは避ける必要があります。通勤用のスニーカーといえど、奇抜な色や柄物は控えましょう。

【男女別】秋におすすめのオフィスカジュアル・コーディネート

この秋に試してもらいたい、おすすめのオフィスカジュアル・コーディネートをご紹介します。男女別でコーディネート例をまとめましたので、ぜひ参考にして下さい。

【レディース】定番の「パンツコーディネート」

ブラウスやジャケットにパンツを合わせたコーディネートです。定番カラーでまとめるならば、ネイビーブラウスにブラウン、あるいはグレージュのクロップドパンツを組み合わせましょう。また上半身を白シャツと黒(ネイビー)ジャケットにすると、よりフォーマルな印象となります。

30代~40代の大人の女性には、シックな印象にまとまるワイドパンツもおすすめです。白シャツにグレーのストールを羽織り、黒のワイドパンツを合わせてみましょう。大人の余裕が感じられる、上品なオフィスカジュアル・コーディネートになります。

【レディース】忙しい朝におすすめの「ワンピースコーディネート」

「朝は忙しいから、服選びの時間がない・・・」。そんな方におすすめなのが、1枚着るだけで様になるワンピースです。通勤時はもちろん、退勤後の会食や飲み会にもそのまま着ていけます。色はベージュを筆頭に、黒やブラウンがおすすめです。また黒系であれば、花柄のワンピースでも問題ありません。ワンピース1枚では肌寒い日は、ニットを着込んだり、ロングカーディガンを羽織ったりして防寒対策しましょう。

【メンズ】ニットカーディガンを合わせた「オシャレコーディネート」

メンズの場合、ジャケットにクロップドパンツを合わせるのが基本です。レディースよりも服のバリエーションが少ない分、着こなしのセンスが問われます。そこでおすすめしたいのが、ニットジャケットにクロップドパンツを合わせたコーディネートです。ウールやアクリル素材のニットジャケットは、保湿性が高くて暖かく、さらに季節感も演出します。ジャケットを変えるだけのため、初心者でも挑戦しやすいコーディネートです。

【メンズ】上品な印象を与える「タートルネック×ジャケットコーディネート」

ジャケットにタートルネックを合わせた、“大人カジュアル”なコーディネートもおすすめです。定番の配色は、ネイビージャケットにブラウンのタートルネック、グレージュのクロップドパンツです。また、近年のトレンドである“モックネック”を合わせても構いません。タートルネックとは異なり、首周りの折り返しがないため、スッキリとした印象になります。

職場の雰囲気やルールに合わせることも大切

クールビズの導入以来、オフィスカジュアルを取り入れる国内企業は増えています。一方で、「どの服装までがオフィスカジュアルなのか?」が分かりにくいのも事実です。自身ではオフィスカジュアルだと思った服装も、職場によってはビジネスにふさわしくないと判断されることがあります。

オフィスカジュアルの服装選びにおいては、職場の雰囲気やルールに合わせるのが大切です。もっとも参考になるのが、先輩従業員の服装でしょう。先輩達に話を聞き、どういった服を選べば良いか尋ねてみまるのがおすすめです。就業規則には記されておらず、暗黙の了解となっている服装ルールを教えてもらえることもあるかもしれません。

特に注意したいのが、新卒間もないフレッシャーや転職者です。職場の雰囲気を掴めていない状態では、悪目立ちするコーディネートになってしまうこともあります。したがって、入社直後はスーツやカラーシャツ+クロップドパンツなどの組み合わせが無難です。職場の雰囲気や先輩達の服装を参考にし、少しずつカジュアルダウンしてきましょう。

オフィスカジュアルといえど、仕事着であることに変わりはありません。最低限の知識は覚えておき、周りに不快感を与えないコーディネートを意識してみましょう。

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