弁護士が守るべきビジネスマナーとは?

2018.06.12 更新日:2021.09.03スタッフブログ

大事な弁護士のビジネスマナーについて

法律の専門家として、依頼人の法的トラブルの解決を手助けする弁護士。難関の司法試験に合格し、1年間司法修習生として勉強を積み、最後に課せられる試験に合格しないと弁護士にはなれません。数ある国家試験の中でも、かなり難易度が高い資格といえます。そんな弁護士にも必要なビジネスマナーがたくさんあるのです。今回は、弁護士が守るべきビジネスマナーの代表的なものをご紹介します

ビジネスマナーを守る弁護士

喫茶店など外で打ち合わせや相談受付をする場合

喫茶店など、外で打ち合わせや相談受付をする場合は、環境を考慮しなくてはなりません。たとえば、依頼主の相談受付をする場合、依頼内容はその人によってさまざまです。離婚・交通事故・相続・借金・刑事事件などについては、人によって聞かれたくないと思う方もたくさんいるでしょう。周りで聞いている人がいると相談がしにくくなってしまう可能性があります。また、こんな時に気遣いができないと、信頼性にも影響しかねません。喫茶店など外で打ち合わせや相談受付を行う場合は、席と席との間隔が広めのところや、個室があるところで行うとよいでしょう。

メールのやり取り

依頼主や関係者にメールを送る際は、誤って別の人に送ってしまわない様に十分注意し、常に危険やリスクがあることを認識したうえで行動することが大切です。なぜなら、弁護士には守秘義務があるからです。

依頼主の個人情報などを使って業務を行う際、法律上、依頼主の個人情報を含めた秘密は漏らしてはいけない決まりになっています。そのため、依頼主に送ろうとしたメールを誤って別の人に送ってしまうと、誤送信したメールの内容によってはとんでもない事態になる可能性も。守秘義務に違反すると弁護士会の懲戒事由に該当するため、弁護士会から懲戒処分が科せられる場合もあり、弁護士資格剥奪もありえるのです。

メールのやり取りは、簡潔に分かりやすく正確に、をモットーに送りましょう。依頼主によってはビジネスメールや一般的な電子メールに慣れていない方もいます。期日がある場合は色を変えて強調させるなどし、円滑にメールのやり取りができる様にしましょう。

また、弁護士から送ったメールが受信側で迷惑メール扱いになることがよくあるため、初めてメールを送る時は迷惑メールフォルダの確認を促すとよいでしょう。

個人情報の取り扱い

日常業務の中で依頼主の個人情報を扱う弁護士は、守秘義務を守ったうえで依頼主の個人情報を扱わなければなりません。依頼主からえた情報は、依頼主の家族や身内であっても本人から許可がおりない限りは口外してはいけません。そのため、どんな時でも個人情報の管理を徹底しなければいけません。

書類やデータで依頼主の個人情報を管理していたら、漏えい、滅失などがない様に安全管理には十分気をつけて体制整備やセキュリティ対策を行う必要があります。また、依頼主が個人情報について開示・訂正・利用停止・消去などを求めてきた場合は、法令に従い速やかに対応をしなくてはいけません。

料金説明

弁護士は、依頼主に対してきちんと料金を説明する必要があります。以下、弁護士事務所で採用されている料金形式についてご説明します。

相談料

相談時に発生する費用です。1時間5000円~10000円が相場になります。弁護士によって初回は無料の場合があります。

着手金

正式に依頼をする際に発生します。事件の分野や依頼主の経済的利益の額によって、金額は変わります。結果的に依頼主の思い通りにいかなかったとしても返金はされません。

報酬金

成功報酬の意味合いが強く、基本的に事件終了時に支払います。金額は、弁護士が介入したことでえられた経済的利益の額によって異なり、額が高いほど報酬金も上がります。

手数料

資料作成など、1回程度で済む事務的な手続きを依頼した場合に発生する費用です。

時間制報酬

弁護士によって時間給を定めており、事件解決に要した時間に応じて費用が発生します。

日当

遠くに出向くため実質1日拘束となる業務の場合は出張日当、事務所以外での事務処理現場に行く場合は出頭日当が発生します。

実費

出張費・出頭費・交通費・宿泊費・通信費・郵便代など、さまざまな必要経費を支払います。

料金体系について、依頼主側が知らないケースもあります。きちんと説明をして依頼主から質問があれば丁寧に回答をすることが大切です。

時間厳守

一般企業でも時間を守ることは当然ですが、弁護士は特に時間厳守を徹底しなければなりません。たとえば、裁判の期日を忘れたり、時間を誤ったりして裁判所に出頭しなかったとすると、申し立てが却下されるか、最悪敗訴となってしまう可能性もあります。もちろん依頼主との打ち合わせに遅刻などしては信頼度も落ちてしまうでしょう。弁護士である以上、依頼主や関係者に迷惑がかからない様に、時間や期日はきちんと守る必要があります。

一般企業とはひと味異なる、弁護士ならではのビジネスマナーをご紹介しました。依頼主の個人情報も扱う仕事になるので、業務ひとつ一つが重要であり、ミスが起こると取り返しのつかない事態に発展することもあります。弁護士が守るべきビジネスマナーとは、依頼主目線にそったものだといえるでしょう。

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