ボランティア活動におけるマナーとは?
更新日:2022.05.09スタッフブログボランティア活動に参加する際も、気をつけるべきマナーがあります。ボランティアでは自発的な行動が尊重されるといっても、常識に反していれば受け入れてもらえません。周りに迷惑をかけないためには、基本的なポイントだけでも知っておきたいところです。そこで今回は、ボランティア参加で守りたいマナーやルール、また、忘れずに心がけたい行動などをご紹介します。
有意義なボランティア活動のために心がけたいこと
あいさつや身だしなみはもちろん大事
仕事と同じく、ボランティア活動でもあいさつは基本です。集合場所に到着したら、まず気持ちのよいあいさつを心がけましょう。
あいさつはマナーとしても大事ですが、その他にも多くのメリットをもたらします。ボランティアを運営するスタッフにきちんと自己紹介すれば、信頼感の向上につながります。一緒に参加する人たちとの距離が縮まり、お互いに作業しやすくなるでしょう。ボランティアを利用した方にも好印象を与えられるので、現場の雰囲気は全体的によくなります。
身だしなみにも、注意が必要です。仕事ではないといえ、あまりラフ過ぎる格好は周りからの印象を悪くする恐れも。ボランティア活動も遊びではないので、ある程度は節度ある服装が望ましいといえます。また、草むしりなど作業内容によっては「汚れても問題ない服装」や「軍手持参」など指定されている場合があるので、事前確認を怠ってはいけません。
ボランティアは、関係者や利用者に喜んでもらうための活動です。周りに不快感を与えないためにも、きちんと身なりを整えて自分からあいさつすることをおすすめします。
中途半端にしない
ボランティア先では、多くの人が関わっています。参加すると決めたからには、中途半端な態度は好ましくありません。
とくに知人や友人と参加する場合は、ついおしゃべりをしてしまいがちです。「面識のない参加者や利用先とは会話せず、友達とばかり話している」などの指摘を受けるスタッフもいます。利用される方たちと交流を深めるためのボランティアであれば、この様な態度は印象を悪くするでしょう。ボランティアにも活動目的があるので、何のために参加したのか心にとめておく必要があります。
また、多くの場合ボランティアの活動時間や作業範囲などはあらかじめ決められています。予定していた人数がそろわなければ、作業を計画通りに進められなくなることもあります。遅刻や無断欠勤は運営スタッフを始めとする関係者に迷惑をかけるので、事前の電話連絡は欠かせません。時間以外にも約束事が決められているケースは少なくないため、ルールを守る意識が大切です。
ボランティア活動は仕事と違い見返りはありませんが、身勝手な行動は歓迎されません。職場でなくても節度ある行動を忘れず、最後まで取り組むことを心がけましょう。
分からないことがあれば聞こう
はじめてボランティア活動に参加した場合、疑問点や不明点が出てきても不思議はありません。何か分からないことがあれば、運営スタッフなどに質問しましょう。
近所にある公園の清掃など、日常的に繰り返されている活動では作業に慣れている参加者もいます。はやく作業をはじめるスタッフもいて、運営スタッフからの説明が簡略になる場合もあります。初参加の人がいても、「誰かが面倒をみてくれるだろう」と考えて作業の手順などを十分に教えてくれないかもしれません。
そんな事態に見舞われた際、黙ったままでいると周りは戸惑ってしまいます。右も左も分からなければ無理に動く必要はありませんが、基本的にボランティアには自発的な行動が求められます。顔見知りの人が見当たらず誰に聞くか迷っても、積極的に質問する姿勢は不可欠です。チームに迷惑をかけないためにも、自分のほうから声をかけましょう。
作業途中で分からないことも出てくるでしょう。何もいわれないからと立ち止まっていたら、そのまま作業が終了する可能性も否定できません。何か分からなければ遠慮せず誰かに確認して、積極的に動く様にして下さい。
個人情報厳守、保険加入の必要性など
ボランティアはさまざまな立場の人が自主的に参加する活動であるため、いくつか気をつけておきたい要素があります。
ひとつは、個人情報の厳守です。ほかの参加者と親しくなれば、お互いの連絡先などを交換する可能性は高いでしょう。会話が弾めば、仕事や家族についても話題になるかもしれません。ボランティア活動を通じて、各種の個人情報に触れる機会は十分にあります。無関係の人間に情報が漏れると信頼関係を損なうので、しっかり管理しなければいけません。
参加する前に、保険への加入も済ませておくとよいでしょう。作業内容によっては、多少の危険をともなうことがあるためです。刃物を使った雑草の除去や重い荷物の運搬などは、注意していても思わぬトラブルが起きるかもしれません。ボランティア活動中の事故などを補償する保険サービスを活用して、不測の事態に備えましょう。
ボランティアに限らず、たくさんの人が参加する活動はチームワークが大切です。みんなが気持ちよく作業するために、いつでも周りへの気配りを忘れないで下さい。
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