手土産をスマートに贈り、センスの良さをアピール

2019.12.23ビジネス豆知識
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取引先への訪問時や接待時など、ビジネスシーンでは手土産を渡す機会が多いものです。社会人として働いている以上、急に手土産が必要になる場面に遭遇することもあるかもしれません。シーンに合ったセンスの良い手土産は、相手に好印象を与えてくれると考えられます。また、手土産選びや渡し方を誤ると、かえって失礼になってしまう可能性もあります。もしもの時のために、渡す相手やシチュエーションに合わせた手土産の選び方や渡し方のマナーなどを、しっかり把握しておきましょう。今回は、気持ちが伝わる手土産の選び方や、手土産を渡す時のマナーをご紹介します。

手土産

 

手土産の必要性とは?

日本では取引先への訪問時や接待時などに手土産を用意するのが一般的ですが、義務というわけではありません。しかし、手土産には初対面の相手との距離を縮める効果や、感謝や謝罪の気持ちが伝わりやすいというメリットが期待できます。これから良い関係を築くために、また相手に対する心配りや礼儀のためにも、手土産は必要なツールであるといえるでしょう。

手土産は、渡す相手や品物によっては迷惑になってしまうこともありますが、手土産がきっかけで会話が生まれて良い印象を持ってもらえる可能性もあります。手土産の必要性や品物選びには十分注意し、どうすべきか迷ったら上司に相談してみましょう。

 

 

手土産選びのポイント

手土産は、贈る相手や手土産を渡すシチュエーションによって臨機応変に選ぶ必要があります。センスが問われる場面のため、相手のことを考えながら喜ばれる手土産を選びたいものです。

金額については、あまり高額なものを選ぶと、かえって相手に気を使わせてしまう可能性があります。また、取引先へ渡す場合は契約を催促しているようにとらえられたり、下心があると思われたりするかもしれません。一般的に手土産にかける金額は3,000円~5,000円が目安のようです。

相手の会社を訪ねる場合は、後で社内のスタッフへ配布されることを考えて個包装のものを選びましょう。切り分けが必要なものは、先方に手間をかけさせてしまいます。夜の接待時には家に持ち帰ることを考えて、相手の家族に喜ばれそうなものを選ぶと良いでしょう。渡す場所や時間、誰に向けた手土産なのかを考えながら選ぶことが大切です。

季節限定のものや地域限定のものなど、希少性のあるものもおすすめです。特に遠方から来られるお客様には、自社エリア限定のものや近所で有名なお店のものなどを手土産に渡すと喜ばれるでしょう。

 

 

避けたい手土産は?

手土産は相手の迷惑になるものは避け、センスのいいものを選びましょう。ここでは、手土産を選ぶ際の注意点をご紹介します。

 

生ものや日持ちしないもの

食べ物を贈る場合、冷蔵保存が必要なものや賞味期限が短いものは相手を煩わせてしまうことになるため、避けるのが無難です。都合の良いタイミングで食べてもらえるよう、なるべく日持ちするものを選びましょう。どうしても冷蔵品や日持ちしないものを贈りたい場合は、「お手数ですがすぐに冷蔵庫にお入れ下さい」「すぐにお召し上がり下さい」など一言添えてから渡すようにして下さい。

 

渡す相手側のエリアで購入したもの

相手側のエリアで購入したものを手土産に持っていくことは避けましょう。訪問前に間に合わせで買ったものだと思われてしまう可能性があるため、かえって悪い印象を与えるかもしれません。手土産は、自社の近所の名物や地域の名産品を使用したものをあらかじめ購入して持参しましょう。手土産がきっかけで会社の場所を覚えてもらえたり、会話の種になったりする可能性があります。

 

相手の負担になるもの

遠方から来ているお客様に、大きくかさばるものや重量のあるものを手土産に渡すのは避けましょう。移動する際の荷物を増やしてしまうことになりますし、自分たちが持ち運ぶのも大変です。

 

 

渡す時のマナー

手土産を渡す時のマナーで大切なことを、ビジネスシーンでもよく使用される「5W1H」に当てはめてご紹介します。

 

Where「手土産を渡す場所は?」

シチュエーションによって渡すべき場所が違ってくるため、臨機応変に対応しましょう。取引先への訪問時は、応接室や会議室など落ち着いた場所で渡すと好印象を得られます。接待時は、どこまでお見送りするかによって異なりますが、相手が受け取りやすい場所を選ぶことが大切です。

 

When「手土産を渡すタイミングは?」

訪問時は、渡すタイミングを見失わないために挨拶と同時に渡してしまいたくなる方も多いでしょう。しかし、初めの挨拶や名刺交換はしっかり行うべきです。挨拶が済んで落ち着いたタイミングで渡しましょう。接待時は挨拶時に渡すと相手の荷物になってしまうため、見送りのタイミングで渡すのがおすすめです。

 

Who「誰が誰に渡す?」

上司が同行する場合は上司の顔を立てて、手土産は上司から渡してもらうのが一般的です。手土産の担当になったら上司がスムーズに渡せるよう、事前に手土産の内容を伝えておく、渡すタイミングを見計らうなど、スマートな立ち回りを心がけましょう。相手が2人以上いる場合は、もっとも上の立場の方に渡すのがマナーです。上座に座っている方に渡せば間違いありませんが、不安な場合はしっかり名刺の役職を見て判断しましょう。

 

How「どうやって渡す?」

手土産は外袋や風呂敷に包んで持ち運びますが、それらは手土産を汚れなどから守るためのものです。手土産は袋から出して渡し、袋は持ち帰りましょう。接待時は帰り際に渡すことになるため、袋から出してしまうとかえって相手を煩わせてしまうことになります。「袋のままで失礼します」などの言葉を添えて、そのまま渡しましょう。

 

Why「なぜ手土産が必要なのか」

手土産が必要な理由はシチュエーションごとに異なります。これから取引を開始する予定のビジネスパートナーには、これからいい関係を築きたいという気持ちを込めて手土産を渡します。お世話になった方には感謝の気持ちを、迷惑をかけてしまった方には謝罪の気持ちを伝えるために渡すもののため、品物選びや渡し方にも注意しましょう。手土産には、シーンごとにさまざまな役割があるのです。

 

What「何を手土産に持っていけばいいの?」

手土産に適したものはありますが、「これを持っていかなくてはいけない」という正解はありません。手土産を渡すシチュエーションや、相手の好みを考えて臨機応変に選んでみましょう。手土産を選ぶ際は、渡したい相手の気持ちになって考えることが大切です。渡し方や中身はもちろん、手土産の外袋や包装などの見た目も重要なポイントになります。仕事柄、他社を訪れる機会や接待する機会が多い方は、日ごろから手土産に使えそうなものをチェックしておくと良いでしょう。

 

 

手土産を用意することは義務ではありませんが、手土産は渡す側のさまざまな気持ちを表してくれる効果的なコミュニケーションツールのひとつといえます。手土産の内容や渡し方によっては、相手に悪い印象を与えてしまうこともあるため注意が必要です。相手の好みやシチュエーションに合わせたセンスのいい手土産をスマートに渡せば、仕事をするうえでさまざまなメリットが生まれるでしょう。上司に手土産の手配を頼まれた場合や手土産を渡す機会が訪れたら、ぜひ参考にしてみて下さい。

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