自営型テレワークとは?必要なマナーやスキル、注意点

2019.11.06ビジネス豆知識
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「老後への不安を解消したい」「家計への負担を少しでも和らげたい」など、さまざまな理由から副業や開業を考えている方が増えてきました。そんな中、在宅ワークの一種であるテレワークという新しい働き方が注目されています。今回は、昨今普及する「自営型テレワーク」という働き方についてご紹介します。自営型テレワークのはじめ方やどんな点に注意すべきか、必要なスキルなどについて詳しくご説明します。

テレワーク

自営型テレワークとは?

まずは、自営型テレワークについて解説いたします。テレワークと在宅ワークの違いや、自営型テレワークの仕事内容などを確認してみましょう。

 

テレワークとは?

テレワークとは、自宅をはじめ、カフェやコワーキングスペースなどで仕事をする業務形態を指します。内職などの在宅ワークと違う点は、ICT(情報通信技術)を使った仕事に限るところです。

テレワークという働き方には,「雇用型テレワーク」と「自営型テレワーク」の2種類の形態があります。「雇用型テレワーク」は、会社に雇われている人が自宅や好きな場所でインターネットを使って仕事をするという業務形態です。一方、「自営型テレワーク」は、企業などと雇用関係はなく、個人事業主として自宅や自ら選択した場所でインターネット環境を利用して働くことを指します。

 

自営型テレワークの働き方とは?

自営型テレワークは、個人事業主として企業からの仕事を請け負い、自宅および自ら選択した場所で成果物の作成やサービスの提供を行います。自営型テレワーカーは個人事業主であるため、雇用保険の被保険者ではありません。確定申告も自ら行い、国民年金と国民健康保険への加入が必要となります。自由なイメージがある自営型テレワークですが、仕事の獲得から進行管理、間接業務まですべて自分で行う必要があるため責任もともないます。

どんな目標があって自営型テレワークを選んだのか、これまでの実績や経験から何ができるのかなど、自己分析してからはじめることが大切です。

 

仕事内容は?

自営型テレワークの仕事の種類は、IT関連・事務関連・デザイン関連・専門サービス関連など多種多様です。専門スキルが必要なものから経験不要なものまでさまざまな種類の仕事があります。自営型テレワークの仕事の一部をご紹介します。

■システム設計、開発、プログラミング
■ソフトウェアのバグチェック
■ネットショップのシステム運営、管理
■データ入力
■レビュー、口コミ作成、体験談
■添削、採点
■映像制作、編集、フォトグラフィング
■音楽制作、編集
■アニメ制作、イラスト制作
■Webデザイン・グラフィック
■設計、製図(CADなど)
■ライター
■翻訳

 

仕事を得るためには?

自営型テレワークで仕事を得るためには、自ら必要な情報を集め、営業活動などをして仕事を獲得する必要があります。主なアプローチ法は以下の4つです。

 

求人に応募する

インターネットや求人広告で求人情報を得ることができます。インターネットを利用するのが手軽ですが、中には悪徳業者が発信している嘘の情報も紛れているため、しっかり情報を集めて見極める必要があります。

 

仲介業者へ登録

発注者から仕事を請け負い、その仕事を自営型ワーカーに発注する仲介業者があります。自分で営業活動をせずとも仕事が得られるため、業務にのみ集中できます。しかし多くの場合、即戦力となる方が求められるため、実績のない方や初心者の方には仕事が回ってこない可能性もあります。

 

セミナーに参加する

自営型テレワークを対象としたセミナーに参加し、人脈を作って仕事を獲得する方法です。スキルアップ術や異業種交流会など、気になるセミナーを見つけたら積極的に参加してより多くの方と名刺交換してみましょう。仕事の獲得につながる様な出会いがあるかもしれません。

 

友人・知人などから紹介してもらう

前職のコネクションや家族・友人を介して発注者が見つかる場合もあります。自営型テレワークをはじめたら、「こんな仕事をしている」ということを身近な人たちにアピールしておきましょう。友人・知人を介して仕事を得た場合は、仕事としての境界線が曖昧になってしまいがちです。仕事として請け負ったからには、しっかり話し合ったうえで報酬も受け取る様にしましょう。

 

必要なビジネスマナー

自営型テレワークでも一般的な職場同様、社会人としての基本的なビジネスマナーとコミュニケーション能力は必要不可欠です。

企業に営業をかける際や仕事を請け負う際は、トラブルを避けるためにもビジネスマナーにのっとった対応が必要です。さらに、仕事を得た後は業務を円滑にすすめるためにも、しっかり連絡を取り合うなどのコミュニケーション能力が求められます。メールなどの文字を使ったコミュニケーションや、正しいビジネス文章にも慣れておく必要があるでしょう。

また、スキルを磨くため、人脈確保や仕事獲得を目的としてセミナーに参加する場合にも対面的なコミュニケーション能力が求められます。ひとりで仕事をすることの多い自営型テレワークですが、正しい言葉遣いやマナーはしっかりと身につけておきましょう。

 

身につけたいスキル

日々進化するテクノロジーを業務に活かすためにも、自営型テレワーカーは常にスキルを磨いておく必要があります。自営型テレワークをする際に最低限身につけておきたいスキルをご紹介します。

 

ITスキル

インターネットなしでは成り立たない仕事ですから、パソコンやインターネットを使いこなせるくらいのITスキルはしっかり身につけておきましょう。

 

仕事にする業務分野の専門知識

それぞれの仕事に関する専門知識は必要不可欠です。初心者でもできる仕事はありますが、将来的にどのレベルで仕事がしたいかによって目指すレベルは変わってきます。キャリアアップを目指すなら、勉強は怠らない様にしましょう。

 

人的ネットワーク

ひとりで仕事をする機会の多い自営型テレワーカーですが、安定して仕事を得るためには人的ネットワークを作っておくことが大切です。普段からさまざまなイベントやセミナーに参加したり、SNSなどを利用して仲間を増やしたりしておけば、新たな仕事の獲得につながる可能性もあります。

 

悪徳業者や勧誘などには注意

自営型テレワークに取り組む際は、個人事業主として営業から契約まですべての業務を取り行わなくてはならないため、悪徳業者などに騙されない様に注意しましょう。自ら情報収集を行い、信頼できる業者かどうかをしっかり見極めることが大切です。

多額の報酬を提示してきたり、高過ぎる登録料・受講料・教材費などを請求されたりした場合は、軽率な判断は控えましょう。また、ホームページに所在地や電話番号の記載がない場合や、初心者ばかりを募集している場合なども注意が必要です。

発注担当者とメール以外でもしっかり連絡が取れるか、納得がいくまで話ができるかなども、信頼性の有無を判断する材料になります。どうしても不安が残る場合は、はっきりと断る勇気を持つことも大切です。被害事例がないかどうか、消費者生活センターに問い合わせてみるのもいいでしょう。

 

個人事業主となって自由に働ける点が魅力の自営型テレワークですが、仕事として成立させるためにはたくさんの努力が必要です。自営型テレワークの場合でも、一般的な会社員同様、必要なスキルのレベルが上がれば獲得できる仕事量も報酬もアップします。自営型テレワークで必要となるスキルの多くは、レベルの更新がはやく、常に新しいスキルが求められます。キャリアアップするために、また、継続的に仕事を得るためには、常に最新のスキルで業務をこなせる様に専門知識の習得に励みましょう。自営型テレワークをはじめようと考えている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。

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