コールセンターに営業代行を依頼しよう!費用の相場や選び方を紹介
更新日:2022.07.11コールセンター「テレアポが忙しくて他の業務に割く時間を確保できない」「もっと顧客のアフターサポートに注力したい」などの悩みを抱いてはいませんか?コールセンターへ営業を代行してもらうことで、コストの削減につながったり、注力したい業務へ集中的にリソースを投じられるようになります。この記事では、コールセンターに営業代行を依頼するメリットや依頼費用、企業選びのポイントを紹介します。本記事を読めば営業代行を使う価値がわかるだけでなく、安心して任せられる企業を見つけやすくなるでしょう。
目次
コールセンターに営業代行を依頼するメリット
コールセンターに営業代行を依頼するメリットは、大きく分けて以下の2つです。
- 依頼した分だけ他の業務を行える
- 人件費などのコスト削減になる
それぞれ詳しく解説します。
依頼した分だけ他の業務を行える
コールセンターに営業代行を依頼すると、集中したい業務に注力でき、労働時間や人件費の削減につながります。テレアポを外部に任せられるので、アポイント後の商談や既存顧客のフォローなどの業務へ割ける時間が増えるでしょう。新規開拓から既存顧客との関係構築にいたるまで、一人の営業マンが担当していては、負担が大きくなってしまいます。
また全てを自社だけで賄おうと考えた場合、多くの人材を確保する必要がある他、時間外労働も増えてしまいやすいです。コールセンターに営業代行を頼めば、業務量を減らすことができるため、人手不足の軽減・解消にもつながります。
人件費などのコスト削減になる
設備投資や人件費などの初期費用をかけずにすむ点もメリットです。自社内にコールセンターを設置する場合、設備投資や人件費、教育費など多大なコスト負担を強いられます。営業代行を使えばコールセンターへの外注費用は必要ですが、上述のような初期費用を抑えることが可能です。結果的に依頼した方が、トータルコストが安く済む場合も少なくありません。
スタートアップの場合、十分なノウハウが存在しないため、電話対応マニュアルの作成や社員教育に相当な時間を要します。スタッフが慣れていないので、クレームの対応がうまくいかず、大きなトラブルに発展してしまう可能性も高いです。時間的なコストやリスクを減らすという観点でも、営業代行の活用を推奨します。
コールセンターの営業代行の費用体系
初期費用として、サービス・商材のレクチャー費用やマニュアル(トークスクリプト)の作成費用が発生する場合が多いです。また維持コストとして、月額利用料金がかかる企業もあります。従量課金制度を導入しているコールセンターも多く、料金形態は大きく分けて次の2パターンに分けられます。
コール課金型
コール1件ごとに単価が定められた料金形態で、多くのコールセンターが導入している方式です。コール課金型のメリットは、渡した顧客リストに基づいて電話をかけるため、対象顧客に対して広くアクションを行える点です。ただし、アポイントの獲得までは担保していないことに注意してください。アポイントが取れなかったときでも、費用が発生してしまう点はデメリットです。
成果報酬型
成果報酬型はアポイントの取得ごとに、報酬が発生する形態です。コール課金型とは逆で、アポイントを取れなかった場合の費用を抑えられることがメリットです。ただし成功報酬型の契約は、コールセンターにとっては契約が取れなかった場合のリスクが大きくなります。その分依頼額が割高だったり、難易度に合わせて段階的な単価を設けたりしている企業もあるでしょう。
中には取り扱う商材をアポイントが取得しやすいものに限定し、取得しにくい商材は避けたがるところもあります。その場合は営業代行を依頼したくても、「商材が対象外だから」との理由で断られてしまうかもしれません。
コールセンターの営業代行を選ぶポイント
コールセンターの営業代行選びで、失敗しないためのポイントを紹介します。業務範囲やサポート体制、セキュリティ、過去の実績など、確認が必要な項目は少なくありません。
依頼できる業務の範囲
依頼できる業務の範囲はコールセンターによって異なり、中にはテレアポやトークスクリプトの作成以外も手掛けている場合があります。一般的なサービス内容は次のとおりです。
- 顧客リストの作成
- インサイドセールス
- クロージング
- カスタマーサクセス
- 市場調査
- コンサルティング
営業代行を請け負うコールセンターはいわば営業のスペシャリスト集団なので、実力次第では成約の精度が高い企業を多く掲載した質の高いリストを用意できる可能性があります。したがって、自社だけでは情報を得られなかった営業先を開拓できるかもしれません。
中には、クライアントの商材が属する市場の特徴や規模感などの調査を手掛けているところもあります。見込み顧客の獲得や販路獲得に悩んでいるなら、市場調査まで行える営業代行を選ぶとよいでしょう。
サポート体制
希望のサービスやエリアを得意としているコールセンターか、確認することを推奨します。どうしても企業によって得手不得手が存在するので、何が得意で、何が不得意なのか知っておくとコールセンター選びで失敗を防ぐことが可能です。
エリアについては、そもそも自社のサービスが届く範囲に対応していない恐れもあります。例えば事業エリアは首都圏と記載していても、23区外には対応していないといった場合があります。
業務のクオリティ
ただ営業をすれば良いと考えていて、クオリティが低いサービスを提供しているコールセンターではないか確認が必要です。サービスの説明は十分か、ブランドイメージは魅力的か、納得いく情報を開示しているかなどを確認しましょう。
その企業のクオリティが優れているかどうかは、依頼側でもチェックの目を働かせることが可能です。例えば、営業過程を記録・公開している営業代行であれば、業務の質を随時チェックできます。依頼先の選定で後悔しないためにも、どの程度の要望まで対応可能か、事前に確認しておくことを勧めます。
セキュリティ
顧客の重要な個人情報が記載された営業リストを渡すため、セキュリティ体制が強固なコールセンターを選びましょう。近年、悪意を持つ第三者によるサイバー攻撃や不正アクセスの脅威が増えつつあります。顧客の住所や氏名、クレジットカード情報などが漏洩した場合、自社の社会的な信用は失墜してしまいます。
委託先のセキュリティ体制を十分に確認し、社員にまで高いセキュリティ意識が浸透している企業を選ぶことが大切です。
過去の実績
論より証拠という言葉もありますが、これは営業代行を依頼するコールセンターを選ぶ上でも当てはまります。実績をチェックして、同業他社との取引歴や類似商材の取り扱いがあれば、安心して案件を任せられる可能性が高いです。
また、オペレーターの勤続年数や成績などからも、その企業がどの程度のスキルを有しているか、ある程度わかります。業務の質を重視するなら、平均勤続年数の長い企業が適しています。頭の回転の速さや高いコミュニケーション力が必要な仕事なので、長期間勤務している人材が多いならば、精鋭が多い企業だといえるからです。
営業は人に依存する部分が多い仕事でもあるため、営業経験や顧客対応経験のある人材が多い企業もおすすめです。
コールセンターなら電話代行サービス株式会社
営業でやることが多すぎてリソース不足が生じている、業務効率化を進めて業績を上げたい、などの悩みや希望を持つ方は、コールセンターに営業代行を依頼してはいかがでしょうか。やみくもに探していては依頼先選びで失敗しやすいので、ポイントを押さえて選ぶ必要があります。例えばサービスやエリアの対応範囲は、ぜひともチェックしてほしい部分です。
任せる量が多ければ多いほど良いという訳でもないですが、依頼をするとその分だけ、自社のリソースを有効活用できるようになります。コストの削減につながる他、注力したい業務に集中できるでしょう。サポート体制や業務のクオリティ、セキュリティ、過去の実績などもしっかり確認してください。コールセンターにもさまざまな種類があるため、自社に合った企業を選ぶことが何よりも重要です。
電話代行サービス株式会社は24時間365日体制で、お客様に合わせたオーダーメイドのサービスを提供しています。高品質・低価格のサービスの提供をモットーとしています。無料見積もりも行っているので、依頼したい方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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