スマートフォンと通販カタログで新しい試み
2013.02.10スタッフブログスマートフォン向けアプリが通販を変えていくことになるかも
今回ご紹介するのは、総合通販大手の「ニッセン」さんがスマートフォンをカタログにかざすことで様々な情報を取得することができる「カタログカメラ」という無料アプリの提供を開始したことです。
カタログカメラとは?
「カタログカメラ」とは、拡張現実(AR)という技術を使って、ニッセンのカタログをアプリでかざすことで、ページが立体的にポップアップしたり、在庫情報や値下げ情報、掲載されていない色やサイズなどを閲覧することできるものです。嬉しい点として、他ユーザーがつけたクチコミ情報なども閲覧できるようです。もちろん、アプリから販売ページに移動し購入することもできます。
正直、凄い。としか言いようがありません。新しいカタログの価値を付加しているように思えます。
今後のカタログ販売の未来があるのかもしれません
カタログ販売というのは、昔からあった販売方法です。カタログ販売の利点は、お客様が家にいながらカタログを眺めて欲しい物を購入することができることです。あとは、配達業者によって商品が届けられるので、重い商品やかさばる商品などを持って帰る必要がないわけです。
しかし、現在はインターネットが普及し、ネット上の通販サイトから購入する人が増えてきました。今もカタログから購入する人は少なくなっているのではないでしょうか。そのため、ニッセンさんは「カタログカメラ」というアプリを提供し始めたのかもしれません。
とは言え、カタログ販売が衰退することに関して、弊社としても残念な気がします。弊社のコールセンター業務として、カタログ販売の電話受付などを代行することもあるからです。対応方法としては、カタログに書かれている電話が弊社に繋がり、商品番号や個数、お届けする住所などの情報をヒヤリングします。
本当にカタログがなくなるのか、難しいことは私にわかりませんが、少なくとも利用者が少なくなっているように私は思います。今後、カタログ販売というのはどうなるのか。行く末を見守っていきたいと思います。
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