休暇申請を出す時のルールとマナー

更新日:2022.05.02スタッフブログ

会社の有給休暇の取得は、法律で明記されており、それを申請するのは従業員の大切な権利のひとつ。その一方で、自分の都合だけで有休を取得するのではなく、周囲に迷惑をかけない範囲で休む心配りも忘れてはならないでしょう。今回は、休暇取得のルールと心構えについてご説明します。

休暇申請は十分考えてマナーを守ろう

休暇取得のルールと心構え

有給休暇は、半年以上の勤務実績のある人にその権利が付与されます。
これは正社員に限らず、パート・アルバイトでも同様です。これはあくまで法律上の規定であり、中には有給休暇に関する独自のルールを設けている企業もあります。
一般的にこれまでは「申請しづらい」という風潮が強かった有休ですが、昨今ではむしろ奨励される動きも目立ちます。

たとえ従業員に与えられた権利といえ、自由に行使していいかというと、決してそうではありません。
有給消化したくても、その時が繁忙期で現場が困っている、あるいは人手不足で穴を開けられない状況であれば、むやみに休暇申請を出すべきではないでしょう。業務に差し支えなく、周囲に迷惑をかけないことを確認したうえで取得するのがマナーです。

また、日ごろの素行なども問われます。
欠勤や遅刻が多い人が「有給で休ませて下さい」というと、反発を招きやすいものです。
周囲の理解が得られる様、日ごろから欠勤や遅刻をしない態度で業務に臨みましょう。

長期休暇取得する時

出産や育児、介護などで長期間職場を離れるケースもあります。その様な長期休暇の取得にもルールや手順があり、それを守ったうえでお休みをもらいましょう。

長期休暇が認められたら、業務の引き継ぎを行います。諸事情により担当が変わる旨を取引先などへ連絡することも忘れずに。自分がいなくなってもその後の業務に影響が及ばない様、必要な段取りはしっかり整えておく様にして下さい。

長く職場を離れると、「ちゃんと復帰できるだろうか」と不安な気持ちになるかもしれません。
休んでいる間もこまめに職場の同僚と連絡を取るなど、いつでも仕事モードに切り替えられる様、心の準備だけはしておくといいかもしれませんね。

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