弁護士・検察・裁判官の違いとは?

2017.10.30スタッフブログ
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それぞれの役割がある弁護士・検察・裁判官

何かトラブルが起きた時、法律的な判断が下される場が裁判所です。そこでは弁護士と検察が意見を述べ、裁判官が判断を下します。彼らは司法のプロフェッショナルであり、それぞれ果たすべき職務が違います。そこで今回は、弁護士・検察・裁判官の役割についてご説明します。

弁護士の役割

弁護士はトラブルの当事者から依頼を受けて、法的な事務を処理する専門家です。裁判においては、民事訴訟と刑事訴訟で役割に違いが見られます。民事訴訟では依頼者が原告か被告かの違いなく依頼を受け、訴訟代理人として活動します。

それに対し刑事訴訟では、主に事件における被疑者や被告人の弁護を担当します。弁護人として彼らの立場を守り、あるいは量刑を軽くするために検察官と意見を戦わせます。また示談交渉など法廷外での活動も行います。

検察の役割

検察官は検事総長・次長検事・検事長・検事・副検事の5つの役職があり、被疑者を裁判にかけるという権限を与えられています。犯罪などの刑事事件が起きた時、警察に逮捕された被疑者が犯罪者かどうか検討し、裁判にかけるのが相当であると判断したら起訴します。また被疑者の境遇や犯罪の性質などに配慮し、場合によっては不起訴にもできます。

裁判においては、法的に正当な判断が下されることを裁判官に請求し、裁判が正しく行われているかを監督します。警察の集めた証拠などから被告人の有罪を立証する側にいるため、法廷では弁護士と争うかたちとなります。

裁判官の役割

裁判官は司法権を行使する国家公務員であり、法廷において審理を進め法的判断を下します。日本では中立公正な立場を保つため司法権の独立が定められ、憲法と法律にのみ拘束されます。これは裁判官が自らの良心にのみ従い、外部からの圧力などに屈しないことを意味します。そのため裁判官は、在任中の政治運動、ならびに商売など利害関係が生まれる業務を行うことは禁止されています。

また2009年には裁判員制度が導入され、国民から裁判員が選ばれています。裁判官とともに刑事訴訟を担当しますが、裁判員も司法権の一端を担うため職権の独立が定められています。

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