転職で収入をアップ!交渉して待遇改善を目指そう
更新日:2023.03.22スタッフブログ前職より良い条件の仕事を探す転職活動において、収入アップが期待できるかどうかは重要なポイントです。もしも志望企業から提示された金額よりも高い収入を希望するなら、収入アップのための交渉を行い、納得できる条件での就職を目指しましょう。ここでは、転職で収入をアップさせるためのコツや注意点などをお伝えします。また、年齢別の就職活動でのポイントもご紹介します。今後の暮らしを左右する転職活動を成功へ導き、収入をアップさせてより良い条件で働くためにお役立てください。
目次
悪い印象を与えない収入アップの交渉方法
転職をする背景にはさまざまな事情があります。なかでも生活に直接影響しやすい収入面の問題は、今後の仕事を決めるうえでも無視できません。そこで重要となるのが、転職活動における収入アップの交渉です。前職よりも良い条件で働くために、提示された収入の条件に納得できないときは、転職先と交渉を行いましょう。
基本的に、転職活動で企業と収入面での交渉を行うことには、問題がありません。ただし、交渉方法によっては採用担当者からの印象が悪くなるおそれがあります。以下でご紹介するポイントに注意しながら、相手に失礼のないように交渉を行いましょう。
適切な金額を提案する
まず、収入アップの交渉を行うときの基本は、給与相場や自分の能力に見合った、適切な金額を提案することです。志望する業界や業種の給与の相場を調査し、自分の経験やスキル、前職での給与などを根拠に提案する金額を算出しましょう。
まったく根拠のない提案や、自分の市場価値に見合わない金額の提案は、採用担当者からの印象を悪くする原因となります。収入アップを求めることは、自分の能力に見合った評価を求めることです。入社後は、給与に見合う働きを期待される点も理解しておきましょう。
希望金額は具体的に伝える
採用担当者から希望金額を質問されたときは、具体的な数値で答えます。その際は、「基本給」「職務手当」「残業代」「ボーナス」それぞれの金額と、これらを合計した「年収」の金額を伝えましょう。スムーズに回答するためには事前の準備が必要となります。
また、「前職の○○%アップ」や「前職より〇〇円アップ」の様に、前職と比較して伝える方法もあります。前職での経験やスキルを根拠に、具体的にどれくらいの収入アップを求めるか、分かりやすく伝えることが大切です。
話し方や伝え方に気を配る
収入アップの交渉では、採用担当者への話し方や伝え方に気を配り、失礼のない態度で臨みましょう。交渉で一方的に自分の話をしたり、相手に高圧的な態度をとったりする応募者は、コミュニケーション能力が低いと判断されてしまうことがあります。
また、緊張して上手く話せなかったり、自信のなさが表情に出てしまったりしないように、あらかじめ交渉のための準備を行いましょう。たとえば、提案内容の要点をまとめたメモを作り、交渉前に確認しておくと安心です。備えがあれば当日の緊張が和らぎます。
転職で企業と交渉するタイミング
転職で収入アップの交渉を切り出すときは、タイミングも大切な要素といえます。交渉をするのに早すぎたり遅すぎたりすると、企業側に迷惑をかけるだけでなく、悪い印象を与えるおそれがあるためお気をつけください。
収入アップの交渉は、終盤の面接で行います。面接の終了間際、応募者が企業に質問できるタイミングで、給与について切り出しましょう。このとき、最初に給与について話すよりも、ほかの質問を済ませた後で給与について話したほうが無難です。
なお、一次面接で収入アップの交渉をするのは、タイミングが早すぎるといえます。一次面接の時点では、企業側と応募者側のマッチングがまだ始まったばかりです。この段階で交渉を始めると、採用担当者は待遇の要求が多い応募者という印象を受けるかもしれません。
その反対に、内定後に収入アップの交渉をするのは、タイミングが遅すぎるため対応してもらえない可能性が高いといえます。場合によっては、採用が見送りになるケースもある様です。交渉は内定前の面接の段階で済ませておきましょう。
転職で収入の上がりやすい職種や業界とは
一般的に収入がアップしやすいといわれるのは、専門性が高い職種や、将来的に市場の成長が見込まれている業界です。前職よりも多くの収入を期待するのであれば、転職で収入の上がりやすい職種や業界を選ぶのもひとつの手段といえます。
金融関連の専門職をはじめ、専門性が高い職種は企業が人材の確保に力を入れる傾向にあるため、転職での収入アップが期待できます。近年では企業間の採用活動での競争が激化しており、収入アップの交渉をしやすいといえるでしょう。技術の発展と普及が期待されるIT・インターネット業界の専門職も、同様に転職での収入アップが期待できるでしょう。
また、国内の少子高齢化にともない、将来的にさらに高齢者が増加すると考えられていることから、医療・福祉・介護業界の専門職も注目されています。すでに人手不足が叫ばれている分野であり、現在は市場規模の拡大を見込んで待遇改善が行われている状況です。人材採用は売り手市場であり、収入アップの交渉がしやすいといえます。
インセンティブのある営業職は、実力次第で大幅な収入アップが期待できます。売り上げに自信があるならば、能力を評価される環境に身を置くと良いでしょう。ただし、実力が収入に直結しやすい分、場合によっては収入がダウンするリスクもあります。
若者の転職のポイント
35歳以下の若者が収入アップを目指して転職するときのポイントをご紹介します。若いうちに前職よりも多くの給与を獲得するために、ぜひ参考にしてみてください。
基本的には同業種に転職する
転職で収入アップを期待するなら、基本的には同業種への転職を検討しましょう。同業種への転職では、それまでの自分の経験やスキルを転職先でも生かせるのが特徴です。それに対して、異業種への転職では未経験者として扱われるため、収入アップの交渉がしにくいといえます。前職で身につけた能力をアピールできるほうが交渉でも有利になります。
初めての転職でチャンスを掴む
若者の場合、初めての転職で収入アップを実現できるケースが多く見られます。特に、1~2社目で社会人経験を積み、20代後半に差し掛かった頃は、転職による収入アップの狙い目といえるでしょう。転職をする年齢やタイミングによって市場価値が変わりやすいため、貴重なチャンスを逃さないためにもきちんと計画を立てて行動しましょう。
35歳以上の転職のポイント
35歳以上で収入アップを目指して転職するときのポイントをご紹介します。経験やスキルを積んでから転職する場合に、ご紹介するポイントをお役立てください。
職歴や実績をアピールする
前職での職歴や実績は、収入アップ交渉の根拠となります。特に、35歳以上の転職では応募者には即戦力としての役割が求められるため、職歴や実績に見合う報酬であれば収入アップの交渉がしやすくなるでしょう。たとえ異業種への転職であっても、転職先で同様に結果を出せる職歴や実績などの根拠があれば、十分にアピール可能だといえます。
転職先での役職アップを狙う
転職先での役職が高くなると、収入も高くなる傾向にあります。たとえば、規模の小さい企業へ転職して役職が高くなると、それにともない収入が高まることも。反対に、規模の大きい企業へ転職して役職が下がると、収入が下がる可能性が考えられます。管理職としての経験があるならば、転職先での役職を軸に転職活動を行うと良いでしょう。
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