上司のいる飲み会。無礼講で大丈夫?
更新日:2022.05.06スタッフブログお酒の席では上司も関係ないとされる無礼講。しかし、文字通り何をしても良いのでしょうか?実際は、無礼講といわれても社会人として行動する必要があります。そこで今回は、前回の「上司とランチを共にする際のマナーについて」に引き続き、飲み会の席における心がまえや最低限のマナーについてご説明します。
上司?お酒?飲み会での優先はどっち?
上司のいる飲み会はビジネスの延長
飲み会に上司も出席している場合、そこはビジネスの延長と考えた方が賢明です。たとえ上司に「今日は無礼講」といわれても、全てが許されるわけではありません。
たとえば、上座と下座を区別できなければ、非常識と思われてしまいます。もし、自分が上座に座ってしまったら、空気を悪くしかねません。またグラスが空いていたら飲み物を注文するなど、同席している人たちへの心配りも大切です。
つまり、「無礼講」という言葉をそのままの意味で受け取ると危険です。上司にいわれたとしても、社会人としての節度ある行動は常に求められています。プライベートの席とは違うと、心がけて下さい。
密かに査定している上司も
上司によっては、お酒の席での様子を観察しています。お酒が入ると、普段より本質が現れやすいと考えられているためです。
万が一飲み過ぎて暴れてしまった場合、本当は暴力的な人と思われても仕方ありません。仕事のスキルとは関係なく「お酒を飲ませると危険」という評価は避けられないでしょう。少なくとも、大切な取引相手を接待する席には同行を許されない恐れも出てきます。
たとえ故意でなくても、羽目をはずして周りに迷惑をかければ評価に影響しかねません。飲み会での振る舞いも査定されていると考えて、お酒の量は適度に控える方が無難です。
最低限のマナーは守ろう
飲み会に上司も参加してくれたら、交流を深めるチャンスです。しかし、最低限のマナーを守らないと雰囲気を壊してしまいます。
いうまでもなく、会社や他人の悪口は禁物です。聞いている方は、美味しくお酒を飲めなくなるからです。また、お酒を無理にすすめてもいけません。お酒が弱い人は、決して喜んでくれないからです。
ただし、肩に力が入り過ぎると逆効果です。堅苦しい雰囲気になってしまい、誰もリラックスできないでしょう。節度を守ることも大事ですが、お酒の席を楽しむことも忘れてはいけません。
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