ここぞという場面で決められないのはなぜ?

2019.12.09 更新日:2021.09.29ビジネス豆知識

現代は技術の進歩やユーザーニーズの多様化により、市場が大きく変化しています。変わり続ける市場に対応するためには、さまざまな場面で決断を下さなければなりません。しかし、リスクが気になって決断できないときや、保留してしまうケースもあります。適切な決断を行えるようになるためには、どうしたら良いのでしょうか。こちらでは、決断力を高める方法や、決断疲れを防ぐ方法についてお伝えします。すばやく決断するのが苦手な方は、ぜひ参考にしてみてください。

優柔不断

スピーディな決断が求められる社会に

現代は、さまざまな技術の発展やユーザーニーズの多様化により、企業にもさまざまな変化が求められています。新事業の立ち上げや既存事業の撤退など、大きな決断をしなければならない場面が何度も訪れます。
また、近年は海外企業の参入も増えたため、国内企業のみでなく海外の同業他社にも注意を払わなければいけません。競争が激化し、市場の変化も大きくなっています。今まで以上に決断力が求められる時代になりました。

重要な場面で明確な意志決定ができないと、ほかの企業に取り残されかねません。また、個人のレベルでも、決断が遅れることで信頼を失う、チャンスを逃すなどのリスクが考えられます。意志決定が苦手な方は、重要な場面で適切な選択をするため、ぜひ決断力を磨いておきましょう

決断できない理由

決断できない理由には、さまざまなものが存在します。ここでは、代表的な理由をご紹介します。

情報が足りない

何かを決める際は、決断したことで起こるメリットとデメリットを考慮する必要があります。しかし、情報が少ない時は、何が適切なのか判断できません。情報を集めるには、情報を持っている人に質問する、過去のデータを調べるなどの方法があります。決めにくいことがある際は、十分な情報が集まっているか確認しましょう。

視野が狭くなっている

決断の遅れは、信頼の喪失や現状の破綻などを招くリスクがあります。ただ、目先のことにとらわれて視野が狭くなっていると、適切なタイミングで決断できないことがあります。決断を遅らせたくなった時は、自分の視野が狭くなっていないか一度振り返ってみましょう。

目的がない

明確な目的を定めていないと、情報の収集や、視野を広く持つことなどが難しくなります。決断力が鈍っている時は、目的を明確にしてみましょう。決断によって目的を達成できるのか考えてみるのが大切です。

決断力と判断力の違い

決断力と似た言葉に「判断力」がありますが、それぞれ意味が異なります。決断力は、前例のないことや、新たなアイデアを採用する際に必要です。ビジネスでは過去に事例がなく、経験からは予測できないことの決断を迫られる場面が多々あります。明確に結果が分からない場面でも、決定できる力が決断力です。

一方、判断力とはこれまでのデータや経験から現状を分析し、最適なほうを選択する能力になります。中間管理職の方が部下を評価する際には、判断力が非常に大切です。環境を大きく変える決定をする決断力に対し、現状を分析して物事を決めるのが判断力になります。ビジネスでは、どちらの力も必要とされるため、ぜひ両方の能力を磨いておきましょう。

決断疲れを防ぐには?

上記の通り、決断できない理由には情報不足や目的意識の欠如などがあります。ただ、もうひとつ気をつけておきたいのが「決断疲れ」です。決断を続けていくとストレスがたまり、決断力も鈍ってしまいます。有名な成功者には、決断疲れを防いで決断精度を高めている方が多く見られます。実際の例を参考に、決断疲れを防止しましょう。

スティーブ・ジョブズ

アップルの創業者であるスティーブ・ジョブズは、生前黒のタートルネックにジーンズという格好を貫いていました。こちらは、決断の回数を減らして決断疲れを防ぐためだったとされています。
その日着る服や、何を食べるかといった小さな決断でも、積み重なれば精神的な疲労が溜まってしまいます。スティーブ・ジョブズは大きな決断をする余力を残すため、毎日の服装を固定していました。

マーク・ザッカーバーグ

スティーブ・ジョブズと同じく毎日同じ服を着続けている人物に、FacebookのCEOのマーク・ザッカーバーグがいます。彼は、「なぜ毎日同じシャツを着るのか」という質問に対して、「僕は社会への貢献に関係しない決断はできるだけくださないようにしている」と答えています。仕事以外のことではできるだけ頭を使わず、仕事上で適切な決断をするために力を残しています。

二人以外にも、アインシュタインやバラク・オバマ大統領を始め、毎日同じ服を着る成功者は多く見られます。小さな決断を減らすことで決断精度を上げるという考えは、成功者の間で広く浸透しています。
決断精度を上げたいとお考えの方は、日常で行っている小さな選択を減らしてみても良いかもしれません。

決断する際のポイント

物事を決めなければならない場面で、すばやく決断するためにはどうしたら良いのでしょうか。ここからは、決断する際に気をつけたいポイントをご紹介します。
何かを決断する際は、メリットとデメリットを比較して、納得のいくほうを選ぶ必要があります。しかし、頭で考えているだけだと、利点やリスクが曖昧になりがちです。冷静に考えるためにも、決断することで発生するメリットとデメリットを書き出してみましょう。文字に表すことで客観的に考えられ、リターンが大きくリスクの少ないほうを選びやすくなります。

また、悩み過ぎないことも重要です。決断をする際に、長い時間がかかってしまう場合は、考えるのではなく悩んでいる可能性が高くなります。しかし、実際に行動するまで、結果が分からないこともあります。ある程度情報を集めたら、悩み過ぎずに決断をくだしましょう。

決断力を高めるには

決断力はビジネスで非常に大切な能力です。決断力を高めるにはどうすれば良いのでしょうか?
決断をするには、事前の情報収集が必要です。決断力がある人物は、つねに直感で大きな決断を下しているわけではありません。ほとんどの場合は事前に十分な情報を集めてから決定しています。情報を集めることで、より適切な選択が可能になるためです。

情報を集める際は、量よりも質を重視しましょう。あまり多くの情報を集め過ぎると、選択肢が増えて決断が遅くなってしまいます。すばやく決定するためには、質の良い情報に絞って参考にするのがおすすめです。
他人にアドバイスするつもりで考えることでうまくいくケースもあります。たとえば、トラブルが起こって決断が必要になった時、焦りから適切な決断が難しくなる場合があります。しかし、他人にアドバイスをする様に問題を考えることで客観的な視点が持てるため、決断精度を高められるのです。感情的になってしまった時は、「なぜ」や「どうして」といった疑問形で問題をとらえて、ほかの方にアドバイスする様に解決策を考えてみましょう。

また、何かを決める際に、100%正しい方法を選ばなければならないと考えると、決断が難しくなってしまいます。しかし、間違っている部分があっても後からカバーすれば良いという考えでいれば、決断を早めることが可能です。不安があるかもしれませんが、動き出してしまえば何とかなることもあります。完璧主義の傾向がある方は、6割スタートでも良いという考えに切り替えてみましょう。

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