コールセンターで働きたい!パターン別の志望動機の例文も紹介
更新日:2024.06.21コールセンター給与面に加えてシフトや服装などの自由度も高いコールセンターは、学生だけでなく社会人からも人気な仕事の一つです。ただ飲食店などと違い、求められている人材がわかりにくいため、気にはなっていてもいま一歩応募に踏み切れない人もいるのではないでしょうか。この記事では、コールセンターで働きたい人のために、求人に応募する際の志望動機のポイントや状況に応じた志望動機の例文を紹介します。
電話代行サービス満足度No.1
月50件からOK!98%以上の高い応答率のコールセンター代行サービスの詳細はこちら
目次
コールセンターの種類で変わる志望動機
コールセンターの業務は、主に電話を受けるインバウンドと電話をかけるアウトバウンドに分かれます。より聞くことに特化したインバウンド、より話すことに特化したアウトバウンドでは特徴が異なるため、それぞれに適した志望動機が必要です。
インバウンドの志望動機のコツ
インバウンドはテレフォンオペレーター(テレオペ)ともいわれ、コールセンター業務のうち受信業務を担当します。例えば商品の使い方を説明したり修理の案内をしたりするカスタマーセンターのように、顧客からかかってきた電話を受けて対処するのが仕事です。
質問や要望の意図を的確に汲み取って対処する必要があるため、話を聞くのが得意、根気よく問題解決に取り組める、継続的に学習できるなどの特徴をアピールするとよいでしょう。
アウトバウンドの志望動機のコツ
受信業務に対して、積極的に発信する業務をアウトバウンドといいます。テレフォンアポインター(テレアポ)やテレマーケティング(テレマ)などとも呼ばれ、新商品の案内や保険の切替などを提案する仕事です。
会話の中で顧客のニーズを聞き出したり商品の魅力を伝えたりするため、最低限度の会話力が求められます。得意とまではいかなくとも、人との会話が苦手ではないことをアピールするとよいでしょう。
経験・未経験で変わる志望動機
コールセンターの勤務経験があるかどうかも志望動機を考えるうえではポイントです。過去にコールセンターで働いた経験を活かした即戦力アピールはとても有効です。未経験の場合は、関連する経験や意気込みをアピールするとよいでしょう。
コールセンター経験者の志望動機のコツ
コールセンター経験者の志望動機は、経験してきたことを交えてアピールするのが効果的です。例えばコールセンターでの成果や表彰などを挙げます。仮にブランクが長くてもコールセンターの仕事を理解していて、なおかつ適正も担保のできるのは大きな強みです。
ただし同業種から転職する場合は、理由付けに注意が必要です。業務内容の違いや勤務形態などを理由にさらに成長するためなどとポジティブな理由を考えておきましょう。
コールセンター未経験の志望動機のコツ
コールセンター未経験の場合、ポイントとなるのはなぜコールセンターを選んだのかを明確にすることです。また過去の経験や特技などからコールセンター業務に活かせそうなものをアピールしましょう。
接客、営業や電話応対などの経験はコールセンターでも重宝します。基本的なビジネススキルや正しい言葉遣い、相手の心の機微を捉えるスキルなどに照らし合わせると効果的です。また未経験の場合は高確率でなぜ異業種へ転職するのかと聞かれます。コールセンターを選ぶ理由、目的や目標(将来のビジョン)をまとめておきましょう。
採用担当者が見ているポイント
コールセンターの志望動機のポイントがわかったところで、次は採用担当者が注目するポイントを紹介します。アピールすべき自分の武器がわかっても、アピールの方向性を間違えれば効果は半減してしまうのでよく確認しておきましょう。
よく見られているポイント①やる気を感じられるかどうか
コールセンターに限らず、企業の採用担当者はこの人を採用したらどのようなメリットがあるのかを考えて採否を決めます。希少で高度な能力を持つ人材ほど採用する価値が高いのは当然ですが、仕事に対するやる気や熱意も同じくらい重要視されます。
例えば、自ら進んで学び行動する姿勢を持っている人は、良い印象を持たれやすいです。なぜなら成長の伸びしろが感じられ、既存の社員へも良い影響があると期待できるからです。採用後すぐに辞めてしまうリスクも低そうに映り、高評価につながりやすいです。
よく見られているポイント②仕事を理解しているか
コールセンターの仕事を理解しているか、もしくは理解しようとしているかもチェックされます。コールセンターの仕事は比較的条件面で優遇されているケースが多く、例えば給与や勤務シフトなどを理由に応募する人も少なくありません。
もちろん稼げる、シフトの希望が合うといった理由は十分な志望動機ですが、これらは採用されやすい志望動機とは言えません。大切なのはコールセンター業務に対して興味を持っていることや、仕事内容を理解しようとしているかといった点です。
よく見られているポイント③求めている人材かどうか
その人が求めている人材かどうかは、採用担当者が採否を決定するうえで重視する項目のひとつ。コールセンターの業務は未経験でも安心して始められるよう高度にマニュアル化されていますが、その中でもより適正がありそうな人材を採用したいと考えています。
インバウンド(受信)、アウトバウンド(発信)、扱う商品やサービス、経営方針などについて募集要項や企業Webサイトでよく確認し、適当な人材であるとアピールすることが大切です。実際に働いている人の口コミなどがあれば社風や経営方針などを具体的に知れるので、SNSや口コミサイトなどをチェックするのもよいでしょう。
状況に合わせたコールセンターの志望動機の例文
コールセンターの志望動機を考えるうえでの注意点、アピールポイントの考え方などを把握したところで、具体的な志望動機の例文を紹介します。状況別に4種類の例文を紹介するので、実際に応募するコールセンターの特徴などに合うものを参考にしてください。
【インバウンド向け】志望動機の例文
お客さまの要望に応じて適切に対応するのは簡単ではないため、研修で教わったことだけで満足せず、意欲的に知識やスキルを身に着けられるよう勉強したいと考えています。私は、その人が言いたいことや聞いてほしいことが何かを意識しながら話を聞く事が得意なので、お客さまに寄り添った対応ができます。
前職(接客業など)では臨機応変な対応が求められたため、突発的な出来事への対応力が磨かれました。お客さまのご要望に対しても落ち着いて臨機応変な対応ができると自負しております。
【アウトバウンド向け】志望動機の例文
人と話すことが好きなので、話術を磨ける接客業や営業職に就きたいと考えています。中でもアウトバウンドのコールセンターは対面ではなく、電話を挟んで行う接客業で、話術が対面よりも重要になってくる職業だと感じます。
どのように説明すれば相手に魅力を伝えられるか、好きになってもらえるか考えたり工夫したりする時間が楽しいため、コールセンターの仕事も前向きに取り組めると考えています。これまでもお客さまへ商品(サービス)をおすすめする接客業をしており、その経験を生かして活躍したいです。
【コールセンター未経験者向け】志望動機の例文
自分が客の立場で受けたコールセンターの対応が、とても親切な対応で感動しました。自分も同じように人の役に立ちたいと考えています。以前は販売スタッフをしていました。お客さまとの会話から好みを聞き出すことが得意なので、コールセンター業務でも上手に商品をおすすめできると思います。
また、電話応対の機会も多く、電話で人と話すシチュエーションには慣れています。見た目の影響を受けず、声のトーンや話し方などの技術が結果につながる仕事に魅力を感じています。コールセンターで話す技術を極めたいです。
【コールセンター経験者向け】志望動機の例文
以前はインバウンド(アウトバウンド)業務を行っており、アウトバウンド(インバウンド)業務も経験してスキルアップをしたいと考えておりましたが、残念ながら異動の可能性がなく転職を決意いたしました。前職では電話サポート業務を担当しており、お客さまからのさまざまな電話に対応してきました。特に言葉だけでわかりやすく説明する技術には自信があり、御社でも貢献できると考えています。
コールセンターの志望動機は適切なものを準備しよう
コールセンターの志望動機を考えるうえで大切なのは、応募先のコールセンターが求める人材に合致するかどうかです。例えばインバウンドの募集にアウトバウンドで活きる能力や経験をアピールしても魅力が半減してしまいます。
インバウンド、アウトバウンド、経験の有無、社風や部署の営業方針などをできる限り調べ上げ、適切な形でアピールできるよう準備しましょう。志望動機が決まっても面談に不安がある場合は、こちらの記事をご覧ください。
最新記事 by 電話代行サービス株式会社広報部 (全て見る)
- やってはいけない電話のガチャ切り|正しい電話の切り方を解説 - 2024年11月22日
- 電話の取り次ぎが業務効率に与える影響と改善策 - 2024年11月20日
- 【例文付き】信頼度UP!取引先への電話の折り返しマナー - 2024年11月18日