地方にはあまりない? 東京ならではの仕事
更新日:2023.03.05スタッフブログ東京は企業数がもっとも多く、さまざまな職種があります。求人広告をよく調べれば、なかなか地方で見つからない仕事も探し出せるかもしれません。とくに東京に多く地方では少ないといわれる分野が、クリエイティブ系、IT系、イベント関連や各種専門店です。それぞれ求人の数、雇用形態や採用条件には違いが見られます。今回は、これらのジャンルの仕事についてさまざまな情報をご紹介します。
目次
クリエイティブ系
東京都にあるクリエイティブ系の職種としては、出版社、放送業界、広告関係などが挙げられます。
都内には出版社が建ち並ぶ
東京都は、さまざまなジャンルの出版社が建ち並ぶエリアです。とくに集英社、小学館、講談社は、国内有数の大手企業として知られます。それぞれが手がける漫画雑誌からは数多くの人気作品が生まれているため、子どもの頃から馴染みのある方は少なくないでしょう。いずれも、本社は東京23区に所在します。なかでも集英社と小学館が本社をかまえる千代田区には1,000軒近くの企業が連なり、たくさんの関係者が出版業務に従事している地域です。
都心に集まる全国ネットの放送局
東京23区には、出版社とともに全国ネットの放送局を始め100以上のテレビ局も集まっています。そのうち港区は、民放の主要5局の本社がすべて集まるエリアです。地上デジタルch4の日本テレビは港区東新橋、ch5のテレビ朝日、ch6のTBSテレビ、ch7のテレビ東京はいずれも港区六本木、ch8のフジテレビジョンは港区台場に所在します。日本の公共放送に該当するNHK(ch1・3)の所在地は、渋谷区神南です。都内では、放送局の多さを反映する様にいろいろな場所でロケも実施されています。
広告関係の仕事も豊富
東京都は情報発信の中心地であり、広告関係の仕事も豊富です。広告代理店は23区にとどまらず、周辺地域まで広範囲に所在します。広告代理店の種類は、大きく分けて総合広告代理店と専門広告代理店の2タイプです。前者はさまざまなメディアの広告を扱い、後者はひとつのメディアに特化します。近年、注目されているのは、専門広告代理店のインターネット分野です。東京にはオンライン広告を手がける代理店が1000社以上に及び、出版社や放送業界とともに多くの仕事に関われると期待できます。
IT系
IT系は、大手企業からの求人が絶えないといわれる分野です。募集内容は一律でなく、経験を積めばスキル向上も目指せます。
大手企業は渋谷・六本木に集中
いまIT系の仕事では、いろいろな働き方を選べます。最近、高速ブロードバンド回線の進歩もあり在宅勤務する方も増えています。ただインターネット関連の仕事は新しい情報に対する感度のよさが求められるため、大手企業は渋谷から六本木にかけて集中する傾向にあります。大手のインターネット企業は優れた人材の確保に積極的であり、常にさまざまな求人が出されている状況です。
募集内容は千差万別
具体的な勤務内容や雇用形態に関してはさまざまなパターンが見られます。すべての求人が自分のニーズに見合っているとは限らないため、どこに応募するかは慎重に検討する必要があります。とはいえ、選択肢が豊富に用意されているところは東京ならではの特徴といえます。しっかり調べれば、好条件の仕事を見つけられるでしょう。
経験を積めばスキル向上も目指せる
IT系、とくにインターネット関連の仕事は、多くの業務経験を積めばスキルの向上を目指せるジャンルです。働いて収入を得られるうえ業務を通じて勉強もできる意味では、一挙両得の仕事と考えられます。スキルが磨かれた時には、待遇が改善され給与は増えるかもしれません。
地方より生活費が多くかかりやすい東京で高い給料を得ようと考えるなら、IT系の仕事はおすすめといえるでしょう。いまのところ求人はたくさん出ているので、焦って決める必要はありません。できるだけ多くの募集案件に目を通し、自分の希望に合ったものを探して下さい。
イベント関連
東京では必ずといってよいほど週末や祝日にはイベントが開催され、イベント関連の仕事は多岐にわたります。
東京ではイベント開催が盛ん
東京では、時期を問わず1年を通じてイベント開催が盛んです。イベントの中身も、幅広いジャンルに及びます。すぐ思い浮かぶのは、コンサートや握手会でしょう。アイドルグループのイベントに関係者として参加すれば、好きなメンバーを普段より身近に感じられる可能性があります。業界によっては、新規モデルの展示会が定期的に開かれています。ビジネス系のフォーラムや食のイベントも、よく催される分野です。
イベント運営には人手がかかる
イベント運営は、多くの人手がかかる仕事です。当日だけでも、会場設営から撤収まで数々の作業が必要になります。通常、イベント会場では連日に渡り行事が開かれており、機材を搬入できるのは当日の朝です。開場時間までにセッティングしなければならず、時間に余裕はありません。開場後には来場者の誘導などがあり、最後は急いで撤収です。さまざまな作業を滞りなく進めるには多くの人手が欠かせず、ほぼ毎日、求人は絶えません。
雇用形態は派遣や短期採用が中心
イベントの場合、たいてい開催期間は限られているため雇用形態は派遣や短期採用が中心です。ひとつのイベントに長く拘束されるケースは少なく、いくつもの求人に次々と応募できるメリットがあります。なかには専門性の高い職種も見られ、臨時のアルバイトから社員への道が開ける可能性もあるといわれています。いろいろと経験を重ねながら関心のある分野で就職を目指すなら、イベント関連の仕事は適しているかもしれません。
各種専門店など
東京は、都内各地に各種の専門店がひしめき合っているところも特徴的です。求人が盛んとは限りませんが、よく探すと珍しい仕事も見つかることがあります。
オタク産業が大規模展開
近年、よくメディアに取り上げられるジャンルはオタク産業です。最近は日本の漫画やアニメが海外でも人気を集め、国内ではオタク関連事業が大規模に展開しています。オタクの街として広く知られる秋葉原や池袋にはグッズショップが集まり、連日、全国各地さらには諸外国からも多くの観光客が訪れるほどです。たくさんの来客に対応するため、ショップでは店頭業務を担当するアルバイトの求人が見つかります。ただ多くのケースで欠員補充が中心であり、常に募集されているわけではありません。
専門店街も発展
都内の場合、いくつかの地域で専門店街も発展しています。人口密度が高いうえ多くの方が仕事やプライベートで足を運ぶため、こぢんまりした専門店も事業展開できると考えられています。世界的に名高いエリアは、神田神保町の一画を占める古書店街でしょう。台東区の合羽橋には、食器類、調理器具、食材、食品サンプルから調理衣装まで多彩な道具を専門的に取り扱う問屋街が広がります。これらもアルバイト募集が多いとはいえませんが、興味があるなら時間をかけて探してみる価値はあるでしょう。
全国各地のアンテナショップも出店
東京では、観光スポットの周辺や駅の地下街に全国各地のアンテナショップも出店しています。いま国内では、観光開発に力を入れる自治体が増えています。地元の名産品をアピールする目的で、経済の中心地である東京にショップをかまえるケースは珍しくありません。外国人観光客に対応する機会も多く、採用時には語学力を問われる場合があります。
採用条件は厳しいかもしれませんが、海外の方にも自分の出身地をアピールできる魅力があり挑戦してみる価値は高いと考えられます。興味のある方はぜひ求人を探してみてはいかがでしょうか。
最新記事 by 電話代行サービス株式会社広報部 (全て見る)
- やってはいけない電話のガチャ切り|正しい電話の切り方を解説 - 2024年11月22日
- 電話の取り次ぎが業務効率に与える影響と改善策 - 2024年11月20日
- 【例文付き】信頼度UP!取引先への電話の折り返しマナー - 2024年11月18日