水道事業ガイドラインとは?
更新日:2022.05.02スタッフブログ私たちの大切な生活用水は、水道局をはじめとする水道事業者のサービスによって各家庭に届けられます。健全な経営と、必要施設の整備状況が良くなければ安定した水の供給もままなりません。そこで日本水道協会が定めた国内規格が、“水道事業ガイドライン”です。今回は、このガイドラインの意義についてご説明します。
水道事業ガイドラインの紹介
水道事業ガイドラインとは?
水道事業ガイドラインとは、水道事業サービスの安定確保を目的に、平成17年1月に公益社団法人日本水道協会が制定した国内規格です。事業経営の透明性や、施設の稼動状況、メンテナンス具合を総合的に把握・評価するために、全国の水道局で共通の指標を設けています。
その指標は、次の6つの目標に分類されます。
- 「安心」安心・安全・美味しく飲める水道水を確保するための指標
- 「安定」時間と場所を問わず、安定的に生活に必要な水をお届けするための指標
- 「持続」水の継続供給と、それを取り巻く環境を形成するための指標
- 「環境」水質汚染などの重大な公害を引き起こさないための指標
- 「管理」健全な計画に基づく業務運営が実行されているかを示す指標
- 「国際」水道サービス事業を通じて、国際社会への貢献度を表す指標
水道事業の経営効率を高めるための業務指標
幅広い角度からチェックの目を入れ、水道サービス事業を総合評価する水道事業ガイドライン。
現状を正確に分析し、問題が見つかれば早急に対策を講じて事業の適正化と正常化を図ります。
それぞれの水道局による堅実な取り組みが、水道事業全体のパフォーマンスを向上させることはいうまでもありません。
毎年更新される業務指標は、経営の透明性確保を目指してWeb上に公表されます。これによって他の自治体との比較が容易となり、市民との間で情報共有も図れます。
水道サービスに関する意見も積極的に受付け、事業策定や経営計画に反映させる体制を構築。水道事業もサービス業である以上、お客さまの満足度を重視する姿勢は当然、求められるのです。
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