読書術のアップで教養を高める!

更新日:2023.04.19スタッフブログ

読書をする人

たくさん本を読んで教養を高めたいと考える社会人は少なくないでしょう。それでも仕事をしていれば、ゆっくり読書する時間の確保は簡単ではありません。ビジネスパーソンは、少しでも時間をかけずに速読する方法を身に付けておきたいところです。今回は、会社で業務に追われている人も習得しておきたい読書術のポイントをいくつかご紹介します。こちらの情報を参考に、今後の読書ライフにぜひ役立てて下さい。

効果的な読書法をご紹介

速読方法

平日の昼間、会社で働くビジネスマンは帰宅後の限られた時間のなかで読書タイムを見つけなければならないでしょう。仕事が忙しいと、講座に通いながらじっくり速読術を磨いている余裕はないかもしれません。
そんな時に役立つ速読方法は、習得するまでに大して手間も時間もかからない方式です。実際に読書する場合の主なポイントとしては、「内容を予測しておくこと」と「すぐに重要箇所を見直せること」の2点が挙げられます。同時にレビューを書くと、自分がどの様に内容を理解したかを確認できます。

あくまで短時間で少しでも速く読み進めるための方法であり、基本的に一言一句の意味を細かく意識しません。全体像や本文で主張されている意見を、大まかに把握することが目的です。精読ではないので、小説の絶妙な心理描写をじっくり味わいながら読みたい時などには適切な方法とはいえません。
多少は雑になっても本をたくさん読んで数多くの情報に触れながら教養を高めたいと考えるなら、次に紹介する速読方法を試してみて下さい。

いきなり読み始めるのではなく、タイトルや帯の文、目次などから内容を想像

特別な練習なしに速読する最初のポイントは、上述のとおり「本の内容を読み始める前に想像しておくこと」です。
何の判断基準もなく、自由気ままに想像力をふくらませるわけではありません。きちんとタイトルや帯の文面、あるいは目次を参考にしながら内容を推測します。裏表紙や後書きの解説文も、あらすじの把握に有効です。また新聞の書評欄を読むだけでも筋書きがある程度まで分かります。

あらかじめ話の大筋がつかめていると、いきなり本文を目にするより内容理解に手間取りません。会議に出席する際、配布資料に目を通しておくと実際の説明を聞いてもスムーズに理解できることと同じです。日頃から馴染みのあるテーマであれば、なおさら時間をかけずに読めるでしょう。
とくにタイトルは、論点や主張をもっとも端的に表現しています。また目次をみれば、話の流れを理解できるでしょう。この2点を押さえるだけでも何についてどんな話題が展開するか予測できるので、事前のチェックをおすすめします。

重要箇所や覚えておきたい部分には付箋を貼る

速読する際、もうひとつの大切なポイントは「重要箇所のマーキング」です。かつてはアンダーラインを引くことが一般的でしたが、あまり汚したくないなら付箋を貼ってもよいでしょう。

付箋が貼られる本

この方法は、要点チェックに大きな効果を発揮します。通常、本の内容はすべてが同じくらい重要というわけではありません。筆者が一番伝えたい言葉、あるいは自分の心をとらえた表現に付箋が貼るだけで、全文を読み直さなくても気になる文章のあったページを簡単に見つけ出せるわけです。

ただし、あまり欲張ると付箋だらけになるかもしれません。全ページに貼ったら、最初から読み直しです。それを避けるためにも、マーキングする範囲はある程度まで絞り込んでおく必要があります。たとえば、ほかの書物で詳しく扱っている要素は避けるといった具合です。

とくに重要と感じた部分がピックアップされていると、その本がどんな教養を提供してくれるか明確になります。それぞれの書物の価値を見定めるためにも、この方法は有効です。

レビューを書いてアウトプット

一般的に本を急いで読むと、内容理解が浅くなることは少なくありません。そんな時は、レビューを書くと読んだ内容を整理しやすくなります。
レビューのスタイルは人それぞれであり、とくに正しい書き方といった決まりはありません。ここで頭を悩ませると、せっかく速読しても時間を浪費してしまいます。きちんとした文章を書こうと気負いすぎず、強く記憶に残っている文面を気楽にアウトプットするだけで問題ありません。

教養を高めるためなら、有益に感じた情報をただ列挙したレビューでも十分です。個人のブログやSNSに公開するわけでなければ、本文をそのまま引用しても著作権侵害を心配する必要もありません。個人的なレビューは誰かに読ませることが主目的ではないので、とくに体裁を気にしなくてよいわけです。
レビューがあると、どの本に何についての情報があったか手早く分かります。いろいろ読むうちに記憶があいまいになっても本をみることなく要点を確認できるので、ぜひ実践してみて下さい。教養を高めれば、ビジネスパーソンとして成長も期待できるでしょう。

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