仕事で使う思考の枠組み「ビジネスフレームワーク」

2020.09.09ビジネス豆知識
Pocket

ビジネスフレームワークは情報やアイデア、状況などを整理するためのツールや考え方です。ビジネスフレームワークは使いこなせるようになれば仕事のスピードが上がります。少しは知っているけれど良く分からないという方もいると思います。今回はビジネスフメームワークについて紹介します。

ビジネスフレームワーク

 

「ビジネスフレームワーク」

フレームワーク(framework)とは構造や枠組みのことです。ビジネスフレームワークは情報やアイデア、状況をそれぞれの目的にあったフレームワークに当てはめて使用するツールです。分かりやすく言えば、仕事で使うことができる思考の枠組みです。思想や発想が効率化できるように考案されています。ただ、ツールといってもガジェットのようなものではなく、思考の整理ができるテンプレートのようなものです。ビジネスフレームワークは基本的に誰かの成功パターンをフォーマット化されていますので手順や考え方が明確に示されています。

また、ビジネスフレームワークは基本的に図表化されていますので情報を整理しやすく他人に説明する際にも分かりやすく伝えることが可能です。ビジネスフレームワークは問題解決、アイデア発想、戦略立案、組織開発など多くの場面で使うことができます。会議やプレゼンテーションの際にも有効に使えます。ビジネスで発生する様々な課題もビジネスフレームワークを上手く活用することでクリアすることができます。ビジネスフレームワークはたくさんありますが、その時に必要なフレームワークや自分に合っているフレームワークを活用することができれば問題ありません。目的や状況に合わせて活用することで仕事を大幅に効率化できます。

ビジネスフレームワークを活用するメリット

情報や思考、考え方が整理できるので頭の中が明確になる。

成功パターンがフォーマット化されているので、現状が正解なのか不正解なのか判断しやすくなる。説得力のある資料を作成することが可能になり会議やプレゼンテーションで説得力が増す。業務の効率が上がり仕事をこなすスピードが上がる。

ビジネスフレームワークを活用するデメリット

ビジネスフレームワークが完成した時点で思考が終わりになってしまうことがある。
ビジネスフレームワークは種類がたくさんあるので使い分けが困難な場合がある。
思考がかたよってしまったり、答えが見つからなかったりすることもある。
既存の事柄を分析したりするのは強いが、新しい事柄を生み出したりすることには弱い。

覚えておきたいビジネスフレームワーク

目的達成ビジネスフレームワーク

PDCA

計画(Plan)実行(Do)評価(Check)改善(Action)の頭文字を取ってPCDAです。4つのステップを順番にこなしていきます。

計画:目標を達成すべきための計画を立てます。大目標、小目標があると良いです。
実行:計画を実行します。後で評価できるように目標と結果の差を記録することが大切です。
評価:記録した数値などを見て客観的に評価します。計画通りに進んでいるかどうか確認します。計画が適切であったかなども評価します。
改善:評価したことに対して改善すべき点を洗い出し次の計画を立てます。

この4つを1つのサイクルとしてブラッシュアップしながら繰り返し回していくことで目標に近づくことができます。

KPT法

維持していくべきもの(Keep)問題点、改善点(Problem)これからやるべきこと、挑戦(Try)の3つの頭文字を取っています。KPT法は振り返りを効果的に行うためのビジネスフレームワークです。個人の仕事の進め方を反省、分析するのに役立ちます。上手くできたことはKeepします。上手くできなかったことはProblemです。これからどうしていくかをTryに振り分けて分析、反省して振り返り次に活かします。

KPTは頭の中でまとめるのではなく、紙に書きだしましょう。付箋に書き込みノートに貼る方法、付箋ノートでも構いません。書き出すことで頭の中もすっきりと整理することができます。初めての人でも取り入れやすく幅広いビジネスシーンで活用できるビジネスフレームワークです。

アイデア発想、思考整理ビジネスフレームワーク

5W1H

すべてのコミュニケーションに必要です。ホウレンソウ(報告、連絡、相談)の基本です。情報伝達の際に意識すると過不足や誤解が発生しにくくなります。報告もそうですが部下に指示を出す際も意識すると良いです。何(What)誰(Who)いつ(When)どこ(Where)なぜ(Why)どのように(How)の6つの頭文字を取っています。次のような順番で考えると5W1Hはアイデア発想にも課題解決にも役立てることができるビジネスフレームワークです。何のために(Why)どうやって(How)誰が(Who)何を(What)いつ(When)どこで(Where)5W1Hはビジネスフレームワークの基礎とも言えます。しっかりと意識して活用しましょう。

ロジックツリー

ロジックツリーは問題を要素ごとに分析、解明していく手法です。論理(ロジック)を樹木(ツリー)の枝葉のように分解して問題や課題を解決に導きます。ロジックツリーのポイントは問題をMECE(漏れなくダブりなく)意識するということです。抜けや重複があると問題が分かりにくくなってしまいます。ツリーを作成しながら考えを発展させていくのでシンプルで活用しやすいビジネスフレームワークです。

マーケティング戦略ビジネスフレームワーク

3C分析

マーケティング環境を分析するのが3C分析です。市場、顧客(Customer)競合(Competitor)自社(Company)の3つの頭文字を取っています。自社を取り巻く市場や顧客、競合の動きを分析することで、自社の立場を客観的に見ることができます。自社の強みと弱みが分かります。ブランディングやマーケティング戦略に活用することができます。

バリューチェーン

ビジネスの各工程における価値を分析するのがバリューチェーンです。企業の活動である原材料や部品の調達活動、商品の製造や加工、出荷配送、マーケティング、顧客への販売、アフターサービスなどが最終的な付加価値にどのくらい貢献しているのか。個々の工程の集合体として考えるのではなく、価値の連鎖として捉える考え方です。競合他社と比較して自社の強みや弱みを分析し、事業戦略の改善策を探るフレームワークでもあります。原材料を調達して商品やサービスが顧客に届くまでに企業が行う活動の連鎖がチェーンです。物の流れだけでなく、どこで価値が生まれるのか、価値の連鎖として捉えたのがバリューチェーンです。このようにして付加価値に着目することで自社の優位性を探ることが可能になります。優位性が分かれば基本戦略を考えたり、競争分野を決めたりすることができます。

ビジネスフレームワークについて紹介しました。今回紹介したビジネスフレームワークは一部です。他にもたくさんビジネスフレームワークがあります。目的や状況に合ったビジネスフレームワークを活用しましょう。
この機会にビジネスフレームワークを使いこなせるようにしましょう。

Pocket

The following two tabs change content below.

電話代行サービス株式会社広報部

お問い合わせ