もしもし検定に出題されるビジネスマナーをご紹介~退出編~

2019.03.19スタッフブログ
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こちらのコラムでは、もしもし検定(電話応対技能検定)で出題される、ビジネスマナーについての問題を紹介しています。

前回『もしもし検定の過去問に出題されるビジネスマナーをご紹介~商談編~』までは、Aさんが訪問先の会社で商談を終え、これから応接室を退出しようとするところまで話が進みました。最終回である今回は、退出に関するビジネスマナーの過去問を、順序立ててご紹介します。

退出時のマナー

商談が終わった時の退出方法

Aさんは商談を終え、応接室から退出しようとしています。相手方は退出時にどのような配慮をしてくれるのでしょうか。

設問

応接室での商談が終わり、お客様を見送ります。その時の応接室の退出方法として最も適切なものを、次の中から1つ選びなさい。

  1. 引き戸のときは、上司がドアを開け、お客様から先に出ていただく。担当者は最後に出る
  2. 引き戸のときは、担当者がドアを開け、お客様に続き上司、担当者が出る
  3. 押し戸のときは、担当者がドアを開け先に出る。続いて上司が出て、お客様の下位の方から出ていただく
  4. 押し戸のときは、上司がドアを開け先に出る。続いてお客様の上位の方から出ていただき、担当者が出る

正解

2(引き戸のときは、担当者がドアを開け、お客様に続き上司、担当者が出る)

解説

この問題は初見だと理解するまでに時間がかかるかもしれませんが、退出時の流れを想像すれば、不自然な場所が見えてきます。ビジネスではよくあるシーンなので、しっかりと考え、理解しておきましょう。

順番としては、まずは担当者がドアを開けて支えておき、お客様の上位者から順番に先に出ていただくのが正解です。お客様の退出が終わると担当者の上司が出て、ドアをゆっくりと閉めます。

ただし、押し戸の場合は、ドアを開けた担当者が応接室の中にとどまると通行の妨げになるため、最初に退出し、外からドアを支えておきます。

ドアの開け方マナーを考える人

お客様の見送り方

応接室から退出し、相手方はAさん達を見送ってくれます。どこまで見送ってくれるのでしょうか。

設問

応接室での商談が終わったあとのお客様の見送り方です。不適切なものを、次の中から1つ選びなさい。

  1. 応接室の中で、お辞儀をして見送る
  2. エレベーターで、ドアが完全に閉まるまでお辞儀をして見送る
  3. 玄関で、お客様が見えなくなるまでお辞儀をして見送る
  4. お車での場合、車が走り出して見えなくなるまで見送る

正解

1(応接室の中で、お辞儀をして見送る)

応接室の中だけでなく、せめて応接室を出たところまでは見送るのが良いでしょう。それ以外の選択肢は、会社の場所や建物の構造などによって、どこまで見送ればよいのかが異なってきます。位の高い方であれば、複数の場所でそれぞれお見送りが必要かもしれません。いずれにおいても、丁寧さが感じられる見送り方をすれば問題ありません。

乗車時のマナー

無事に見送られ、会社の外に出てきました。Aさんと上司は、雨が強く降っているため、最寄り駅までタクシーで向かうことになりました。応接室の席次だけでなく、タクシーでも座る場所についてのマナーが存在していることを思い出します。

第三十八問「乗車時のマナー」をご覧下さい。
(http://denwadaikou.jp/column/?p=7564)

Aさんは、もしもし検定であらかじめ勉強していたので、突然必要とされたタクシーの座る場所にもしっかりと配慮でき、無事に会社へ戻ることができました。

タクシーのマナーに配慮できた人

もしもし検定は現代のビジネスパーソン育成に役立つ!

ここまで、もしもし検定の過去問から、会社の訪問に関する内容を3回連続でご紹介してきました。もしもし検定は、電話応対や日本語(敬語や正しい表現)に関する設問以外にも、個人情報保護法などの法令に関する問題、そしてこういったビジネスマナーに関する出題もなされています。

近年、Eメールや問い合わせフォームなどの普及をはじめ、普段のやりとりにおいてもLINEやSlackなどのチャットツールが台頭し、電話をする機会が非常に少なくなっています。そのため、電話が苦手と感じる方や、本当に正しい応対ができているのか、不安を抱えているという方もいらっしゃることでしょう。

電話応対を含め、正しい日本語の使い方や各種マナーなどの一般常識は、どのような方でも身につけたいはずです。社員にどのような勉強をさせるべきかを検討している方や、学生のうちに常識とされていることを勉強しておきたいけれど、何をしたらいいのかわからないという方は、現在考えている講習や検定試験に加え、もしもし検定もひとつ候補に入れていただければ幸いです。検定試験に合格はできなくとも、テキストを用いて勉強したことや、解答を出すために考えたことは決して無駄にはならないでしょう

『もしもし検定に出題されるビジネスマナーをご紹介』を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

まだ第1回目からお読みでない方は、次のリンクよりご覧下さい。
第1回『もしもし検定に出題されるビジネスマナーをご紹介~訪問編~
第2回『もしもし検定に出題されるビジネスマナーをご紹介~商談編~

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