水道メーターに関する予備知識
更新日:2022.05.02スタッフブログ家庭における飲み水の使用や洗濯、入浴などは、公共の水道設備があることで成立します。使用した水道の量を適性に記録・管理するのに必要なのが水道メーターです。これが無ければ、1月あたりどれだけお水を使ったかわかりません。今回は、どこのご家庭にもある、水道メーターについてご説明します。
水道メーターとして知っておきたいこと
大切な役割を持つ水道メーター
電気やガスに使用量を計測する機器があるのと同じく、水道にも同じ役割を持つ水道メーターがあります。ただ、電気・ガスと比べ、設置場所が把握しにくいという特徴があります。
水道メーターは、「量水器」と記されたボックスに収納されていて、多くの場合、地面に埋め込まれています。
分かりにくい場所にあるといえ、設置場所をきちんと確認することはとても重要です。
なぜなら、水道管が破裂して水漏れや床下浸水などの被害が発生した場合、大元となる止水栓は水道メーターの近くにあるからです。
水道メーターは、気づきにくい水漏れの発見にも役立ちます。「いつも通り使っているだけになのに、最近はやたらと水道代が高い」という場合、水道管のどこかに傷が入って水漏れが起きている可能性も否定できません。
不審に思った時は、すべての水回りの使用をストップし、水道メーターを確認しましょう。メーターの数値に動きがあれば、漏水の可能性が大です。
水道メーター管理の注意点
水道メーターは、利用者側に管理責任があります。メーターの有効期限は8年と決まっていますので、期限の日が来たら交換する様にして下さい。
しかし、種類によっては水道局が取り換えてくれるメーターもあります。自分の家がどんな水道メーターを利用しているのか、水道事業者に確認することも忘れない様にしましょう。
また、集合住宅などは、管理組合が全戸の水道メーターを統括管理しているケースもあり、メーター交換が必要な時は組合の規定に沿って行うことになります。
水道メーターの管理・交換については、メーターの種類や住居形態、お住まいの自治体によって異なりますので、まずは管轄の水道局に問い合わせてみるのがベストです。
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