コールセンター業務での性別や年齢、学歴の関係性
更新日:2022.05.06コールセンターコールセンターは時給が高めで、時間の融通が利きやすい職場です。求人も多く、他の業種に比べて採用されやすくなっています。しかし、年齢が高かったり、学歴に自信がなかったりしても、面接に受かるのでしょうか?また、採用されるためには、どんな点をアピールすれば良いのでしょうか?コールセンター業界の就職事情についてご紹介します。
コールセンターに採用されるための条件とは
コールセンターの男女比は?
コールセンターは女性が多い職場というイメージが浸透していますが、実際には男性も多く働いています。男性だから不利になるということはありません。しかし、業種によっては男女比が偏ることもあります。例えば、化粧品や下着関連の仕事では、女性が応対するほうがお客さまに気を遣わせませんし、男性が説明するよりも説得力が生まれるでしょう。
反対に、ネット回線・機械操作・端末操作の案内を行うコールセンターでは、男性のほうが有利になる傾向があります。また夜勤の場合、安全性などの問題からか女性の応募が少なく、男性がほとんどという職場が少なくありません。同じコールセンターでも、女性向きの職場と男性向きの職場があります。コールセンターでの勤務を希望するなら、自分が働きやすいと思える職場を選ぶ様にしましょう。
シニアも活躍できる職場
コールセンターでは、10~60代まで幅広い年齢の方たちが活躍しています。シニア層も多く働いている職種です。業務は、ほぼ1日中席に座って行うのが特徴。そのため、体力にあまり自信がないという方でも安心です。また、保険の窓口の様に信頼感が重要なコールセンターでは、若い方よりシニアの方が歓迎されることがあります。同じ研修を受けても、年齢が高い方が相手に頼りになる印象を与えられるからです。ただ、IT業界やプロバイダー業者の様な、パソコンに関する知識が必須な業種では、若年層のほうが向いているといえるでしょう。
現在は、募集年齢に制限をかけてはいけない決まりができたため、求人の段階で応募できないことはありません。しかし、職場によってはシニア層が不利になることもあるため、業務内容を調べてから応募してください。
シニア層が活躍しやすい職場では、募集要項に「シニア層が多く活躍しています」や「50~60代のスタッフが中心となって働いています」などの文章がよく記載されています。これは「この仕事はシニア層におすすめ」というメッセージでもあるため、シニア層にはチャンスのある職場といえるでしょう。
学歴は問われない
コールセンターの仕事では、基本的に学歴は問われません。高卒以上であれば採用されるケースも多くなっています。既卒や、就職経験がない方にも始めやすい仕事です。採用時には学歴よりも、人柄や適性に重点が置かれます。
コールセンターの業務は電話応対を基本とし、それぞれポジションに配置されるため、絶えず先輩が新人をフォローできる状況ではありません。オペレーターは、はじめから基本的に、お客さまを相手にひとりで対応しなければなりません。
どのスタッフも滞りなく対応できる様に、多くのコールセンターでは研修に力を入れています。研修を終了すると、敬語やビジネスマナーを習得し、コミュニケーションスキルも上達したオペレーターが電話応対シートを確認しながら、懇切丁寧なオペレーションに励みます。
コールセンターに入社した後は、いくつかのキャリアプランがあります。未経験でコールセンターに入った場合、まずはオペレーターからはじめることになります。その後、順調に経験を積むと、スーパーバイザー(SV)になるチャンスが出てきます。
スーパーバイザーは、オペレーターを教育したり、全体のマネジメントを行ったりする仕事です。スーパーバイザーから事業やマーケティング計画を企画する経営側に進む、あるいは業務で身につけたスキルを活かし、トレーナーになる方もいます。その他にも、経験を活かして他業種に転職するなど、キャリアプランはさまざまです。
面接でアピールする点は?
コールセンターでは、学歴や年齢が問われない分、面接が大変重要になります。まず重視されるのが「声」です。コールセンターは声だけでお客さまに対応するため、ハキハキして明るい声の方が採用されやすいといえます。
また、コミュニケーション能力が高い方も有利です。コールセンターではお客さまから頻繁に相談を受けることになるため、相手の話をじっくり聞き、親身に対応できる方が向いています。さらに、クレームが入ってくることも多い職場のため、忍耐強さも求められます。理不尽なクレームがあったとしても、忍耐力を持って冷静に対応できる方はコールセンターで重宝されるでしょう。
もし、以前にもコールセンターで働いたことがあるなら、その点もアピールしましょう。経験した役割・担当したサービス・顧客層・対応件数といったことを伝えると、面接官に経歴をアピールしやすくなります。その上で、業績や顧客満足度を上げるためにどのような努力をしてきたかを伝えると、好印象を与えられるでしょう。
未経験の場合は、やる気を強く伝えましょう。コールセンターでは未経験採用も多いため、面接でやる気や前向きさをアピールできれば、採用される可能性は十分にあります。また、時間の融通が利きやすいコールセンターですが、それでも土日や夜間に働ける方は重宝されます。勤務可能なら、ぜひその点もアピールしておきましょう。
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