もしもし検定過去問 2級技能第六問「携帯電話での会話の流れ」

更新日:2022.10.31スタッフブログ

紙を見ながら電話を対応する外国人男性

今月から始まりました真夏企画「あなたはこの問が解けるか!?」と題しまして、日頃は3・4級の問題を出すところを、上位級である1・2級の問題を紹介し、皆様をさらなる高みへ導こうと考えています。

お盆も終わりまして、夏休みも後半戦。熱戦が続く甲子園も、決勝戦が近づいて来ています。超絶スローボールにはなんとも度肝を抜かれました。あんなボールもありと言えばありなんですよね。お盆期間中はところどころで休みを頂いていましたので涼しいクーラーの中、高校生球児達の熱戦を楽しませて頂きました。青春していて良いですね。炎天下でのプレイには十分注意して欲しいものです。

今回も真夏企画をお届け、問題区分としては「コミュニケーション・電話メディア」について取り上げます。

では、今回の特集第六問の問題はこちら

▼もしもし検定 二級技能問題6

設問

以下の場面で、携帯電話への電話をかける時の会話の流れで、もっとも適切なものを次の選択肢から1つ選びなさい。

【場面】

ビジネスで電話します。電話する相手は、初めての方です。電話に出た相手の方は、「はい」とだけ言いました。

  • A 相手の名前の確認
  • B 電話できる状態かの確認
  • C 自分の名前を名乗る

【選択肢】

  1. A→C→B
  2. B→C→A
  3. C→A→B
  4. C→B→A

電話応対技能検定専門委員会(編)(2013年)
『電話応対技能検定(もしもし検定)2/1級過去問題集』(公益財団法人日本電信電話ユーザー協会)

問題へのアプローチを解説

今回は「コミュニケーション・電話メディア」の問題。これは3級、4級でも出てきた問題区分ですが、上位級ということでさらに踏み込んだ形での出題がされています。携帯電話という便利なツールは、便利でどこでも利用できるからこそ、相手の状態の確認などがとても重要になってきます。このような問題の場合、まず自分が受ける場合だった時のことを想像して考えると良いかもしれません。まず、どんな言葉を頂くと電話相手に対して不信感が拭えるのか?第一声はそこがポイントになります。

もしもし検定の解答

正解:3

電話代行のオペレーターによる解説

アプローチでも書きましたが、やはりまずはじめにやることとしては、自分がどんな人間であるかを紹介することです。そうすれば相手も「ああ、○○会社の方か」と納得した上で安心してもらえるはずです。何度か電話する中の場合、着信した時に電話帳に登録されていると、携帯電話なら表示されることがありえますが、それでもしっかりと名乗るようにしましょう。

すると、選択肢3と選択肢4のどちらかとなります。続いては相手の名前を確認します。かけ間違いの可能性がありえますので話せるかの確認をするよりも、相手の確認が優先されると考えられるからです。ここから導かれる正解は、選択肢3となります。

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