ビジネスシーンのマナー違反を再点検!
更新日:2022.05.09スタッフブログビジネスシーンにおいて、自社内や取引先などを問わず、必要とされるビジネスマナーがあります。電話対応・お辞儀の角度・お茶の出し方・名刺交換など、いずれも社会人として身につけて損はありません。しかし、多くのビジネスマナーを理解しているつもりでも、実はマナー違反をしている場合もあります。そこで今回は、無意識に違反してしまいがちな内容をご紹介。小さなことでも、相手に嫌な思いをさせてビジネスがうまく運ばなくなることがあります。再点検をしてビジネスマナーをしっかりと心得ましょう。
目次
無意識に違反しているかも?再点検したいビジネスマナーをご紹介
長袖ワイシャツの腕まくり
オフィスが暑い時や、仕事で外回りをしている時など、つい長袖ワイシャツの袖をまくりたくなる、という方もいるかもしれません。ビジネスシーンでは、長袖ワイシャツを腕まくりすることは失礼にあたります。なぜなら、腕まくりは一種の着崩しになってしまうからです。ビジネスシーンでは、たとえ暑くてもきちんとしたスーツの着こなしで臨みましょう。またスーツの下の半袖シャツ着用は、スーツのルールとしてふさわしくありません。半袖シャツにネクタイは日本特有の着こなしになってしまうので、あわせて注意しましょう。
商談中の腕組み
考えごとをする時についついやってしまいがちな腕組み。これもマナー違反に該当します。心理学的に腕組みは、拒否や威嚇を意味すると考えられているので、相手に「偉そう・怖い」といったマイナスなイメージを与えてしまうのです。無意識にやってしまいがちなポーズだけに、十分注意しなければいけません。ちなみに欧米では、腕組みのポーズを「敵対の意思表示」と捉えてしまう方もいるため、海外で商談する際は腕組みをしない様にしましょう。
商談・会議中の携帯電話オン
商談・会議中は、基本的に携帯電話の電源を切るのがマナーです。商談・会議中に着信音が鳴ってしまうと自分も相手(周囲)も集中できず、大きな迷惑となることも。中にはマナーモードに設定しておく方もいますが、静かな部屋だと余計にバイブレーションの振動は響くため、商談・会議を中断させてしまう可能性もあります。また、電話に出るために中座することもタブーです。会議室や取引先のビルに入る前に、携帯電話の電源はオフにしておきましょう。電源をオフにしておけば、マナーモードの設定をし忘れても鳴ってしまう心配はありません。
打ち合わせの席で、出された飲み物や食べ物を残す
打ち合わせの席で、飲み物や食べ物を出されることもあるでしょう。遠慮をして口をつけない方もいますが、飲み物や食べ物を用意してくれた方に対するマナーとして、出された飲み物や食べ物はありがたく頂戴するのが基本です。飲み残しや食べ残しがあると、片づけをする際に捨てに行くなど手間を増やしてしまいます。出していただいたものは、きちんとお礼を述べ、打ち合わせが終わるまでに器を空にするのが望ましいといえます。退席する際は、人数分の食器を寄せ集めるなど軽く片づけをしてから出るとさらに好印象をもたれるでしょう。
笑いながらの謝罪
ビジネスシーンでトラブルはしばしばみられます。こちらに非がない場合でも、誠意を込めて謝罪をして対処しなければいけません。しかし、中には笑いながら謝罪をする方もいます。場の雰囲気を和らげるためにそういった行動をとってしまうのかもしれませんが、笑いながらの謝罪は悪いことをしたという気持ちが伝わりにくく、相手をさらに不快な気持ちにさせてしまうことも。謝罪に笑顔は不必要なので、つい癖で笑ってしまう方は意識をして改善しましょう。
周りに確認をとらずタバコを吸う
ビジネスシーンで確認もせずにタバコを吸う行為もマナー違反です。タバコを吸ってはいけないわけではありませんが、相手の気持ちを尊重するスタンスが大切です。なるべく、相手に勧められるまでは吸わない様にしましょう。ただし、取引先の方がタバコを吸わないということであれば、勧められても吸わないほうが無難といえるでしょう。
取引先に訪問した際、テーブルに灰皿が置いていない場合は禁煙を意味するかもしれません。ヘビースモーカーの方は、商談・会議中にタバコを吸いたくならない様に、あらかじめ一服しておくといいでしょう。ただし取引先に出向く場合、臭いが残る場合もあるので、口臭ケアなどを準備するとよいでしょう。
メールに大容量のファイルを添付する
ファイルを添付してビジネスメールを送る際、添付したデータの容量が大きすぎると相手先のネットワークに負担をかけてしまいます。容量が多いデータを送る場合は無理に添付せず、ファイル転送サービスなど違う方法を使って送る様にしましょう。詳しくは「添付ファイルを送信する時に注意したいこと」で紹介しています。
普段意識しない行為も、ビジネスのシーンで行うとマナー違反になってしまう場合があります。取引先やクライアントからの信頼を失わないためにも、日ごろの振る舞いを今一度点検をして、気持ちよく商談・取引を進めて下さい。
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