片付けが作業効率をアップする!ビジネスのための整理術

2019.12.13ビジネス豆知識
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「仕事ができるかどうかは、その人のデスク環境を見れば分かる」という声もあるほど、デスク周りの整理は仕事と密接な関係があるといわれています。片付いていないデスクで仕事をしていると、上司からの評価が悪くなったり体に悪影響が出てしまったりする可能性もあります。片付けが苦手だという方でも、考え方を変えることで片付けられる様になるかもしれません。

今世界で大注目の「こんまりメソッド」を活用してデスク周りを整理し、仕事の作業効率アップを目指しましょう。デスク整理のコツや、片付けがオフィス作業に与える影響をご紹介します。

整理整頓された机

 

アメリカで大人気の「こんまり」とは?

こんまりこと近藤麻理恵さんは、2010年に「人生がときめく片付けの魔法」という本を出版し日本に片付け旋風を巻き起こしました。2014年にアメリカで英語版が出版されると、世界40ヵ国以上で翻訳出版され、1000万部を超える世界的大ベストセラーになります。2015年には、アメリカのTIME誌の世界でもっとも影響力のある100人にも選ばれました。2019年にはNetflixで冠番組がスタートし、世界190ヵ国で放送中です。この番組がアメリカで大ヒットし、「KonMari=片付け」を意味する言葉として流通するほどの社会現象となっています。

近藤さんは大学在学中に片付けコンサルティングの仕事をはじめ、自己流の片付け術「こんまりメソッド」を発案しました。これまでの常識を覆す彼女の片付け術は、オフィスの整理整頓にも活かせるとしてビジネスマンたちにも大人気のようです。

 

こんまり流の片付けのポイント

世界中の人たちに衝撃を与えたこんまり流の片付け術とは、単なる空間の整理ではありません。具体的な「こんまりメソッド」のポイントをご紹介します。

 

理想の空間をイメージする

こんまりメソッドでは、著書のタイトルにもある様に、一番の目的は人生をときめくものに変えることです。片付けるという行為は、ときめく人生を手に入れるための手段にすぎないというのです。彼女は、自分がどんな空間でどんなふうに過ごせたら幸せかを具体的にイメージし、それに近づくためには何を残すべきかという考え方をします。デスク周りの片付けをはじめる際も、まずどんな環境で仕事がしたいかをイメージすることからはじめてみましょう。

 

持ち物すべてを見極める

捨てる理由を探すのではなく、実際に自分の持ち物すべてに触ってみて「ときめくかときめかないか」で手元に残すかどうかを決めます。「高いお金を出して買ったから」「もう売っていないものだから」という理由で捨てるのをためらってしまう方がいますが、それはこんまりメソッドでは手放さない理由にはなりません。なぜなら、値段や市場価値は他人が決めた価値観だからです。こんまりメソッドでは、自分の価値観と向き合い、自分の持ち物は自分の判断基準で選ぶことを大切にしています。この様な判断基準で選ぶことで、本当に自分に必要な大切なものだけが手元に残ることになるのです。

 

持ち物すべてに定位置をつくる

手元に残したものには、定位置をつくります。片付けられない人の多くは、物の定位置を決めていないといいます。定位置さえ決めてしまえば、いくら散らかしても元に戻すだけです。片付けのハードルが低くなるため、整理整頓された状態が保ちやすくなるでしょう。

 

片付けられる人と片付けられない人の違いは?

片付けられる人と片付けられない人の根本的な違いは、片付けに対する優先順位の高さです。片付けられる人は、片付いた空間で生活することが大切だと考えているため、やりたいことがあっても片付けを優先できます。片付けられない人は、片付けよりもやりたいことの方が大事だと感じることが多く、そちらを優先します。その結果、散らかしても散らかったまま放置してしまうのです。

また、片付けられる人は片付けられない人よりも所持品の数が少ない傾向があります。必要最低限の物しか持っていないため、片付ける時間も収納スペースも最小限で済むのです。所持品の数が多ければ多いほど、片付けに膨大な時間と収納スペースが必要になってしまいます。そのためますます片付けるのが億劫になり、片付けられないという悪循環を生んでしまうのです。片付けられないという方は、少しでも片付けに対するハードルを下げるために所持品の選別からはじめてみましょう。

 

デスク整理のコツ

デスク周りはできるだけシンプルに、仕事に関係あるものだけを置くのが好ましいとされています。こんまりメソッドを活用ながら、デスク整理をはじめてみましょう。

 

書類の整理

まずはデスク周りでもっとも散らかりやすい書類の整理からはじめます。デスク周りの書類をすべて集め、一枚一枚確認して必要なものと捨てるものに分けましょう。必要な書類はカテゴリーごとにホルダーにまとめ、定位置を決めて片付けます。

 

文房具や小物

ボールペンや付箋、名刺など、使用頻度の高いものほどデスク上に出しっぱなしになってしまう方も多いでしょう。使用頻度の高いものは、引き出しなどにしまうのではなく、出し入れしやすい場所を定位置にすることで片付けやすくなります。

 

仕事に関係ないものを取り去る

捨てるのがもったいない、いつか使うかもしれない、などの理由でデスク周りに保管してあるものはすべて取り去りましょう。今使用していないものは、自分にとっても仕事にとっても必要のないものです。ただし、写真立てやアロマグッズなど、心がいやされるものであれば、多少飾っておいてもいいでしょう。

 

片付けていないデスクがもたらす悪影響について

片付けていないデスクで仕事を行うと、どの様な悪影響があるかをご紹介します。デスクを片付ける目的が分からないという方は、これらの悪影響がなくなることを想像してみて下さい。

 

ストレスがたまる

片付いていないデスクで一日中仕事をしている人は、心理状態が混乱していると考えられます。目の前で物が散乱していると無意識に心がかき乱され、脳が情報を処理するプロセスまで制限されてしまうのです。その結果気が散って仕事に集中できず、ストレスを感じてしまいます。ストレスは、言わずもがな心や体に悪影響を及ぼします。

 

時間のロスが増える

デスクが片付いていないと、必要なものを探す時間や作業スペースを空けるための時間など、多く時間が無駄になります。何がどこにあるかが一目で分かる様になれば、無駄な時間をより有効に使うことができる様になるのです。

 

効率が悪い

デスク上が物で溢れていると、その分作業スペースが狭くなり仕事の効率も悪くなってしまいます。仕事の効率が悪くなると、生産性が落ちて残業が増えてしまうかもしれません。

 

ミスを誘発される

デスク周りが汚れていると集中力が散漫になるため、思わぬミスをしてしまう可能性が高くなります。また、大事な書類をどこにしまったか分からなくなり、紛失してしまうこともあるかもしれません。デスク周りは常に整理し、防げるミスは未然に防ぐ様にしましょう。

 

 

デスク周りは仕事が忙しくなればなるほど散らかってしまいがちですが、片付いていないデスクで仕事を続けていてもメリットはほぼありません。忙しい時こそ思い切って、まずは片付けを優先させてみて下さい。こんまりメソッドに基づいて片付ければ、職場のデスクが理想的な快適空間に生まれ変わるでしょう。片付いて整理されたデスクでは集中力が高まり、仕事効率が劇的にアップすると考えられます。常に気持ちよく仕事に打ち込める様に、ぜひデスク周りの環境を見直してみて下さい。

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