オンラインサロンとは?メリットとデメリット

更新日:2023.04.07スタッフブログ

ネット環境の整った部屋

最近ビジネスマンの間で注目を集めている「オンラインサロン」。これは、ネット上でコンテンツの公開や参加者同士の交流が行われるクローズドなコミュニティを指します。著名人が運営を行っている場合も多く、専門性の高い知識やオープンな場所では得にくい情報を得られるのが魅力です。しかし、オンラインサロンにはいくつかのデメリットもあるため、入会の際は注意しましょう。こちらでは、オンラインサロンの概要やメリット・デメリットをお伝えします

オンラインサロンとは?

オンラインサロンとは、月額会員制のネット上で展開されるコミュニティのことです。会員だけが参加できるクロードな組織で、オープンな場所では話しにくい内容も話せます。

オンラインサロンの活動内容は、動画や音声の配信・質問への回答・ライブ配信・会員限定のセミナーの開催・交流会といったことです。人脈を広げたい方や、スキルアップを目指したい方が参加するケースが目立ちます。

交流にはFacebookが使われる場合が多く、プラットフォームにはDMMがよく利用されています。ジャンルはビジネスから美容、グルメといったものまでさまざまです。今後もオンラインサロンは増えていくと考えられます。

オンラインサロンのメリット・デメリット

オンラインサロンのメリットは、質の高いコンテンツを見られることです。オンラインサロンでは、会員向けに記事や動画を多数載せています。無料で見られる情報よりも深い知識を得られるのが特徴です。また、参加者の成功談が書かれることも多く、より専門性が高く実用的な知識を得られます。

参加者同士で交流ができるのもメリットです。同じ目的の仲間が集まるため、切磋琢磨してスキルを磨けます。1回限りになることが多いセミナーに対し、ほかの参加者と継続的に交流できるのがオンラインサロンの特徴です。

オンラインサロンにはデメリットもあります。ひとつは、期待通り活動できないケースがあることです。サロンによっては何カ月も投稿がなかったり、新しく入会した方に対してフォローがなく参加しづらかったりするところもあります。その様なサロンに入ってしまうと、会費を払っているのに十分な活動ができない事態に陥ってしまうため、注意が必要です。可能であれば、無料で参加できるお試し期間を設けているサロンを選ぶことをおすすめします。

また、サロンの運営を参加者がボランティア同然で手伝うケースもあります。主催者の近くで仕事をすれば、スキルを学べる面もありますが、あまり手伝う量が増えると自分の生活を圧迫しかねません。オンラインサロンでは主催者が絶対的な存在になっている場合も多く、手伝いを断りにくい場合もあるため、注意が必要です。

オンラインサロンを開設するには

オンラインサロンを開設するには、主にFacebookを使って自分で作る方法と、オンラインサロンのプラットフォームを利用する方法があります。

Facebookを使って自分で作成

Facebookを使ってオンラインサロンを作ることができます。まずは非公開のグループを作成し、参加者を招待しましょう。記事や動画を投稿したり、グループ内で交流したりすれば、簡単にオンラインサロンを運営できます。

Facebookに加えて別サイトを作成する方法もあります。参加者との交流はFacebookで行い、コンテンツの配信は別途作成したサイトに載せて会員だけに公開するといった形です。Facebookページのみのほうが作成は簡単ですが、古い投稿が流れていってしまうため読みにくいというデメリットがあります。その点、別サイトに掲載していれば、いつでもスムーズに過去の投稿を読めます。

決済にはPayPalの様な継続課金サービスを使用すると便利です。PayPalの場合、入会時にクレジットカードの決済登録をしてもらえば、毎月自動で会費が引き落とされます。ほかにも、BASEやSTORES.jpといったネットショップシステムを使った決済方法があります。

Facebookと決済サイトを組み合わせる方法の大きなメリットは、手数料を安く抑えられる点です。オンラインサロンサービスを利用するよりも、コストを大きく抑えられます。ただし、申込みフォームの作成や顧客管理、入金確認作業といったことはすべて自分で行わなければなりません。Webサイト作成に慣れていない方や、事務作業する時間を取りにくい方は、専用のサービスを利用することをおすすめします。

オンラインサロンのプラットフォームを利用する

DMMの様なオンラインサロンプラットフォームを使って運営することも可能です。

DMMでは画像や動画、テキストの配信ができます。コンテンツの掲載にはDMMを使い、参加者との交流にはFacebookやGoogle+といった外部サービスを利用することになります。DMMを使ってオンラインサロンを運営するには、基準をクリアして審査に通らなければなりません。

DMMを利用すれば、入退会の手続きや会費の決済、顧客管理などの手続きをすべて行ってもらえます。また、堀江貴文氏や近藤麻理恵氏といった著名人もこちらでオンラインサロンを行っているため、入会希望者から信頼されやすいのも魅力です。

ただし、DMMを利用する場合は会費から手数料が引かれます。手数料がいくらなのかは公開されていませんが、DMMに吸収合併されたSynapseでは20%に設定されていたため、同じくらいの金額だと考えられます。手数料が高めでも、機能やサポートの充実しているところで運営したい場合は、こちらを利用しましょう。

有名なオンラインサロン

有名なオンラインサロンをご紹介します。

「HIUイノベーション大学校」

堀江貴文が運営するHIUイノベーション大学校は、オンラインサロンの中でも人気の高いコミュニティです。メインのFacebookグループに加え、約30の分科会グループで構成されています。分科会には不動産・音楽・物販・美容系・求人・スポーツ系・エンタメ系といったさまざまなものがあり、自分のやりたいことに合ったグループにスレッドを立てられます。賛同者がいれば、すぐにプロジェクトをスタートできるシステムです。月額は10,800円と高額ですが、1164人もの方が参加しています。

「エンタメ研究所」

キングコングの西野亮廣が運営するオンラインサロンです。月額1,000円というリーズナブルな価格で入会できます。西野亮廣が日々の気付きや企画案を書いた「西野のメモ」を見られるほか、絵本や映画、個展といったプロジェクトに参加できることもあります。現在注目が集まっているサロンで、長くオンラインサロンの人気ランキングで1位だったイノベーション大学校を抜いて2018年12月に1位になりました。

「箕輪編集室」

幻冬舎の編集者である箕輪康介が運営しているオンラインサロンです。月額5,940円で参加できます。当初は本の編集を目的とするサロンでしたが、現在では動画や映画、音声の製作も行われる様になりました。マーケティングやプロデュース、プロモーションのスキルが身につくサロンとして注目を集めています。

「こんまりサロン」

片付けコンサルタントの近藤麻理恵が運営するサロンです。月額3,240円で入会可能です。リアルタイムでの片付けに関してのオンラインセミナーが見られたり、片付けメソッドのコラムが見られたりします。また、片付けの前に宣言をすると近藤麻理恵から返事が届くコンテンツもあります。

「樺沢塾」

精神科医の樺沢紫苑が運営するオンラインサロンです。こちらでは、脳科学や心理学を根拠にしたビジネススキルが学べます。読書術・記憶術・時間術・プレゼン術・人脈術といった仕事術を学ぶことで、ビジネスマンとしての能力をアップさせられます。月額1,500円とリーズナブルな価格で入会可能です。

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