オンサイト保守とは?
更新日:2022.03.18スタッフブログパソコンやシステム製品の点検・修理は、どの様な保守サービスを利用されていますか?製品発送の必要がなく、スタッフが現地に来て修理してくれる「オンサイト保守」にはさまざまな課題を解決してくれるメリットがあります。今回は、システム保守に便利なオンサイト保守についてご説明します。
目次
「困った」を現地で助けるサービス
オンサイト保守とは?
オンサイト保守とは、パソコンやソフト、システム製品を現地にて作業員が直接保守作業するサービスのことです。富士通やパナソニック、NECなど、大手電機メーカーを中心にさまざまなオンサイト保守サービスを取り扱う会社があります。たとえば、壊れたパソコンの修理はサービスセンターに送付する方法が一般的ですが、オンサイト保守の利用ではその必要がありません。正確で迅速、安心の保守サービスといえるでしょう。
サービスの流れ
細かいサービスの流れはメーカーによって異なりますが、オンサイト保守を依頼すればおおまか以下の段取りで進みます。
- エンドユーザーがトラブルをサポートセンターに報告
- コールバックし、作業日程を相談
- サポートセンターがシステム保守担当者へ作業依頼
- オンサイト復旧作業
- 必要に応じて交換用パーツを配送
基本的に、異常原因の特定のための現地派遣はありません。電話によるヒアリングを通じて製品の状態や故障具合、トラブルに至る経緯の説明を受け、不具合の原因を把握したうえで現地対応となります。
また、ヒアリングでの異常原因が困難な場合は、オンサイトによらずセンドバックサービス(修理センターで行う点検業務)で修理を行う可能性が高いです。
オンサイト保守サービスのメリット
センドバックサービスが主流にある中で、現地修理のオンサイト保守には以下の様なメリットがあります。
修理作業の様子を確認できる
見えない場所で修理が行われるセンドバックと違い、オンサイト保守は現地に作業員が訪問して修理を行います。スタッフが訪問してくれることで分からないことがあれば質問できますし、今後の使用に向けたアドバイスも受けられるでしょう。これから製品を使ううえで注意したい点も把握でき、長期利用につながります。
製品発送の手間が省ける
修理センターに修理を預けるとなると、製品を梱包して送り届ける作業が必要となります。何日以内に発送という期限付きですので、遅れたら修理を受け付けてくれないかもしれません。忙しい状況であれば、配送作業をうっかり忘れるなんてことも珍しくないでしょう。スタッフが現地で作業にあたってくれるオンサイト保守サービスであれば、その様な心配も不要です。
素早い解決につながる
発送する手間がかからないということは、スピーディに修理できることを意味します。依頼するところが地方であれば、センターに届くまでにそれだけ時間もかかってしまうでしょう。オンサイト保守であれば、希望の日時に来てくれて、迅速な解決につなげてくれます。
どんなオンサイト保守が理想?
さまざまなメーカーや保守サービス会社が提供するオンサイト保守点検ですが、細かいサービス内容は各社によって異なります。そんな中でも、「こんなサービスがあればいい」と思えるサービスの特徴を以下にご紹介します。
全国対応のサービス力
全国各地にスタッフを派遣できる拠点があれば、ユーザーを待たせることなく迅速対応が可能です。都市と地方の格差もなくなり、全国すみずみまで良質なサービスが行き渡る様になります。
24時間365日サポート
夜中や仕事休みの土日でも修理派遣ができるサービスはありがたいです。平日のみ対応のところであれば、なかなか修理が終わらないことも。会社であれば、パソコンが1日でも使えないとなると、業務に大きな支障を生むでしょう。時間やシーズン問わず、フレキシブルに対応してくれるオンサイト保守サービスが理想です。
マルチベンダー対応で窓口を一元化
マルチベンダー対応のところであれば、ハードウェア部品の交換もメーカーを問わず対応できます。交換部品ごとに問い合わせ先を変える必要もないので、ユーザーの満足度も高まることが期待できます。
説明が丁寧で、要望を可能な限り聞いてくれる
ユーザーの声に真摯に耳を傾け、サービス内容にその意見を反映させるメーカーや保守点検会社だと信頼が持てます。充実したアフターフォロー体制があると分かれば、再度その会社から製品を購入したいという気持ちも起こるでしょう。
こんな課題を抱えているなら、オンサイト保守利用がおすすめ
オンサイト保守サービスの利用は、以下の様な課題を抱えるユーザーにおすすめです。
- サーバやネットワーク機器が複数メーカーによって構成されているため、保守メンテナンスが煩雑。ワンストップでのサービスをお願いしたい。
- 現在の保守サービスの料金が高額で、費用対効果の検討も含め、サービス内容の見直しを図りたい。
- 会社のセキュリティレベルを高めるため、保守点検サービス会社を一本化したい。
これらの課題がある場合は、オンサイト保守サービスの利用を検討してみて下さい。
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