職場で気を付けたい癖
更新日:2023.04.17スタッフブログ癖とは、無意識に出てしまう、習慣化している、あまり好ましくない言行です。自宅ならまだしも、たくさんの人が仕事をする職場では出したくないのが本音かもしれません。もちろん本人は無意識であることが多いため、自分が周りに迷惑をかけているという認識はないかもしれません。そして、人の癖ばかりが目についてしまいますので、本人は悪気が無かったとしても、癖は周りの人を不快にさせることが多いのが癖です。この機会に自分にも相手が不快になる癖がないか確認し、相手が不快になるような癖があるなら直す必要があるでしょう。今回は職場で気を付けたい癖について紹介します。
目次
職場で不要な音
貧乏ゆすり
イライラしたときに貧乏ゆすりをする人は要注意です。本人は揺することでストレスを発散しているのだと思います。しかし実際に隣で貧乏ゆすりをされてデスクが揺れるなどの実害を受けた方としては迷惑で仕方ありません。ガタガタと音を鳴らしているのはもちろんですが、音が鳴らなくても視界に入ると気が散り、集中できなくなります。
話をしているときに貧乏ゆすりをされると、ちゃんと話を聞いているのかな?という不信感も出てきます。なぜ貧乏ゆすりというのかは、いくつかの説があるようですが、落ち着きなく足をガタガタさせるのは貧乏でゆとりが無いように見えることからです。
机を指でトントン叩く
これも貧乏ゆすりと同じで、音が気になる上、不快に感じる人もいます。本人は考え事でもしているのかもしれませんが、職場ではやめましょう。デスクワークをしている隣でトントンされたら、まとまるアイディアもまとまりません。
ペンを回す
音が鳴らないから大丈夫だと思っていませんか?たまに失敗してペンが落ちる音が聞こえることもあります。中には話しているときや会議中に行う人もいますが、ビジネスシーンでは全く不要です。どうしてもやりたい人は自宅でやりましょう。
ペンをカチカチ鳴らす
ペン先を出したり収納する時の音が鳴るのは仕方ないことかもしれませんが、意味もなく何度も鳴らすのはやめましょう。ビジネスシーンでは必須のアイテムであり、誰もがしてしまう可能性があります。文字を書いていないけれどペンは持っている状態の時は意識しておきましょう。
指をポキポキ鳴らす
男性に多いですが、漫画の主人公のようにポキポキ鳴らします。鳴らすことによって気持ちよくなっているかもしれませんが、ポキポキを聞いている人は気持ちよくないかもしれません。優しい人は指が痛くならないか、逆に心配してしまいます。あなたのポキポキで周りの人に余計な心配をさせてはいけません。
音を立てて飲食
意外と何かを食べる音は響きます。お腹が減るので食べることは仕方ないことかもしれませんが、食べるなら昼休みまで我慢するか、静かに食べましょう。噛んでやっている、これでもかといわんばかりに口を開けてガムを噛むとクチャクチャと大きな音がするのです。あなたのクチャクチャを聞かされている方の身になって考えてみましょう。
ガムがダメならクチャクチャ鳴らない飴にすればいいのか?という方もいるでしょう。静かに食べるなら、ガムでも飴でもどちらでもかまいませんが、飴をかむ音を鳴らしてしまうこともあります。普段から何かを口にする人は気を付けましょう。
咳払いをする
必要以上の咳払いは耳障りとなってしまい、この人はいつも調子が悪いのかと勘違いしてしまいます。喉の調子が悪いわけでもないのに、オホン、エヘン、ゴホンと音を立てると、集中できなくなることもあるので、本人が思っている以上に周りは迷惑です。調子が悪いのならある程度は仕方がないのかと思いますが、癖でやっているとしか思えない人もいますので、意識して確認しましょう。
舌打ちをする
直すのが大変かもしれません。やる人は、ついついやってしまう舌打ち。これはやっている本人も気づいている人が多いのではないでしょうか。しかし、わざとやっている人もいます。やっている人は不愉快だから舌打ちするのでしょうが、やられた方はもっと不愉快な気分になります。
癖の中でもやっかいな舌打ちは人間関係を壊してしまいますので、ビジネスはもちろんプライベートでも、できる限りしないようにするのが自分のためになります。舌打ちしても気持ちが良くなるわけでも、ストレスが発散するわけでもないです。舌打ちはまったくプラスにはなりません。
キーボードを激しく叩く
仕事をしている感をアピールするのが狙いなのかはわかりませんが、キーボードを激しく叩く人がいるのではないでしょうか。最後にenterだけをを激しく叩いてしまうこともあるでしょう。故障の原因や寿命を縮めてしまいますので、必要以上の力を使わないようにしましょう。
足音がうるさい
高いヒールを履いていると仕方ないのかもしれませんが、思っている以上に響いています。男性でも固いソールのカツカツという足音が鳴ります。そこまで神経質にならなくてもという方もいるかもですが、考え事をしているときに、カツカツ、コツコツという音を聞かされると、心を乱されてしまうのではないでしょうか。
社内にいるときはスリッパのような履き物を持参し、履き替えてしまえばいいのではと思うことと思います。しかし、スリッパにはスリッパの問題があります。コツコツ、カツカツ鳴らないと思ったら、ザッザッ、ズルズルと聞こえてきます。これはもうどうしようもないことなのでしょうか?そんなことはありません。気を付けていれば、それほど大きな足音は鳴らないはずです。
ため息をつく
何もないのにため息をつく人はけっこういます。幸せが逃げてしまいますよといいたくなります。ため息くらいで幸せは逃げないと思うかもしれませんが、周りの人に煙たがられている可能性があるかもしれません。本人はため息をついてすっきりしているかもしれませんが、その音や雰囲気によって聞かされる方は気分が沈んでしまいます。
癖になっているなら要注意です。呼吸のような感覚で、自然と出ていませんか?自分で意識してみてください。すぐに気が付くことでしょう。やはり、ため息ばかりの人とお近づきになろうとは誰も思いません。ため息が出そうになったら、静かに深呼吸をしてみましょう。
大きすぎる声
社内で電話をするだけなのに、あまりにも大きな声で話す人。隣のデスクの人との話なのに注目してもらいたいのか、みんなに聞こえるように大きな声で話す人。地声が大きいなんて言い訳です。他の従業員もたくさんいる職場ですので、声の大きさには限度があります。
他の方が集中できず、業務に集中できないかもしれませんし、電話をしている人は、通話している相手の声が聞こえなくなるかもしれません。そのことを理解しましょう。
がさつな人
俗に言う、物の扱いが乱暴な人です。机の上に乱雑に書類や備品を置くなど、音を立てないと仕事ができないことはありません。仕事に使う備品を大切にできない人が、上手く取引先の人と接することができるのでしょうか?
周りで見ている方も気分が良いものではありませんので、物を無造作に置くことはやめましょう。また、整理整頓されていない机も不快感を与える原因となります。隣の人の机に雪崩を起こしたことはありませんか?職場はみんなのものという意識を持つようにしましょう。
ひとりごとをいう
ひとりごとを言うと、気が散る人もいます。私に言っているのかと思って返事すると、ひとりごとだったこともあれば、ひとりごとだと思って無視していると、私に向けて言っていたのか、ということも起こってしまいます。周りからすれば迷惑で仕方ありません。続けていると誰にも気にかけてもらえなくなるかもしれませんので、ひとりごとは自宅だけにしておきましょう。
こんな仕草にも注意しよう
腕組みや足組み
相手に偉そうに見えてしまいます。自分は特別な意識が無くても、腕を組んだり足を組んだりすると偉そうに見えると認識しておくことが大切です。腕組みや足組みをする人はどこでも同じことをしてしまいますから注意しなければいけません。ビジネスでは腕組みや足組みはしないのがマナーです。
鼻で笑う
自分にそのつもりはなくても、バカにしているのではないか?と思われる原因となります。鼻で笑うのが癖になっているなら、すぐに直しましょう。周りを不快にさせるどころか人間関係をも壊してしまいますので、笑うときは声に出して笑いましょう。ただ、馬鹿笑いも良くありませんので、その辺りは上手く調節してください。
あくびをする
生理現象で仕方ないのかもしれませんが、あまり印象は良くありません。中には遠慮もせずに大口を開け、声も出してあくびをする人がいます。もう少し自分の行動に注意しましょう。やる気がないと取られても仕方ありません。我慢すれば、あくびはかみ殺せます。どうしても出てしまう時は、見えないように手を口元に持っていくなどし、静かに行いましょう。
頬杖をつく
仕事中や会議中に頬杖をついているとだらしなく見えます。自分はだらけているつもりはなくても、周囲からの評価は下がってしまいます。姿勢が悪くなる原因となりますので、いすやひじかけを調整するなどして、頬杖をつかなくても楽に座れるように工夫しましょう。
言葉の癖にも注意
D言葉といわれる「だって」「だったら」「だけど」「でも」「どうせ」「ですから」はネガティブな言葉です。もし出そうになったら、この言葉よりも良いS言葉にしましょう。「すみません」「失礼しました」「承知しました」です。できるだけ、その場にあった言葉を使うようにしましょう。
爪を切る、髭を剃る、耳掃除をするなど身だしなみのことをする
仕事とプライベートの区別をつけるようにしましょう。朝出社する前に済ませるのが基本です。髭が濃い人は1日に2回以上剃る必要があるかもしれませんし、口臭ケアとして昼食後のはみがきをする方もいるかもしれません。みだしなみに気をつかう素晴らしい心がけではありますが、お手洗いなどで済ませるか、休憩時間を活用すると、より評価を高められるかもしれません。
誰にも迷惑をかけていない癖なら全く問題なありませんが、職場では周りの人の迷惑になってしまうこともあります。一人一人が気遣いをすることで、快適な職場を実現することができます。癖で大切なものを失う前に、少しずつ改善していきましょう。
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