エフィカシーの高め方とは

フィカシーを高めるためには、セルフトークをポジティブなものに変えていくのが効果的です。また、自分よりフィカシーが高い人と行動を共にすることによって、自分自身のフィカシーを高めていく方法があります。エフィカシーの高い人の特徴は、一緒にいると、元気になりますし幸せな気分になります。フィカシーの高い人にはたくさんの人が集まってきます。

エフィカシーとは

更新日：2023.03.05スタッフブログ

エフィカシーとは自己効力感のことです。自己効力感とは、目標達成に向ける自己評価です。もっと簡単に言うと、自分はできるんだという根拠のない自信のことです。エフィカシーが低いと色々な悩みが発生します。今回はエフィカシーについて、またエフィカシーの高め方について紹介します。

1 エフィカシーとは
- 1.1 Self-esteemセルフ・エステーム(自尊心)との違い
2 エフィカシーが高い人のメリット
- 2.1 目標達成ができる
- 2.2 自分の可能性が広がる
3 エフィカシーの高め方
- 3.1 セルフトークを意識する
- 3.2 小さな積み重ねが大切

エフィカシーとは

カナダ人心理学者アルバート・バンデューラが提唱したものです。言語はself-efficacyセルフ・エフィカシー。自己効力感と訳されます。自分自身の能力を自分がどれくらい評価しているかでエフィカシーの高さが決まります。根拠がなくても「自分ならできる」「自分には能力がある」と思う人はエフィカシーが高いです。

自分の可能性も大きくなり、自分自身の行動範囲も広がっていきます。逆に「自分にはできない」「自分には能力がない」と思う人はエフィカシーが低いです。こうなると自分の可能性も行動範囲も狭くなってしまいます。エフィカシーは、自分が目標を達成する力を持っていると思う力です。自分自身を俯瞰することは大切ですが、他人の評価は関係ありません。自己肯定感を通して、人は自分の考えや感情、行為をコントロールしているとバンデューラは言っています。

エフィカシーはビジネスだけでなくプライベートでも様々な影響を及ぼします。ですが、エフィカシーを高めることは決して偉そうにしたり、やりたい放題したりすることではありませんので勘違いをしないようにしてください。

Self-esteemセルフ・エステーム(自尊心)との違い

似た言葉で自尊心があります。自尊心は自分を信じていることや自分を信じていると感じる程度を表します。高い自尊心を持っている人は大変なことも頑張って取り組み結果を出すことも多いです。行動や結果に直接影響しにくいのが自尊心です。

エフィカシーが高い人のメリット

目標達成ができる

エフィカシーの高い人は「自分ならできる」「自分は能力が高い」という根拠のない自信を持っています。この根拠のない自信が良いのです。根拠がないから崩れることはほとんどありません。この根拠のない自信を崩せるとしたら自分でしかありません。だから良いのです。自分がエフィカシーを高く持っていることで、どんどんと前に進めます。エフィカシーが高いと目標に向かって一直線に進めるので目標も達成できます。一つ一つ夢を叶えることが可能になります。

自分の可能性が広がる

エフィカシーが低い人は、「どうせ自分にはできない」「今からやっても遅いし、自分にはきっと無理」と思っています。こういう思いは自分の可能性を狭くするだけでなく目標を達成することもできず、ついには目標を立てることもしなくなります。エフィカシーが高い人は少しくらいの失敗でめげることなく進みます。マイナスをプラスに変えることができるのは「自分にはできる」「自分は能力が高い」という根拠のない自信です。それによって自分の可能性もどんどん広がります。理想の自分にぐっと近づけます。

エフィカシーの高め方

セルフトークを意識する

人は誰もが自分自身に言葉をかけています。毎日、無意識のうちに何万回も自分に言葉を投げかけているのです。セルフトークとは心の中での独り言です。どんな言葉をかけているのかは意識している人でないと分からないと思います。セルフトークという言葉を初めて聞いた方もいると思いますが、この機会に意識してみてください。

普段、自分が自分にどんな言葉を投げかけているのか。基本的にはネガティブなセルフトークが多いかと思います。それをポジティブなセルフトークに変えていきましょう。意識すれば呼吸もコントロールできるように、セルフトークもコントロールできます。毎日、少しずつポジティブな言葉に変えていきます。過去は変えることができませんが、未来は自分次第で変えることができます。セルフトークを意識して変えることでエフィカシーは自然と高くなります。