アントレプレナーシップとは

2020.06.23ビジネス豆知識
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新しい事業や新しいサービスの創出に欠かせないのがアントレプレナーシップです。近年、様々な企業でアントレプレナーシップを持った人材が必要とされています。今回はアントレプレナーシップについて紹介します。

アントレプレナーシップ

 

「アントレプレナーシップ」

アントレプレナーシップは企業家精神、「アントレプレナー(entrepreneur)」に「シップ(ship)」がついたものです。語源はフランス語のentrepreneurです。これが英語に転用されて使われるようになりました。アントレプレナーシップの定義は、コントロール可能な資源を超越して機会を追求することとされています。困難なことも乗り越えて、革新的な物やサービスを生み出すことができる人材が、アントレプレナーシップを持った人材と言えます。

アントレプレナーシップの始まりは企業家精神でした。ですが、近年は広義な意味でアントレプレナーシップが使われるようになっています。近年、アントレプレナーシップは幅広く解釈されています。ベンチャー企業やスタートアップ企業に必要な起業家精神としてアントレプレナーシップが使われることがあります。

起業家は収益を得ることを目的にして事業を起こしている人のことです。起業家は必ずしも会社を作らないといけないわけではありません。会社を作らなくても事業を立ち上げているだけで起業家です。一方、企業家は企業を起こしたり、企業の経営に取り組んだりする人のことです。会社のリーダーとなり経営を率いていくのが企業家です。

アントレプレナーシップは、新事業や新サービス開発に高い意欲を持って取り組むことができる能力を指しています。近年は大企業においても、企業家精神を持つ人材が重要視されており、経営に深く関わる幹部候補にアントレプレナーシップが必要とされています。既存の経営資源にとらわれず新しくビジネスを成長させる、イノベーションを起こすための原動力になるのがアントレプレナーシップです。

アントレプレナーシップが必要とされる背景

経済がグローバル化されたことによりビジネスの環境が高度化、複雑化されています。商品やサービスのライフサイクルが短くなり、新たな商品やサービスの開発が必要になってきています。性能の良い商品を作り続けていれば安泰という時代でもなくなってきています。大企業や優良企業にも新たなイノベーションを起こす必要性が出てきています。そのため、強力なリーダーシップを持ち、経営の知識があり革新的な物やサービスを生み出すことができるアントレプレナーシップを有している人材が求められています。また、年功序列、終身雇用制度の崩壊により同じ会社に一生涯勤める可能性が少なくなってきています。企業も指示待ち人間よりも、リスクを怖れることなく高い創造意欲を持った人材を求めている傾向にあります。グローバルに活躍できる次世代リーダーの需要も高まっており、アントレプレナーシップを持つ人材が必要とされる理由です。

アントレプレナーシップに必要なスキル

マネジメントスキル

企業内でのイノベーション創出に必要なのがアントレプレナーシップです。しかし、イノベーションを起こすためには、既存のルールや社風に縛られていてはできません。既存のルールに縛られない新たな組織の立ち上げが必要であり、その組織をマネジメントしていく能力のある人材が必要です。強いリーダーシップを持って組織を統率しイノベーションを興すことが求められます。そのためにマネジメントスキルは欠かせません。

ビジネスノウハウ

独創性や想像力が素晴らしくても、良いアイデアを活用することのできるノウハウがなければビジネスを構築することができません。ビジネスアイデアを形にするためには、市場のことをよく理解し、どのようなことが求められているのかを敏感に察知することが大切です。ビジネスアイデアをビジネスモデルとして確立し活用することのできる優れたビジネスノウハウが必要です。

対人能力と人脈

どんな仕事にも対人能力、人脈は重要です。特にアントレプレナーシップは優れた対人能力と人脈が必要です。自分に対して率直な意見やアドバイスをくれる人も大切です。しかし、新しいことにチャレンジすると、様々な人的障害も発生します。その際にサポートしてくれる人がいるかいないかで大きく変わります。周りの人の支援があってこそ、優れたアントレプレナーシップを発揮することが可能になります。

責任能力

新しいことに挑戦していくと発生するのが障害や困難です。壁にぶつかるということですが、基本的に乗り越えられない壁はありません。乗り越えられない壁は自分が作っているのであり、こういう人は大抵自分以外の人のせいにしています。全てにおいて起こることは自分の責任ととらえることで、違った見方ができるようになります。上手くいかないときこそ、人のせいにせず自分の行動に責任を持たなければいけません。批判を受けても発奮し行動することができるスキルがアントレプレナーシップには必要です。

アントレプレナーシップについて紹介しました。時代の変化とともに求められる人材は変化します。近年はグローバル化の影響もあり、困難なことも乗り越え革新的な物やサービスを生み出すことができるアントレプレナーシップを持った人材が求められています。アントレプレナーシップは後天的に見に付けることも可能です。この機会にアントレプレナーシップを勉強してみるのはいかがでしょうか。

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