夏のビジネスシーンでの身だしなみチェック

2020.06.11ビジネス豆知識
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暑い夏は、半袖やハーフパンツを穿いてできるだけ涼しく乗り切りたいところですが、ビジネスシーンではマナーを考えて服装を選ばなければなりません。また、汗対策やにおい対策も、周りの方を不快にさせないために必須といえます。そこで今回は、ビジネスシーンで求められる夏の服装マナーについてご紹介します。

ビジネスマン

 

クールビズはマナー違反?

夏のビジネススタイルとして一般に浸透しつつあるのが「クールビズ」です。しかし、クールビズにも一定のマナーがあり、逸脱してしまうと相手に不快な思いをさせかねません。まずは、クールビズの基本的な考え方をご紹介します。

 

クールビズとは?

そもそもクールビズとは、2005年に当時環境大臣だった小池百合子氏が発案した夏のビジネススタイルで、節電対策と合わせて行うよう提唱されました。2012年の東日本大震災によって全国的に節電の重要性が説かれ、クールビズが爆発的な勢いで広がっていきました。

現在は、夏には「半袖シャツ+ノーネクタイ」のスタイルが一般化し、街でも数多くのクールビズスタイルのサラリーマンを見かけます。環境省は、5月1日から9月30日までをクールビズ期間としています。

 

クールビズは日本独自のもの

ここで気になるのが、「クールビズはマナー違反なのか」という点です。そもそも、ビジネスシーンでは、夏でも「長袖シャツ+ネクタイ」というスタイルが一般的で、クールビズは日本独自のものです。そのため、海外の企業と取り引きを行う場合、本来のビジネスマナーに則した服装でなければ相手にされない可能性もあります。

また、国内でも「クールビズNG」を謳っている企業は依然として残っています。その様な会社と取り引きをする際は、長袖のシャツにネクタイを締め、場合によってはジャケットも羽織らなければなりません。

「夏だからクールビズでOK」と考えるのではなく、「相手を不快にさせない」ことを優先すると、おのずとビジネスシーンに適した服装になるはずです。

 

クールビズの注意点

上述のとおり、クールビズにも一定のマナーがあります。そこで、クールビズを着用する場合の注意点をご紹介します。

 

襟が崩れていないシャツを選ぶ

ジャケットを羽織らないクールビズスタイルでは、シャツの着こなしが重要です。シャツの襟が崩れているとだらしなく見え、印象は良くありません。しっかりとアイロンをかけ、襟が崩れていないシャツを着用しましょう。

襟元を小さなボタンで留める「ボタンダウンシャツ」であれば、シルエットが崩れることなく着こなせるのでおすすめです。ただ、「ボタンダウンシャツは営業には適さない」という声もあるので、外回りをする場合は着用しないほうが無難です。

 

ポリエステル素材のシャツを選ぶ

夏は汗対策も必要不可欠です。汗をかいた時にシャツが体にまとわりつくことを防ぐには、ポリエステル素材でできたシャツがおすすめです。ポリエステルはスポーツウェアの生地にも使われており、速乾性が高いため夏の汗対策にも効果を発揮します。

汗をあまりかかない方は、綿生地で通気性の良いオックスフォードシャツも良いかもしれません。

 

下着の選び方にも注意する

夏のビジネスシーンでは、下着の選び方にも注意しましょう。欧米では、シャツから下着が見えない様に、そもそもシャツの下に何も着ない方も少なくありません。しかし、気温も湿度も高い日本にはあまり適さないでしょう。

Vネックタイプのインナーを選ぶなど、シャツの胸元から下着が見えない工夫をしましょう。

 

シャツの色は清潔感や涼しげな印象を重視

ビジネスシーンの服装は、周りからどう見えるかにも注意しなければなりません。そこで、シャツの色にも気を配りましょう。例えば、真っ白のシャツより薄いブルーやグリーンのシャツのほうがさわやかで涼しげな印象を周りに与えます。色がついている分、汚れが目立ちにくいという効果もあります。

 

営業に行く場合は相手に合わせる

初めてのお客様を訪ねる場合、服装で相手に不快な思いをさせないことが大切です。相手の会社がクールビズを採用していない可能性もあるので、最初は本来のビジネススタイルで伺いましょう。

「私たちの会社ではクールビズを推奨しています」「ノーネクタイでも大丈夫ですよ」などの言葉をいただいた場合は、次からそれに合わせた服装で訪問するのが無難です。

 

夏のビジネスシーンではにおい対策が必要不可欠

服装以外にも、人が発するにおいで相手が不快に感じるケースは少なくありません。特に汗をかきやすい夏のビジネスシーンでは、におい対策が必要不可欠です。そこで、夏に有効なにおい対策をご紹介します。

 

ボディシートを使う

汗は元々無臭です。体の表面を流れる間に皮脂や垢と混ざり合い、不快なにおいを発します。ボディシートを使って皮脂や垢ごとふき取ってしまえば、においも抑えつつサラサラな肌をキープできます。

 

朝シャワーを浴びる

人は、寝ている間に汗をかいており、夜にかいた汗が朝の不快なにおいの原因となっています。朝シャワーを浴びるだけでも、寝ている間に分泌された汗・皮脂・垢などのにおいの元を洗い流せます。

 

洗濯用洗剤を変える

汗をかいて不快なにおいを発している方の中には、洗濯用洗剤や柔軟剤のにおいと体臭が混ざり合い、さらに不快なにおいとなっているケースも少なくありません。香水のにおいも同様です。

洗濯後に少しでも良いにおいに包まれたい気持ちは分かりますが、におい対策には洗剤や柔軟剤は無臭のものをおすすめします。タオルと服を分けて洗濯し、タオルには好きな洗剤や柔軟剤を使い、服は無臭の洗剤で洗うのも良いでしょう。

 

ストレスを減らす

疲れやストレスは、血中のアンモニア濃度を上げ、分泌される汗のにおいを強くすることが知られています。適度な息抜きによって、日ごろの疲れやストレスから身も心も解放することが大切です。

また、食生活の偏りも体臭に影響を与えます。肉・魚・野菜など、バランスの良い食事を3食とる様に心がけましょう。

 

清潔感を損なわないために汗対策を

服の汗染みや黄ばみは、見ている方を不快にするだけでなく、見た目の清潔感も損ないます。そこで、夏だからこそ実践したい汗対策をご紹介します。

 

制汗剤を使う

汗を抑えるための制汗剤も、現在は数多くの種類が販売されています。自分の肌や場面ごとに使い分けるのが良いでしょう。

汗をかいた後においのケアも同時にできるスプレータイプ、汗のベタつきもふき取ることができるシートタイプは、持ち運びも簡単なので外出先でも使いやすいでしょう。

事前に気になる部位にロールオンタイプやクリームタイプの制汗剤を塗っておけば、長時間汗を抑えられます。

 

ハンカチを持ち歩く

汗は、すぐにふき取ることでにおいを発しにくくなります。夏はハンカチを持ち歩き、汗をかいたらすぐにふき取るのが良いでしょう。素材にもこだわることで、さらに不快感を減らせます。

綿100%のハンカチは、手触りも良く肌を傷つける心配もありません。吸水性や速乾性にも優れているため、夏の暑い日におすすめです。ただし、傷みやすいという特徴があるので、洗濯をする際はネットに入れる工夫が必要です。

ガシガシ使いたい方には、ポリエステルのハンカチがおすすめです。ポリエステルはとにかく丈夫なので、少々雑に扱っても心配ありません。ただし、静電気が起こりやすい点は注意が必要です。

 

扇子やうちわを利用する

扇子やうちわも昔からある暑さをしのぐ方法です。電車内やオフィスなど、エアコンの効いた空間で使うと、さらに効果が高まります。特に、扇子は小さく折りたたむことが可能なので、夏は1本バッグに入れておくと良いかもしれません。

 

ただ、扇子やうちわは仰ぐ際に周りの方の迷惑となる可能性があります。満員電車やエレベーターなど、近くに誰かがいる空間では使用を控えましょう。

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