自制心を鍛えてデキるビジネスパーソンに

2020.06.08ビジネス豆知識
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仕事は、すぐに結果の出る作業だけで成り立っているわけではありません。多くの単純作業の積み重ねが重要な仕事を支えていることもあります。一見すると無意味に思える作業を継続しなければならない場面もたくさんあるでしょう。日々の単純作業を途中で投げ出さずに業績を上げていくためには、自制心を持つのが大切です。今回は、自制心が大切な理由や鍛え方などをご紹介します。

出来るビジネスパーソン

 

そもそも自制心とは

自制心とは、自分のなかに芽生えるさまざまな感情や欲望をコントロールする心を指した言葉です。

 

自分をコントロールして我慢すること

日常生活を送っていると、多くの感情や欲望が湧いてきます。例えば子どもの頃、周りの大人に怒られて不愉快に感じた思い出のある方も多いのではないでしょうか。

大人の説教から耳をそらさず最後まで聞くことは「自制心を働かせる(保つ)」行為といえます。平たくいえば、自分の気持ちをコントロールして我慢することです。

 

自制心が弱い場合の特徴

我慢する気持ちの大きさを「自制心が強い・弱い(もしくは高い・低い)」と表現し、忍耐力の度合いを示す場合があります。

自制心が弱い場合、感情の起伏が激しい、時間や約束事にルーズ、継続が苦手といった

特徴が見られがちです。

自制心に欠けると適切に感情をコントロールできず、すぐ声を荒らげる、また場所を選ばず泣き出すなどの事態が日常的に起こります。自分の都合を最優先に考えやすく、たいてい時間や約束事にはルーズです。忍耐力がないため、成果が上がるまで我慢して作業を続けられない傾向にもあります。

いつでも感情任せで周りの迷惑に考えられず何をするにも三日坊主で終わるケースは、自制心が弱い場合の典型例といえるでしょう。

自制心が弱いと、普段の仕事や私生活にいろいろと支障が出るかもしれません。そんな状況を改善したいと考える場合には、この機会に自制心のトレーニングを実践してみるのがよいと考えられます。

 

なぜ自制心は大切か

辛抱強く努力すると将来的には大きな成果へとつながっていきます。未来の自分のためにも、自制心を持って行動するのが大切です。

 

地道な努力が大きな成果をもたらす

仕事に限らず、いきなり何も努力せずに大きな成果を上げるのは簡単ではありません。多くの場合、単調に思える作業でも長く続けることで実を結びます。

勉強を例に挙げれば、子どもが遊びたい誘惑に負けず学校の授業や家での課題にきちんと取り組むとテストで高得点を取れるでしょう。その勉強スタイルが小・中・高校に渡って積み重ねられれば志望大学への合格をもたらすと考えられます。

この姿勢が仕事場で応用された場合、日々の単純作業でも辛抱強く続けられます。すぐに結果が伴わなくても、とくに気になりません。着々と作業は進められるため、やがて何らかの成果が形となって現れます。

職場でどんな作業を担当しても地道に努力できれば、最終的に大きな成果を出せると期待できます。

 

地道な努力には自制心が不可欠

仕事で地道に努力するには、学校での勉強などと同じく誘惑に流されない自制心が不可欠です。

手応えのない単純作業の繰り返しは、つまらなく感じられることもあるでしょう。何日も続けば、作業の途中で嫌になるかもしれません。場合によっては我慢できず、もっと責任ある仕事を任せてほしくなります。

ただ重要な仕事に見合うだけの実力がなければ、担当してもうまく処理できません。すぐに見返りを求める誘惑に打ち勝つには、強い自制心をもつ必要があります。面白みのない単純作業でも辛抱強く取り組むことで、重要な仕事を任されるまでに実力は磨かれるはずです。

 

自制心を鍛えるための心がまえ

自制心を鍛えるうえで重要な心がまえは、まず小さな行動から始める、苦手でも投げ出さない、失敗しても続けることです。

 

まず小さな行動から

自制心を鍛えようと考えても、最初から壮大な計画を立てると気持ちが圧倒されてしまうといわれています。計画段階で弱気にならないためには、まず簡単にできる小さな行動から着手するのが得策です。

大きなプロジェクトも、細かく分解すれば取り組みやすくなります。部屋の整理整頓はまず机の上、走るなら短い距離、仕事の資料作成であれば最初の数行からといった具合です。小さな行動でも、しっかり集中すれば自制心の鍛錬に効果を期待できます。

 

苦手でも投げ出さない

自制心を鍛える時、忘れてはいけないのが苦手でも投げ出さないことです。嫌になるたびに目をそらしていると、なかなか状況は好転しません。好きなことや楽な作業ばかりに着手していても、自制心は鍛錬されないままです。

一度に取り組む作業内容は、小さなことひとつでかまいません。すぐに結果が出なくても、苦手分野に向き合う姿勢が何より大切です。辛く感じた時には、我慢して取り組むだけで十分に価値があると考えましょう。

 

失敗しても続ける

自制心を鍛えるトレーニングは、常に成功するとは限りません。よく見られるのが、失敗したタイミングで挫折するケースです。失敗すると不快になり、トレーニングをあきらめる方が少なくないといわれています。

ただ、自制心のトレーニングで失敗することは苦手な作業に挑戦した証しです。何もチャレンジしていなければ、失敗もできません。我慢して取り組んだからこそ、失敗したと考えるのが妥当でしょう。

失敗から学んだことを有効活用すれば成功への糧になるので、決して落胆する必要はありません。

 

自制心の鍛え方

自制心の効果的な鍛え方としては、インターバル・トレーニングが挙げられます。あらかじめ1回の練習時間を決め、一定の間隔で繰り返す方法です。

 

最初の目安は5~10分

まだ自制心を鍛えるのに不慣れなうちは、練習時間を5~10分に設定するのが妥当と考えられています。早く成果を出そうと焦っても、長続きしなければ意味がありません。最初は無理せず、できる範囲から取り組みましょう。

10分を長く感じなくなったら、12分、15分と徐々に時間を延ばします。ここでも、一気に20分~30分まで増やす必要はありません。10分を何日間でクリアしなければいけないといった決まりはなく、あくまで自分のペースで進めていけば大丈夫です。

 

意思確認したら作業に集中

作業前には、これから自制心を鍛えるとはっきり意思確認して下さい。次は、どんな作業に集中するか決めます。我慢することが主目的と考えた場合、作業内容は好きなことでなく多少なりとも苦労を伴うものが適していると考えられます。

大切なのは、最初に設定した時間が経過するまで作業に集中することです。先にタイマーをセットしておくと、時間を気にせず専念しやすくなります。途中で止めたくなっても、我慢して続けましょう。

 

時間が経過したら休憩

5~10分が経過したところで、5分間の休憩です。時間を守らないとペースが乱れる原因になるため、作業が中途半端でも延長せず手を止めて下さい。その代わり、休憩時間を終えたら即座に作業再開です。

インターバル・トレーニングでは、5~10分は我慢して作業に集中、時間が経過したら5分間休憩、休憩後にすぐ作業再開の手順を繰り返します。できれば、1回の練習で1~2時間ほど繰り返すと効果的です。その後は長めに休憩し、また繰り返し作業に着手します。

 

初めのうちは2~3分で嫌になるかもしれませんが、その時は自制心を鍛えるためと思って5分を目標に頑張ってみましょう。

 

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