冬のコールセンターで働く時の寒さ対策

更新日:2023.02.16コールセンター

冬のコールセンターで働く時の寒さに震える女性

コールセンターで働く場合、長時間座りっぱなしになることがほとんどです。冬になると寒さが厳しくなり、人によっては凍えそうな思いをしながら仕事をするはめになることも。そのままだと体調不良の原因にもなってしまうため気をつけたいところです。各個人で寒さ対策をして、快適に仕事を進めましょう。今回は、冬のコールセンターで働く時の寒さ対策方法や、注意点などをご紹介します。

寒さ対策に使えるアイテム

コールセンターでは、席ごとに空調を調節してもらえるとは限りません。個人で対策するしかない場合もあります。各自で防寒グッズを用意したほうが良いでしょう。こちらでは、寒さ対策に活用したいアイテムをご紹介します。

着脱しやすい上着

コールセンターで働く場合、持っておきたいのが着脱しやすい上着です。寒い時にすぐに羽織って、温まることができます。暖房がきいて暑くなってきたら脱ぎ、のぼせないようにもできるのがメリットです。

ネックウォーマー

体を温めたい時は、「首」のつく場所を優先的に温めると良い、と聞いたことはないでしょうか。手首や足首、首などには太い血管が通っています。首のつく場所を温めることで血液も温まり、体を循環していきます。血行も良くなるため、自然と冷えを遠ざけられるようです。首元を温めたい時におすすめなのがネックウォーマーです。

マフラーやストールなどもありますが、巻き付ける手間がかかります。ネックウォーマーなら、頭からすっぽりとかぶるだけで簡単に着脱可能です。薄手で軽く暖かい素材を選べば、もこもこして邪魔になることもありません。

暖かい素材の肌着

体そのものを温めたい時におすすめなのが肌着です。冬用の暖かい素材を使ったものなら、着るだけでぬくもりを感じられます。化学繊維を使ったものもあれば、綿を使った天然素材のものもあります。お肌が弱い方は天然素材の肌着がおすすめです。汗をかいてもかゆくなりにくく、肌荒れ防止につながります。

靴下やタイツ

足先は心臓から遠く、温まりにくい箇所のひとつです。靴下やタイツを使って、しっかりと温めてあげましょう。足首を温めるため、レッグウォーマーを使うのもおすすめです。コールセンターは座りっぱなしの仕事のため、長時間たつと足がむくんでくることもあるはず。そんな時は着圧の靴下やタイツをはいて、むくみ予防をしましょう。

指なしの手袋

コールセンターのほとんどでは、システムを使用して顧客データを記録します。電話対応をしながらキーボードを打ち、データ入力をしなければならないことも多いでしょう。寒い時にタイピングすると、指先がかじかんでスピードが遅くなっていきます。手を温めてスムーズに指を動かせるようにしましょう。おすすめのアイテムが指なしの手袋です。指先があいているため、キーボードを打つ時も邪魔になりません。スピードを落とさずに入力ができるでしょう。

ひざかけ

さまざまなお店で購入でき、寒さ対策アイテムとしても定番のひざかけ。大きさや素材、色柄など、幅広い製品が販売されています。どの程度のデザインが許容範囲となるかは職場によって異なります。たとえば、あるコールセンターではキャラクターデザインのひざかけが使用できても、別のコールセンターでは無地しか認められないこともあります。

職場の規定を確認しておきましょう。また、ひざかけには多数のサイズ展開があります。大きく広げたら、毛布のように体を覆えるものもあります。職場によっては大きすぎるひざかけは敬遠されるため、適度なサイズ感のアイテムを選びましょう。

カイロ

カイロは、手に持ったり、おなかや足などに貼ったりして使います。長らく使い捨てタイプが主流でしたが、現在は充電式の繰り返し使える回路も販売されています。充電式のカイロは安価で購入できるものが多く、モバイルバッテリー機能がついた製品も存在します。デザインは商品によってさまざまです。使い勝手を考慮して、充電時間や重さ、携帯性などをチェックしてから購入しましょう。

クッション

お尻の下にクッションを一枚敷くだけでも、冷えの感じ方は変わります。暖かい素材でつくられたカバーをつけることで、さらに寒さを防止できるでしょう。また、クッションは座りっぱなしによる腰やお尻などの痛みを軽減するのにも役立ちます。体に合った硬さのものをチョイスし、体の負担を軽くしましょう。

寒さ対策の注意点

コールセンターは厳しい規制を設けているところも多く見られます。寒さ対策をする時は、職場のルールに従いましょう。

動けない

寒さ対策として、定期的にイスから立ち上がって体操し、血行を良くするという方法があります。用事をこなすついでに立ち上がって歩き回ることで体を温めるのも有効です。デスクワークの場合は座りっぱなしで体が凝り固まってしまうため、適度に動くことが大切です。

ただ、コールセンターでの勤務中は、あてがわれた席に座って電話対応を行います。ほとんどの場合、時間内は着席し続けるよう決められています。勝手に席を立つと注意されてしまうことも。そのため、体を動かして温めるといった対策はできないケースが多いようです。寒さ対策グッズで温まるようにしましょう。

持ち込み制限がある

ほとんどのコールセンターでは、持ち込めるアイテムに制限があります。理由はプライバシー上の問題です。顧客の個人情報を扱うことも多いため、トラブルにつながるような私物の持ち込みは、基本的に認められていません。職場によっては、私物を持ち込む際に申請書の提出が必要な場合があります。事前にルールを確認しておくことが大切です。

ふだんからできる寒さ対策

コールセンター内での対策だけでなく、ふだんから生活習慣を整えることで寒さを感じにくい体をつくっていきましょう。最後に、ふだんからできる寒さ対策をご紹介します。

基礎代謝のアップ

基礎代謝が大きくなると、体が一度に使うエネルギー量がアップします。エネルギーを消費する時には体が発熱するため、寒さを感じにくくなるのが特徴です。基礎代謝を高めるには筋トレすることがおすすめです。運動習慣がない方は、まずは自重を使った筋トレを始めてみましょう。

ただし、寒い屋外で運動する場合は、血圧が上がりやすい状態になっています。いきなり体を動かすと心臓に負担がかかるため注意が必要です。しっかりと準備体操して、徐々に体を運動モードへ変えていきましょう。

食事内容の改善

体を温めたい時におすすめなのが、たんぱく質やビタミンEがたくさん含まれた食材です。たんぱく質は筋肉をつくるもととなり、基礎代謝の向上に役立ちます。ビタミンEは末梢血管にかかわり、血のめぐりを良くする働きを持ちます。血行が良くなれば体も温まるため、積極的にとりいれてみましょう。たんぱく質は肉類や乳製品、卵、大豆などに豊富に含まれています。ビタミンEは、魚やアボカド、アーモンドなどに多いといわれています。栄養バランスを考慮し、ふだんのメニューに加えていきましょう。

自律神経を整える

自律神経が乱れると体温調節がうまくいかなくなり、寒さを感じやすくなるケースがあります。自律神経の乱れは生活習慣の乱れやストレスなど、さまざまなことが原因で起こります。まずは睡眠を十分にとり、心身をいたわるところから始めましょう。適度な運動で体を動かし、バランスの良い食事をとることも大切です。

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