会社の経費を削減するための方法

更新日:2022.03.31電話代行

電卓と棒グラフ

会社の中での身近な経費削減といえば、どのようなものがあるでしょう。消耗品の無駄遣いを抑えたり、無駄な業務を省いたり、電気を節約したりとさまざまな方法があります。

しかし、身近な経費に限って数字に見えづらい傾向にあり、また従業員一人ひとりの協力が必要になるため、これらを削減するのに苦労されている会社も多いと思います。そこで今回は、身近な経費を削減する方法についてご紹介いたします

消耗品の経費削減方法

消耗品にかかる費用は、経費の中でも大きいウエイトを占める項目のひとつです。特に、印刷物関係の経費が最も多いとされているため、できるだけ印刷物を少なくするなど、印刷コストを下げる工夫をすることが大切です。

書類の電子化

書類を作成するコストは意外と高くなりがちで、紙代のほか印刷するインクやトナー代が経費を圧迫します。しかしながら、今日では多くの企業でパソコンを使用していますので、社内文書を電子化すれば経費を削減することが可能です。社内の回覧文書などもメールで添付して、できるだけ印刷をしないように心掛けましょう。

印刷のルール化

例えば、カラー印刷はモノクロ印刷に比べると3~10倍のインクやトナー代が必要になるとされています。確認用の印刷はモノクロにしたり、トナー節約印刷にしたりするなど、無駄にカラー印刷をしないためのルール化を徹底することで、トナー代やリース料を抑えることができるでしょう。

オフィス環境の経費削減方法

オフィス環境は電気代に直結する部分です。快適な環境は社員のモチベーションアップにもつながることはもちろん、コストとも深い関わりがあります。

オフィスの空調を調整する

例えば、エアコンの温度設定を1度変えるだけで、消費電力が10~13%ほど変わります。夏は28度、冬は20度を目安に設定し、冷やし過ぎや暖め過ぎに注意します。扇風機や加湿器を併用するとコストを抑えやすくなるため、これらを活用すると良いでしょう。

パソコンの電源管理

意外と電気を消費するのが、パソコンです。外出や帰宅するときはこまめに電源を切り、一定時間が経過するとスタンバイになる機能などを活用しましょう。電気代だけでなく、パソコンやモニターの寿命が延びるメリットもあります。

照明設備の管理

例えば、蛍光灯をLED照明に替えることでも、電気代削減が期待できます。人がいない場所ではこまめに電源のON/OFFを徹底し、夜の残業は1つのフロアに集まってするなども、電気代削減方法の1つです。

日頃の業務における経費削減

取り組むのが比較的難しい部分でもありますが、見直すことで大幅な経費削減が期待できます。

個人の業務見直し

スキルに合った業務内容になっているか、偏った業務内容になっていないかなど、個人が100%力を発揮できるようになっているか見直しましょう。

無駄な業務の見直し

「特に意味は感じられないが、前からこのようなルールになっていたからやっている」など、日常的になんとなく行っている無駄な業務はないでしょうか。やるべき仕事、やらなくても良い仕事を洗い出し、無駄な業務は省くようにしましょう。

作業の自動化

今まで手作業で計算していたものをパソコンソフトで計算させたり、一部の業務を機械で自動化させたりなど、導入コストはかかるものの、その後の工数削減が期待できるケースもあります。

人件費の削減

人件費は、単純に人を減らすという方法をとらなくても、社員の残業や休日出勤を減らすことでも削減することができます。そのために、社員の業務内容を見直すことはもちろん大切ですが、一部の業務を外注に任せてしまうのも1つの方法です。

例えば「新規獲得のため多くのスタッフが出かけるが、お客様からの対応もしなければいけないため、事務所に一人は電話番を置いている」というケースは、電話代行サービスを利用すれば解決できるでしょう。

上記のように、経費削減の方法は複数あります。一度にすべてを行うのは難しいという場合でも、できるところから取り組むことが大切です。電話代行サービスなども利用した経費削減方法を、ぜひご検討下さい。

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