土地の有効活用「コインパーキング」「コインランドリー」
更新日:2022.05.09スタッフブログ使っていない土地を有効活用するには、コインパーキングやコインランドリーを開業するのがおすすめです。基本的に無人で営業できるため、副業としても無理なく行えます。こちらでは、コインパーキングやコインランドリーを経営するメリットと注意点についてご紹介します。
有効な土地活用法をご紹介します
コインパーキング運営のメリットと注意点
コインパーキングは土地があれば無人で経営できることから、土地活用の方法として一般的に広く活用されています。
コインパーキング経営の大きなメリットは、少ない初期投資ではじめられることです。建物を建てる必要がないため、コンビニエンスストアやマンションを経営するよりも、初期コストがかかりません。平面駐車場なら、ほぼ初期投資なしではじめることも可能です。立体駐車場の場合は設備投資が必要になりますが、建物を建てる場合と比べると、費用は大幅に安くなります。
コインパーキング経営にはいくつかの注意点もあるため、気をつけましょう。まずは、税制上のメリットが少ないことです。建物を建てるとさまざまな税制上の優遇措置が受けられますが、コインパーキングの場合はあまり受けられません。アパートやマンションの場合、「住宅用地」となるため、固定資産税や都市計画税が軽減されます。しかし、コインパーキングの場合は「住宅用地」としての軽減措置がないため、ほぼ6倍の税金を払うことになります。
また、所得税負担も大きくなる点に注意が必要です。平面駐車場の場合、減価償却費がなく、立体駐車場の場合でも建物と比べると少なくなります。「支出を伴わない必要経費」が少ないため、所得税が課される部分も大きくなってしまうわけです。
他にも、土地の利用効率が良くないことがあります。アパートやマンションであれば、2階建てや10階建てにもできますが、平面駐車場の場合、土地をワンフロア程度しか活用できません。広い面積を使うことはできない点に注意しましょう。
コインランドリー運営のメリットと注意点
コインランドリーもコインパーキング同様、基本的に無人で営業できます。経営者が行う必要があるのは、店内の掃除や売上金の回収、何か問題が合った際の対応のみです。清掃のアルバイトを雇ったり、コールセンターにお客様対応を依頼したりしておけば、普段サラリーマンをしている方でも経営できます。作業をすべてひとりで行うなら、人件費もかかりません。
またコインランドリーは、近くに人が住んでいれば、駅前の様なにぎわった場所でなくても利益を上げられます。さらに、生活に関わるビジネスであるため、不景気の影響を受けにくいのも魅力です。
しかし、コインランドリー経営には注意点もあります。まず、立地条件をよく確認することが必要です。必ずしも人通りの多い場所に出店する必要はないものの、近くに住宅地がない様なエリアだと、思い通りの利益が出せないかもしれません。コインランドリーの主な顧客となるのは、ファミリー層や洗濯機を持っていない単身者です。ユーザーが立ち寄りやすい場所に出店するのが望ましいといえます。
また、店内の様子も売り上げに大きく影響します。店の中が暗かったり、ほこりがたまっていたりすると、お客さんに不快感を与えてしまい、次回から別の店舗を利用しようと思われてしまいます。リピート率を上げるためにも、店内は常に明るく清潔にしておきましょう。
コインランドリーは土地活用がしやすいビジネスですが、出店場所や店内の管理には気を配りましょう。
土地の広さやニーズなど、トータルで考えて賢い方法を選択しよう
コインパーキングもコインランドリーも、土地活用の手段としておすすめです。条件を考慮して、どちらを開業するか賢く選択することが、安定経営の第一歩です。ケースによって異なりますが、基本的に都心に土地を持っているならコインパーキング、郊外に土地があるならコインランドリーがおすすめです。
コインパーキングは、駅前や集客施設の近くにあるほど需要が高く、価格相場も高くなります。場所によっては、10分につき500円かかるところもあるほどです。都心部にコインパーキングを開くなら、高めの料金設定でも軌道に乗る可能性が高くなります。また、広い土地を持っている場合は、たくさんの車を収容できるため、コインパーキング向きといえるでしょう。
一方、コインランドリーの場合、郊外だと比較的料金が高い傾向です。都心にはコインランドリーが多いため、どの店舗も料金設定を安めにしているからです。しかし、郊外にはコインランドリーの数が少なく、少々値段が高くても、多くの利用者がいます。特に、布団やカーペットを洗える大型機は需要が高く、都心では1000円ほどが相場なのに対し、1200円ほどの価格でも受け入れられています。
また、近くに住宅街やマンションがある場合も、コインランドリーがおすすめです。主なターゲットである共働き夫婦や、単身者が継続して利用することが期待できます。
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