大手の不動産会社と街の不動産屋さんはどう違う?

更新日:2022.05.06スタッフブログ

不動産会社のテーブル

部屋探し、あるいは物件の売買を検討している時、多くの人が不動産会社に仲介してもらいます。しかし、不動産会社は大手から老舗の地元業者まで数多くあり、どこに頼むか迷う人も多いでしょう。依頼する業者を決めるための判断基準があると苦労もありません。そこで本日も不動産ネタとして、大手不動産会社と街の不動産屋さん、それぞれのメリットとデメリットをご説明したいと思います。

大手の不動産会社と街の不動産屋さん、それぞれのメリットとデメリット

大手不動産会社のメリット・デメリット

大手の不動産会社は、全国規模のネットワークが確立されているため、基本的に多くの物件情報を持っています。周辺地域にも支店があるため、必要があれば連携できます。部屋を探している場合、希望に見合った物件を紹介してもらえる可能性が高いといえます。また知名度もあるので安心感があり、たいていは事務所の立地も良いので楽にアクセスできます。

しかし、会社の規定にしたがって手続きを行うため、融通が利かないケースもあります。たとえば家賃について、担当者が柔軟に対応することが困難なこともある様です。また、地域との密着度は老舗の業者に劣ります。物件の売買に関しては、街の不動産屋さんほど地元のニーズに詳しくないと予想されます。いつ売れるか見通せず、少しでも早く処理しようとするため査定額が低くなるという指摘もあります。

街の不動屋さんのメリット・デメリット

街の不動産屋さんは、地域とのつながりが強いです。地元の大家さんともつき合いが長いため、家賃の値下げ交渉などを引き受けてくれる可能性が高いといえます。いろいろな話を近隣の人たちから直に聞けるので、地域の事情に詳しく、お得な情報をもたらしてくれる場合もあります。

しかし、物件などの情報量は大手に及びません。地元を離れると、大手ほどのネットワークも望めないでしょう。そのため、範囲を広げて物件を探そうとすると物足りなく感じることもあります。また大手と違い、あまり宣伝にお金をかけられません。物件の売買情報が地元以外の人まで届きにくいことは、考慮しておく必要があります。

一般的によく言われる「違い」についてご説明しましたが、「何を重視するのか」によって大手不動産会社と街の不動産屋さんを使い分けるのも良いと思いますし、両方を訪ねてみるのも良いかもしれません。

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