東京のビジネスパーソンは疲れている!原因と対策

2020.04.03ビジネス豆知識
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昨今、東京で働くビジネスパーソンは疲れているといわれます。その実態が、最近のアンケート調査で明らかになりました。アンケートからは、どれくらい疲れているかだけでなく地域性や男女差、疲れの原因や対策方法も見えてきます。疲れは仕事のミスにつながるため、放置できません。今回は、調査結果をふまえ地域や性別による特徴、主要原因、効果的な疲れの解消方法をご紹介します。日頃の疲れが抜けない方は、身体のケアにお役立て下さい。

疲労

アンケートが示した東京勤務の実態

東京で働くビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査2018によれば、疲労を実感している人数は回答者全体の約8割です。

アンケート結果の概要

このアンケート調査は、養命酒製造株式会社により2017年から実施されています。2018年の調査対象は、1都3県在住者のうち東京で働く20~59歳のビジネスパーソンです。8月8日~12日の調査期間中に、インターネットリサーチで1,000名の有効回答を得ました。

調査結果を総括すると、「疲れを感じている」に「非常に」もしくは「やや」あてはまると回答した割合は79.8%に上っています。男女別では男性76.4%と女性83.2%、年代別では20代82.0%、30代76.6%、40代82.8%、50代78.3%です。

性別や年齢層による大きな違いは見られず、東京では総じて8割前後のビジネスパーソンが疲れていると分かります。

とくに目立つのは新宿エリアの変化

都内の主要なオフィス街に目を向けると、新橋・汐留エリア、新宿エリア、神田・秋葉原エリアともに多くの方が慢性的な疲れを自覚しています。

「一晩寝ても疲れがとれない(休んだ気がしない)」との項目には、70%の回答者が該当しました。地域別に見ていくと、新橋・汐留エリアが78.4%でトップとなり、新宿エリアの75.4%、神田・秋葉原エリアの75.0%と続きます。

前年の数値と比較した場合、とくに変化が大きかったエリアは新宿です。全体では神田・秋葉原の8.3%増に次いで7.5%上昇し、女性だけに限ると69.1%から82.1%と10%以上も増えています。

地域と性別をからめた場合、同じ都内でも新宿エリアで働く女性はとりわけ慢性疲労に悩まされていると判断できます。

東京で働くビジネスパーソンの疲れの原因

東京で働く方の疲れを引き起こしていると考えられる主な原因は、寝不足、過度の緊張、体質の変化です。

神田・秋葉原に多い睡眠負債

睡眠負債とは、日々の寝不足が借金の様に積み重なった状態を意味します。睡眠負債がたまっていると感じている回答者は、全体では65.6%でした。男女別と年代別も、すべて7割に届きません。

ただ地域別に見ると、神田・秋葉原エリアは78.4%と8割近くを占めトップです。新宿エリア(74.7%)と新橋・汐留エリア(72.6%)以外の地域は全体と同じく6割にとどまっており、神田・秋葉原エリアは他に比べて寝不足による疲れが大きいと考えられます。

新宿エリアは過緊張が大幅増加

リラックスしようとしてもできない(気が休まらない)場合、過緊張といわれます。この状態については、全体の58.9%があてはまると回答しました。男女別も大きく変わらず、過緊張は半数ほどしか疲れに影響していない印象を受けます。

そのなかで注目を集めたエリアが、新宿です。前年の56.7%から68.7%に12.0%の上昇率を見せ、過緊張になっているビジネスパーソンが大幅に増えたと指摘されています。新宿では、仕事の疲れと過緊張が深く関わっているかもしれません。

回答者の多くが感じている体質変化

体質の変化は、回答者の多くが自覚している症状です。疲れがたまった時に自覚しやすい不調を聞いたところ、約半分の45.9%が「疲れやすい体質になった(すぐに疲れる)」と回答しています。「体力が衰えた」(42.2%)も合わせると、ほぼ9割です。

「疲れやすい」と「体力が衰えた」は、男女別でも各々で1位と2位を獲得しています。調査結果から、これらの症状は東京のビジネスパーソンに多大な疲れを招いているといえるでしょう。

日々の疲れは放置できない

日々の疲れは、仕事上のミスにつながるため放置できません。実際、回答者の44.8%は疲れが原因でミスした経験があると答えています。

ミスのトップは電車の乗り過ごし

仕事の疲れによるミスのなかで、トップになったケースは電車の乗り過ごしです。何らかのミスを経験した方のうち33.3%が、電車で眠ってしまい降りる駅を通過しています。

この後は、「お願いされていた仕事を忘れてしまっていた」(24.1%)、「会議中に居眠りをしてしまった」(19.2%)、「作成したファイルを保存せずに閉じてしまった」(15.8%)、「上司の前であくびをしてしまった」(15.6%)です。

他には、大事な打ち合わせでの遅刻、メールの送信ミス、手違いによるデータの消失も挙げられます。

いずれのミスも好ましくない

アンケート調査から明らかになったミスは、いずれも好ましくありません。

電車の乗り過ごしは、帰宅時間を遅らせます。自宅方向に戻る時、乗り換えに時間がかかれば睡眠時間にも少なからず影響が出るでしょう。寝不足が続けば、さらなるミスを招く恐れがあります。

仕事を忘れたら周りに迷惑をかけ、会議中に居眠りしたら出席した意味がありません。遅刻やデータの消失も信用問題に関わるため、理由に関係なくミスの防止が望まれます。

疲れの原因によっては体調不良も招く

疲れの原因によっては、体調不良も招きます。上述したなかでは過緊張は、放置すると身体的不調を伴うリスクがある症状です。寝不足や体力低下も、健康を損なう恐れのある要因としてよく知られています。

体調不良から病気を患ってしまったら、仕事を続けられなくなるかもしれません。元気に働きミスを減らすためには、少しでも疲れを解消する必要があるでしょう。

疲れを解消する効果的な対策方法

調査結果によれば、疲れを解消する効果的な対策方法の上位3つは十分な睡眠、適度な運動、ぬるめのお風呂です。

7割以上が十分な睡眠で効果実感

十分な睡眠で疲れをケアする方法は、回答者の5割以上が実践しています。そのうち71.2%は、効果があるとの答えでした。回答者1,000人のなかで500人はこの方法を取り入れ、その7割にあたる350人以上は効果を実感している計算です。この数字が示す通り、十分な睡眠時間の確保は疲れ解消に大きな効果を発揮すると見込めます。

適度な運動は3割以上が実践し、64.2%(200人ほど)は効果的と回答しています。ぬるめのお風呂を実践している人数は全体の約1割でしたが、61.4%は効果を感じていました。いずれも実践した方の多くは疲れを解消できており、おすすめの方法と考えられます。

疲れる言葉と疲れない言葉

職場ではいろいろな会話が交わされますが、疲れを倍増させる言葉と疲れを半減してくれる言葉があります。

疲れを倍増する言葉は、1位「常識でしょ」と「当たり前でしょ」、2位「前にもいったよね?」、3位「まだ終わらないの?」と「仕事遅いね」です。同僚や部下の疲れを心配するなら、これらは避けたほうがよいといえます。

疲れを半減してくれる言葉は、1位「頼りにしている」、2位「期待以上だ」、3位「感謝している」です。職場では、お互いに疲れを蓄積しないためにも信頼を示すセリフやほめ言葉を混ぜながら会話することをおすすめします。

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