東京で新ビジネスを始めるメリット・デメリット

2020.03.05ビジネス豆知識
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独立開業から副業までさまざまなスタイルでビジネスを開始する際、活動拠点は東京と考えている方が少なくないでしょう。東京は国内経済の中心地であり、ビジネスにおいて多くのメリットがもたらされると見込めます。ただ、デメリットも少なくない点は理解しておく必要があるでしょう。そこで今回は、東京で新しくビジネスを始める時のメリット・デメリットをご紹介します。

東京

東京でビジネスを始めるメリット

東京で新しくビジネスを始める時の主なメリットは、人脈の広げやすさ、求める人材の見つけやすさ、情報量の多さ、通信環境の整備具合、交通網の利便性の高さ、コンタクトの取りやすさの6つです。

人脈を広げやすい

東京には人口が多く、たくさんの出会いに恵まれるため人脈を広げやすい特徴を持っています。

東京の場合、地元で暮らしている方だけでなく周辺各地から通勤・通学してくる方も大勢います。これらを合わせた人数は膨大であり、それだけ出会いの機会も増えるといえます。ビジネスに限っても、次々に人脈が広がるのは自然な結果といえるでしょう。

出会いの回数が多いのはもちろん、その中身も多種多様です。ひとつの人脈をたどっても職種は一様ではなく、経営者が含まれることもあります。交流会やカフェ会も日常的に催されているので、新たにビジネスを始める時でも人脈づくりは難しくないでしょう。

求める人材を見つけやすい

街の人口が多いと、人材のバリエーションも豊かになります。いろいろな才能の持ち主と出会える可能性があり、ビジネスで自分が求める人材も見つけやすくなると期待できます。

東京は人口が集中しているためもあり、いろいろな機会を通して知り合える人数の多さは他の地域に比べると圧倒的です。その分、優れた才能のある方と接点を持つ確率は高くなります。

どんな才能に秀でているかは、人によって異なるでしょう。語学が堪能、数字に強い、マネジメントが得意などのパターンを考えられますが、いずれにしても人脈が広がるほど自分が求める人材に遭遇する可能性は増えると見込めます。

情報量が多い

東京は、人口だけでなく情報量も豊富です。1日かけて街を歩けば、さまざまな情報にぶつかります。

街中にあふれる情報は、その量とともに内容も多彩です。ざっと見回しただけでもジャンルはビジネス関連にとどまらず、政治、文化、スポーツ、芸能など多岐にわたります。どの分野の情報も、使い方によっては仕事するうえで大きな価値を発揮するかもしれません。

東京での人脈を活かせば、さらに多くの情報を集められるでしょう。海外で事業展開している方からは、世界各地の様子を聞ける場合もあります。さまざまな情報をしっかり分析すれば、多大な情報量はビジネスにおいて強力な武器になると考えられます。

通信環境がよく整っている

東京は、通信環境がよく整っているところも特徴的です。都内なら、たいていの場所からスマートフォンで電話をかけられインターネットにもアクセスできます。

新たにビジネスを始める際、電話による営業活動は重要です。ただ、すぐ事務所に電話線を引ける保証はありません。どこでもスマートフォンがつながりやすいと、自分から電話するのも着信を受けるのも苦労しなくて済みます。

最近は、職場以外に喫茶店や公共施設でもインターネットに接続可能です。パソコンを持ち歩けば、メールでのお問い合わせにも対応できます。東京ではネット利用にほとんど不便がなく、ビジネスチャンスの確保にも大いに役立ちます。

交通網の利便性が高い

ビジネス活動を円滑に進めるうえでは、移動手段が重要です。東京は、交通網の利便性の高さによってもビジネスに貢献してくれます。

東京では、明治時代に最初の鉄道が操業開始して以降、都内各地にさまざまな路線が張りめぐらされてきました。同時に、バス路線も充実しています。電車やバスを乗り継げば、多少は時間がかかるとしても都内や近県の各所から都心部に出られます。

これらの公共交通機関は、ほぼ時刻表通りに運行している点でも頼れる存在です。とくに電車は、道路の混雑状況に左右されません。仕事の打ち合わせに遅刻するリスクは小さく、会社の信頼性向上につながります。

取引先とコンタクトを取りやすい

東京のビジネス街には多くの飲食店やレンタルスペースも軒を連ねており、取引先とコンタクトを取りやすい環境です。

取引契約の交渉において、情報の行き違いは好ましくありません。電話では声が聞き取りにくい場合があり、メールには入力ミスの危険性が潜んでいます。取引先によっては確実性を考え、直接に会って話したいとコンタクトを求めてくる場合があります。

そんな時、かつて都内でよく活用されたのが喫茶店です。最近は、レンタルスペースの使用例も増えています。いずれにしても、仕事の打ち合わせで直接のコンタクトを要望された時、東京であれば場所探しに大して時間を取られずに済みます。

あらかじめ知っておきたいデメリット

東京に活動拠点をかまえる際、あらかじめ知っておきたい代表的なデメリットは物価・人件費の高さ、変化スピードの速さ、競争の激しさ、顧客獲得の難しさの4点です。

いろいろと費用が高くかかる

東京では、ビジネスを始めるにあたり何かと費用が高くなる傾向を持っています。とくに家賃や人件費では、この特徴が顕著です。

都内でも大規模なオフィス街が広がるエリアでは、坪単価の賃料相場が安いとはいえません。会社としてのイメージや信頼性を考えて都心部に事務所を構えるとなれば、維持・管理費を含め経費を抑えるのは難しくなります。

日常生活を送るにも東京は家賃に限らず多くのお金がかかるため、最低賃金は他の地域より高額の設定です。従業員を採用する場合にも費用は高くなりがちであり、運転資金は十分に用意する必要があるといわれています。

変化が速く将来の展望が見えにくい

東京は、人々の顔ぶれから街の様相まで変化の激しい場所です。会社を取り巻く環境が目まぐるしく変わるなか、ビジネスを長期的に展望するのは簡単ではありません。

都内では多くの方が働いていますが、興味の対象は多種多様です。同じ方が、ひとつの事柄に長く関心を持っている保証もありません。しっかりニーズを追いかけないと、すぐ流行に遅れてしまいます。

その影響もあり、ビジネス街に並ぶお店の移り変わりは大変スピーディーです。つい最近まで賑わっていた店舗を見なくなったと思えば、同じ場所に新しい店舗が登場しています。変化のスピードは速く、一時的にニーズに応えられたとしても安心はできません。

同業他社との競争が激しい

ビジネスチャンスに恵まれる東京には、さまざまな企業がビジネスに参画してきます。必然的に同業者も多くなり、激しい競争は避けられません。

東京は、企業の数と種類ともに豊富です。都心のビジネス街を見渡せば、いくつもの通りに何軒ものオフィスビルが建ち並んでいます。どの通りやビルにもいろいろなジャンルの事務所が見られ、時にはひとつのエリアに同じ業種が集中している場合もあります。

会社の近くにライバルが多いほど、競争は避けられません。新規参入であれば、古参の企業とビジネスチャンスを取り合うことになります。競争に勝ち残るには、常にビジネススキルの向上を怠れないと考えられます。

新規の顧客獲得は簡単ではない

東京で新たにビジネスを始める場合、最初は馴染み客を確保できていないケースが一般的です。

昔から住んでいる地元で起業するなら、周りには顔見知りが大勢いるでしょう。お店や事務所をかまえる前から噂が口コミで広まれば、開業時には地元の方々が常連客として応援してくれるかもしれません。

ビジネスのため東京に出てきた場合、昔ながらの顔見知りになかなか頼れません。ライバル会社が多ければ、新規の顧客獲得は難しくなります。会社を軌道に乗せるには、潜在的な顧客と接点を持つため電話などでの営業活動にも尽力することを忘れてはいけません。

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